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【連載第82回】ゲームライフに役立つグッズをレポート
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PSPの活躍シーンをさらに広げるスタンド
3つ折り財布風DS Lite用ケース、シリコンカバーを紹介 |
当連載は、ゲームライフに役立つグッズを発掘し、実際に使用してみようという試みをレポートするものである。ネタに困ったときはお休みしてしまうかもしれないので不定期連載である。ちょっとした投資や工夫で、よりよいゲームライフを送っていただけるよう、鋭意努力していく所存である。
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今回紹介するのは、PSP用のスタンド「フレキシブルホルダーP」。土台を吸盤で張り付けて固定し、自在に動かせるアームの先にPSPを取り付けるという変り種のスタンドで、吸盤とアームの機構を生かした様々な利用シーンをお伝えする。DS Lite用のグッズからは、布製の折りたたみ財布のようなケースとタッチペンのセット「ウオレットセット」、DS Liteに装着して本体を傷などから保護するカバー「DSLite用 インナーシリコンポリカケース」、「CYBER・カスタムジャケット」、「CYBER・プロテクトカバー」の3製品を紹介していこう。
● アームと吸盤でフレキシブルに活躍する「フレキシブルホルダーP」
吸盤で固定するベース部分を持ち、PSPを取り付けるアームが自在に動かせるスタンド「フレキシブルホルダーP」。PSP用に発売されているスタンドは、平らなところに設置して動画観賞を目的にした製品が多く、傾斜角度を調節できるところがウリだ。だが、本製品は吸盤による固定と自在に動くアームによって文字通り「フレキシブル」に使うことができる。基本的な作りをチェックしつつ、こんな使い方をしてみました、という模様を紹介しよう。
・「フレキシブルホルダーP」
メーカー:ゲームテック
購入価格:1,260円
重量:112g
カラー:ホワイト、ブラック
◆ 外観をチェック
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スタンドライトのようにPSPを設置できる「PSP用プロテクト+コントロール」 |
全体はプラスチック製のパーツで構成されており、PSPを収めるホルダーと吸盤のついた土台を含むアームの2つを組み合わせて使用する。ホルダーには上部に2つ、左右にひとつずつ、下部に大きめのフックが1つあって、ここにPSPをはめ込むようにして固定。下部のフックにはスポンジが取り付けられていて、かっちりと固定でき、かつ着脱はスムーズに行なえる。
ただ、背面や上下左右の一部を覆うように装着するため、装着状態ではUMDやメモリースティックDuoの交換が行なえず、マイクや今後に発売されるカメラ、GPSユニットといった上部に装着するタイプの製品も装着できそうにないのが残念。電源スイッチやワイヤレスLANスイッチ、USB端子、充電端子はアクセスできるので、最低限のところは守られているが、もう少しアクセス性が欲しい。
ホルダーを回転させてみると360度ぐるりと回り、傾斜角度も28段階と細かに調節できた。後に具体的な使用例を見せていくが、様々なシチュエーションでも好みの位置に調節できるのが嬉しい。また、PSPというそこそこ重量のある機器を先端に取り付けるだけに固定力が気になるところだが、回転、角度調整ともに固めに固定されて使用しているときにも動いてしまうことがなかった。
アームの長さは約19cm、アームは全方向に170度程度、自在に曲げられる。アームの硬さもかなりのもので、PSPの重量に負けて曲がってしまうようなことはなさそう。曲げるときには土台をしっかり持って曲げる。アームの中身を見てみると、1本の金属の軸が仕込まれていた。多少細めに感じたが、強度は高そうだ。
土台にある吸盤は直径で6.8cmと非常に大きい。また、土台部にレバーが付けられていて、これを押しこむと吸盤が上方向に引き上げられ、ぴったりと張り付くことでがっちり固定される。「吸盤でPSPを固定し、アームで自在に動かせるスタンド」と聞くと、重量や重心など不安を感じるかもしれないが、値段の割に工夫されている印象を持った。
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ホルダーとアームを連結。ホルダー上部の突起と下部のツメでPSPをガッチリ固定できる |
レバーを下げると固定力が一気に高まる。外す時はレバーを上げ吸盤の突起を軽く引っ張る |
ホルダー部は360度回転する。写真は90度回転させて縦向きにした状態だ |
◆ 実際に使ってみた
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ツルツルとしたテーブルに設置してPSPを操作 |
「フレキシブルホルダーP」の最大のポイントは、装着状態のままゲームプレイが行なえることだろう。もちろん、自由な角度調整と吸盤による自由な設置もポイントで、動画観賞の面においても大きなメリットだ。
ホルダーにPSPを装着したままでも操作にはなんら支障がない。横幅と厚みが増すのだが、成人男性の手では厚みのおかげで握りやすくなり持ちやすくなる印象。また背面にはくぼみがあって指を添えやすい。
まず、スタンダードにテーブルに設置してみた。こうしてみると、アームに支えられているため、PSPを持つ力がいらない。アームの硬さも絶妙で、プレイ時にアームが曲がってしまうようなこともない。意図的に角度を変えようとすれば曲がってくれるし、それ以外に突発的に曲がることはないので安心だ。また、ホルダーは360度に回転するため、一部のシューティングタイトルなどにあるPSPを縦に持つプレイスタイルにも重宝する。従来、PSPを縦に持つと、重心が縦に長くなり、持ちづらさも加わりあまり快適とは言えなかったが、このホルダーを支えにすれば大きく改善されるはずだ。
続いて、仰向けに寝てのプレイに挑戦。テーブルの下に体を潜らせるように寝転がった。「フレキシブルホルダーP」をテーブルの端に設置して下にアームを伸ばす。写真のように仰向けに寝ている目の前にPSPが伸びてきて、本体を持つ力もなしに快適な操作ができた。吸盤の固定力が強く、見た目以上に安定感もある。惜しむらくはもう少しアームが長いとよかったかも? ぐらい。ただ、これ以上長いと重心が偏ってしまって安定感に支障が出るだろう。
同じ要領で布団のそばにも設置。今回、布団脇にある窓ガラスや棚に「フレキシブルホルダーP」を設置した。検証を担当した研究員は、寝る前などリラックスした姿勢で動画を見るのだが、従来のスタンドでは首の角度と向きが合わなかった。「フレキシブルホルダーP」では寝ている向きに応じてホルダーを回転させて正面に向けられる。
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仰向きに寝ながらプレイ。やや窮屈に感じるかもしれないが、驚くほど楽なプレイスタイル |
ベッドで横向きに寝ながら動画鑑賞。ホルダーの回転機構のおかげで幅広い使い方ができる |
窓に設置した。少し首を傾ければ、仰向けに寝たまま映像を楽しめる |
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キッチンのシンクは設置しやすい。ただし、設置場所の汚れは事前に除去しておこう |
車でも使用してみた。助手席のフロントガラスや後部座席の窓に装着してみると、かなりいい具合に収まった。車内で動画を楽しむ方法としてもかなり優秀に感じたが、UMDの交換は本体を取り外さないとできないことや、今後発売されるGPSユニットが併用できないことがますます残念に感じられる。なお、利用時には運転の妨げにならないよう、設置場所にくれぐれも注意して頂きたい。
さらにキッチンにも設置してみる。こちらではシンクに吸盤を張り付けた。テレビ録画したお料理番組などを見つつ料理をしたり、動画を見つつ洗い物をする、といった使いかたができるだろう。水気が飛ぶことを考慮し、本体前面にラップをかけておくのもよさそうだ。洗い物が退屈でおっくうだという人も、動画を見ながらだと楽しくなるかもしれない。ただうっかり夢中になって食器を落とさないように注意だ。
「フレキシブルホルダーP」は、吸盤とアームのおかげで予想以上に楽しめた製品だった。紹介してきたように様々なシチュエーションで思いがけない効果を生んでくれたが、UMDのアクセスやUSBを使う機器が使えそうにないなど、非常に残念な点もある。ぜひともこの点を改善した製品の登場を期待したいものだ。
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ダッシュボードには張り付かないのでフロントガラスに設置。走行中の振動は若干気になる |
後部座席でも写真のように窓を使えば快適に扱える。長時間の移動にはもってこいのグッズだ |
お菓子の缶に吸盤を張り付けた。土台を用意すれば吸盤が張りつかない場所でも使える |
● 折りたたみナイロン製ケースに本体、DSカードその他を収納「ウオレットセット」
・「ウオレットセット」
メーカー:コロンバスサークル
購入価格:1,500円
サイズ:縦9.7cm×横16.1cm×厚さ3.8cm
重量:92g
DSカード3枚/GBAカートリッジ2本収納
タッチペン1本付属
◆ 外観をチェック
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「ウオレットセット」のパッケージ内容。本体ケースとタッチペンがセットになっている |
「ウオレットセット」は、ナイロン製の3つ折り財布のような外観のDS Lite用ケース。DS Lite本体のほか、DSカード3枚、GBAカートリッジ2本を収納できる。素材はナイロン製で目が粗く硬めだ。開閉部はマジックテープを使用。面が大きいため、固定力はそこそこにある。ケース背面にはボタンで止めるタイプのベルト通しやカラビナが存在する。普段使っているカバンにつけるなど、使い勝手もよさそうだ。
中を開いてみると、GBAカートリッジ用のポケットと、DSカード用のポケットが左右にあり、中心にDS Liteを収納する大きなポケットがある。中身の生地は外と同じくナイロンではあるが、外側に比べて目が細かく柔らかい。本体を収納してみると、4mm程度の隙間ができるのだが、取り出しを考慮してあるもので基本的にはフィットサイズ。ちなみに、厚さ1.6mm程度のカバーを装着した本体は収納できた。
ソフト収納用のポケットはどちらもメッシュ状になっているため、収納してあるものが外から見られる。だが、伸縮性が無いため取り出しには少し苦労する。取り出し口は内側に付けられていて、ケースを開いたときに中身が落ちてしまうことがないよう工夫されている。GBAカートリッジ側には厚みのあるイヤホンなども収納できたが、ケースを閉じるとき窮屈に感じた。
本製品には大きめのタッチペンが1本付属していて、折り目の部分にある筒状のホルダーに収納できる。純正タッチペンよりも3.7cmほど長く、0.3mmほど太いものだ。純正のタッチペンでは操作に不満を覚えている人には嬉しい付属品だろう。また、このタッチペンはクリップ部分が純正のタッチペンに近い大きさになっていて、DS Lite本体に取り付けることができる。さらにペンの側面には突起がついていて、DS Lite本体のストラップホールに取り付けることもできた。ゲームを遊んでいるときなど一時的に収めておくのには十分な工夫だ。
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本体ケースは写真のように3つ折りタイプになっている。DSカード3枚、GBAカートリッジ2本、長くて太いタッチペンを1本収められる収納力の高さは魅力的だ |
付属タッチペンのグリップ部は灰色に塗られ、滑り止めの溝が刻まれている。ペン先は、純正品と変わらない感触 |
◆ 実際に使ってみた
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DS Liteを本体収納スペースに収納。GBAカートリッジを挿入したままの収納にも対応している |
DS本体、カード類など、多彩に収納できるケースであり、各所に工夫も見られるため使い勝手はなかなかのもの。ナイロン製のケースというのもDS Lite用のケースとしては実は少なく、好む人も多いのではないだろうか。
作りの問題上いたしかたないことではあるが、ケースを完全に開かないと本体を取り出せないところは若干扱いづらさを感じる。だが、マジックテープで固定する方式なので、ファスナータイプのケースに比べれば手間はかからない。
収納している内容物が完全に各ポケットで区切られるため、保護性能もなかなか良い。折りたたみ時には本体が内部に収まるため、ナイロン製とはいえ衝撃に対してもそこそこの吸収力がありそうに見える。また、カラビナやベルト通しを活用すると、ただのケースにはない使い勝手のよさもある。
試しに、普段愛用しているトートバッグの持ち手に引っ掛けるようにして内側にこのウオレットセットをぶらさげるようにしてみた。従来のケースをバッグの中に入れておくと、奥に入るため他の収容物ともあいまって取り出しにくくなるが、中でケースごと釣っているような状態になるため、非常に手早くケースを扱えた。
今までにあまりなかったアプローチのケースで、取り扱いに関する工夫も多く、好印象のグッズ。欲を言えばもう少しカラーバリエーションが欲しかったと思う。黒い色に赤いロゴというのは男性向きではあるが、もう少しスタイリッシュで爽やかな色合いのものも欲しくなる。ぜひとも期待したい。
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本体、DSカード、GBAカートリッジを収納したときのケースの厚みは約6cmになる |
付属タッチペンをDS Liteのタッチペンホルダーとストラップフックに装着。着脱はスムーズ |
バッグの持ち手に装着。ぶら下げて持ち運ぶ時に本体の出し入れがしやすい構造のケースだ |
● プラスチックとシリコンの2層構造カバー「DSLite用 インナーシリコンポリカケース」
・「DSLite用 インナーシリコンポリカケース」
メーカー:BLACKHORNS
購入価格:2,000円
重量:74g
カラー:オレンジ+ピンク、ブラック+ネイビーブルー、ホワイト+アイスブルー
◆ 外観をチェック
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プラスチックカバー、2色のシリコンカバーがセットになっている。カラーはホワイト+アイスブルー |
本製品は、DS Liteに装着して本体を保護するカバータイプの製品だ。硬いポリカネート素材のプラスチックカバーを外側に、柔らかなシリコンカバーを内側に組み合わせているのが特徴的。中のシリコンカバーは2色がセットになっていて、好みや気分で交換選択できる。また、プラスチックカバーは透明なので、シリコンカバーとの間にシールやステッカーを挟みこんでおくような遊びもできる。
プラスチックカバーは上下が繋がっているタイプで、厚みは約1.4mm。さらに内部のシリコンカバーの厚みが約1.6mm加わるため、装着時の厚みはだいぶ増す。電源スイッチやボリュームなどは面取り加工がされていて、厚みのせいでかなり奥まってしまうものの扱いやすい。
上下一体型の本体カバーの宿命か、DS Lite本体が160度以上は開かなくなってしまうのが非常に残念。外観の印象はかなり美しく、外部を硬い素材で、内部を柔らかな素材で守るという方式も理にかなったものだ。
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プラスチックカバーの内側にシリコンカバーを装着し、DS Lite本体をはめ込む |
DS Lite本体に装着した。透明のプラスチックを被せるという2層の構造は、DS Lite本体の表面に似ている。DS Liteを閉じると、上側と下側の間に0.7mmほどの隙間が残る |
◆ 実際に使ってみた
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カバー装着後のサイズは縦7.5cm×横13.6cm×厚さ2.5cm |
厚みが増してしまう分、操作性に大きく影響してしまうかと思ったが、それほど大きな変化を感じなかった。ただ、L/Rボタンに関してはカバーとボタンに大きな段差がついてしまい、操作に支障は出ないものの、指がカバーにあたるので、少々違和感を覚える。
プラスチックカバーの表面はツルツルしていて、DS Lite本体表面の感触に近いものがある。それだけに、本体のみで使用するときと同じ感覚で使用できる。また、プラスチックカバーは擦り傷が付きやすく、テーブルにおいてプレイしたところ細かな傷がすぐについてしまった。見栄えの良い外観だけに残念な点だ。
本体保護機能に関しては、2層構造の作りが魅力的なだけでなく、本体とカバーの間にいろいろと挟みこむデコレーションもできるところがなかなか面白い。本体に直接何かを張り付けるのは気が引ける人も多いだろうが、この製品の間に挟みこんでおくだけなら気軽に楽しめる。
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写真のように、L/Rボタンを押すと指がカバーに接触する。少々気になったところだ |
写真内上はカバー装着時、下は未装着時。カバー装着後は1段階までしか開かなくなる |
アイスブルーのシリコンカバーの表面にステッカーを張り付けた。見た目を気軽に変えられるグッズだ |
● マットな外観、手触りともに満足度の高いカバー「CYBER・カスタムジャケット」
・「CYBER・カスタムジャケット」
メーカー:サイバーガジェット
価格:オープン(直販価格:1,200円)
重量:37g
カラー:クリア、ブラック、ブルー、ピンク
◆ 外観をチェック
「CYBER・カスタムジャケット」は上面用カバーと底面用のカバーが分離したタイプの本体保護カバー。素材はABS樹脂で作られており、カバーの外側はラバーコーティングされている。光沢はなくラバーらしいマットな質感。表面はすべすべとした手触りで感触がよい。内側はABS樹脂のままでプラスチックそのものな感触だ。見た目は好みもあるかもしれないが、かなり好印象だ。本体カラーと近い色のバリエーションがあるため、揃えて組み合わせると一体感が高い。
上面用カバーは左右の6つのツメ、底面用カバーは左右と下の4つのツメに加えて背面の突起を本体の溝にかけて固定する。多数のツメで固定するため装着後の固定力は十二分だ。タッチペンホルダー、電源スイッチ、ボリュームなどの周辺はカバーが薄く加工されていて、取り扱いやすくなっている。カバーの厚みは約1.6mmと比較的薄めだ。
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ネイビーカラーのカバー内側を撮影した写真だ。内側はラバーコーティングされていない |
DS Lite本体にカバーを装着してみた。ツヤ消しのような落ち着いた質感だ。カバーはピッタリとフィットして固定力もある。DS Lite本体背面の一部も保護される |
◆ 実際に使ってみた
上下が分離しているタイプなので、背面はあまり大きくカバーされておらず、L/Rボタンへの干渉がほとんどない。操作感は未装着時そのままの印象。一体型のカバーではDS Liteを大きく開いたときにヒンジ部分のカバーが干渉してしまう弊害が起こりがち。この「CYBER・カスタムジャケット」は分離タイプのため、DS Liteを限界の2段階目まで開けるのだが、上下のカバーが若干当たってしまい、下側のカバーが若干1mmほど浮いてしまった。
ラバーコーティングにより、指が滑りにくくなりホールド感が高まるのが嬉しいところ。プラスチックオンリーなカバー類と比べると傷も付きにくく、指紋汚れも目立ちにくい。本体の外観にある光沢感は失われるものの、触り心地のよいマットな質感にも魅力を感じた。
カバーの厚みも薄めで、操作性やボタンへのアクセスなどに支障がほとんど出ないのもマル。手触りの良さやホールド感の向上、指紋による皮脂汚れが目立ちにくくなるというメリットがあり、保護だけではなく、ゲームプレイも向上させてくれるカバーだと感じた。欲を言えば、本体とカバーが触れる内部にもラバーコーティングを施して欲しかったと感じたものの、満足度の高いカバーだ。
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カバーを装着してもそれほど厚みを感じない。装着後のサイズは縦7.5cm×横13.6cmcm×厚さ2.5cm |
上面用カバーと下側用カバーの間に0.5mm程度の隙間ができるが、DS Liteの上側と下側の隙間はほとんど無い |
DS Liteを2段階目まで開けるものの、写真内下の未装着時と比べると完全には開ききっていないことがわかる |
● ラバーの質感はよいが、重量が気にかかるか「CYBER・プロテクトカバー」
・「CYBER・プロテクトカバー」
メーカー:サイバーカジェット
価格:オープン(直販価格:980円)
重量:76g
カラー:クリア、ブラック、ブルー、ピンク
◆ 外観をチェック
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こちらが「CYBER・プロテクトカバー」。カラーはピンクだ |
PVC素材という、硬質のゴムのような素材を使ったDS Lite用のカバーだ。上下をどちらも包み込むように保護する一体型の製品で、表面にはツヤがあり滑りにくい感触がする。カバーの厚みは約3.3mmと厚めだ。全体がPVC素材のみで作られているため、本体への傷、外部からの傷ともに保護性能は高い。
上下のカバーは細いヒモ状のパーツで繋がれており、ヒンジや背面が露出しているため背面の保護に関しては若干低め。だが、ヒンジ周辺のカバーが少ないため、DS Liteを限界まで開けた。しかし、連結用の細いカバーがヒンジ部分に挟まるようになるため、若干無理を感じたところ。反対に、本体を閉じているときには少し上下のカバーが引っ張られているような感触になった。開いたときに反動で少しカバーが浮きやすくなった。
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底面側のカバー右側には、DS Lite本体のネジ穴にはめ込むための突起が設けられている |
DS Lite本体カバーの継ぎ目を見ると厚みを感じるが、電源スイッチの穴は広く扱いやすい |
写真はDS Liteを1段階目で開いた状態だ。ヒモ状のパーツがたわみ、カバーが若干浮く |
◆ 実際に使ってみた
まず、全体がPVC素材で作られているため、内部、外部ともに傷への安心感が高い。本体を保護するカバーとして優秀なポイントだ。また、未装着時に比べてラバーの手触りが加わるため、ホールド感は向上するのも嬉しいポイントだ。背面の露出が大きいものの一体型としてはDS Liteの開閉に影響が出ない点も嬉しい。
残念な点としてはPVC素材独特のゴム臭が強いところ。使用当初の状態ではプレイ後に手に匂いが移るほどで、あまり気分のよくない話だろう。試しにカバーを中性洗剤で洗ってみたところ、匂いは若干薄くなった。素材そのものの匂いとはいえ、何度か洗ってみるのがよさそうだ。
また、カバーに厚みがあり、外見よりも重量感がある。重さは76gと、同じカバータイプの製品である「CYBER・カスタムジャケット」と比べても2倍近い。滑り止めの効果などで全体的に操作感は向上するものの、この重量に関しては購入前に気にかけておくべきだろう。
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装着後のサイズは、縦7.7cm×横13.9cm×厚さ2.8cm。固定用のガイドはDS Liteの内側に3mmほど被さる |
ヒモ状のパーツはL/Rボタンの操作に影響はない。未装着時と変わらない操作感だ |
DS Lite自体は完全には閉まらないが、上下のカバーが噛み合わさるため隙間は目立たない |
当研究所では、みなさんに取り上げてほしいネタなどを随時募集する。ドシドシと編集部までメールを送って下さい (編集部) → game-watch@impress.co.jp ←
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□ゲームテックのホームページ
http://www.gametech.co.jp/
□コロンバスサークルのホームページ
http://www.columbuscircle.co.jp/
□マックスギアのホームページ
http://maxgear.info/
□サイバーガジェットのホームページ
http://www.cybergadget.co.jp/
(2006年10月16日)
[Reported by ゲーム環境向上委員会]
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