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「PLAYSTATION TV」は、プレイステーション 3 HDD 60GBモデルを使用した、店頭試遊台としての役割を中心に、これまでにない情報端末の機能を持つ店頭専用情報端末。もちろん一般に市販されるモデルとは違い、店頭で不特定多数の人が触ることを前提に、カスタマイズすることができないといった違いはある。しかし、XMB (クロスメディアバー) を使用し、ゲームだけでなく様々なコンテンツにアクセスできるプレイステーション 3ならではの機能は、この「PLAYSTATION TV」で店頭で体感することができそうだ。 プレイステーション 3の高精細画像を体験することができるようHDモニタを搭載し、ブロードバンド回線に接続。10月末時点に設置される「PLAYSTATION TV」には、ゲームの体験版、HDDに保存された「プレイステーション 3」や対応ソフトのプロモーション映像、写真画像の閲覧 (音楽付のスライドショー)、音楽の再生などが楽しめる。試遊台として複数タイトルが収録される予定で、「DEVIL MAY CRY 4 TRIAL Version (カプコン)」、「Power Smash 3 体験版 (セガ)」、「GRAN TURISMO HD 体験版 (SCEJ)」、「RIDGE RACER 7 体験版 (バンダイナムコゲームス)」の4タイトル。 年末までに約1,000カ所に設置することを予定しており、その後も順次設置台数を増やしていくという。後々はネットワーク通信機能によりコンテンツ配信サービスなどのサービスも導入していきたい意向だ。コンテンツ配信サービスについてPSPを使用したものかどうかといった点については現状詳しいことは決まっていないという。
店頭専用情報端末については、9月に開催された東京ゲームショウ2006の久夛良木健代表取締役社長兼グループCEOによる基調講演において、「街角テレビのように宣伝に使用することもできる。さらに少額課金も可能であるためアーケードのような楽しみ方や新しい楽しみ方を創出することもできる」と販売店側に提案していることを明らかにしていた。 (2006年10月26日) [Reported by 船津稔]
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