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バンダイナムコゲームス、PS3「リッジレーサー7」
無限の可能性を実現したマシンカスタマイズの魅力に迫る!

11月11日 発売

価格:7,329円

 株式会社バンダイナムコゲームスは、11月11日に発売を予定しているプレイステーション 3用レースゲーム「リッジレーサー7」の最新情報を公開した。

 先日開催された東京ゲームショウ2006にて、PS3の発売と同時、11月11日に発売されることが明らかになった本作。発売まで1カ月をきった今回は、「リッジレーサー」シリーズ初のマシンカスタマイズの詳細と新マシンを紹介していく。

 まず最初に紹介するのは、前回の記事で公開した「KAMATA RC410」に引き続き、新たに登場する新マシン「CENTLEE」、「MAGNIFICO」、「JUJAK」。これまでの「リッジレーサー」シリーズで活躍してきたTERRAZI、GNADEといったメーカーだけでなく、韓国メーカー「新星自動車(SINSEONG MOTORS)」が初登場となり、リッジレーサーの国「リッジステイト」のレースシーンを盛り上げてくれる。

■ マシン名:CENTLEE(セントレー)、メーカー名:TERRAZI(テラジ)

 ついに登場したTERRAZIの新作スーパースポーツマシン、セントレー。先日お披露目となったギドソピア実験工場で製作される第1号マシンである。技術のTERRAZIがこだわったこのマシン、ボディの成型や組み立てなど、その製作工程のほとんどに職人の手が必要。ほぼ手作りで製作されるマシンなのである。何百回にも及ぶ最新の風洞実験を経て完成したそのロングボディは、走らせると一転、ボディの大きさを微塵も感じさせない実にTERRAZIらしい動きをする。まさに新世代スーパースポーツマシン。

【CENTLEE】
エンジン:V型8気筒、排気量:4000cc、駆動方式:FR、全長×全幅×全高 (mm):4,550×1,930×1,350、最高速度:318km/h、ドリフトタイプ:スタンダード


■ マシン名:MAGNIFICO(マグニフィコ)、メーカー名:GNADE(グナーデ)

 GNADE製のシューティングブレーク、マグニフィコ。実用性が高く贅沢な室内、走りはパワフルでスポーティー。セレブの遊び用マシンとしての注文も多い人気車種。レース仕様はその贅沢で重厚感のあるボディが大幅に軽量化され、剛性の高い良質なレースマシンに生まれ変わっている。

【MAGNIFICO】
エンジン:直列4気筒、排気量:2000cc、駆動方式:FR、全長×全幅×全高 (mm):4,200×1,850×1,350、最高速度:247km/h、ドリフトタイプ:マイルド


■ マシン名:JUJAK(スザク)、メーカー名:SINSEONG MOTORS(新星自動車)

 近年急成長を遂げているSINSEONG MOTORSが放つハイテクスポーツクーペ、スザク。天候や路面の状況に合わせたマルチトルクコントロール、iFマシンビューによる危険物感知システム、市販車初となるAEVの導入など、SINSEONG自慢の最新技術が惜しみなく投入されている最新スポーツマシン。

【JUJAK】
エンジン:直列4気筒、排気量:2700cc、駆動方式:FR、全長×全幅×全高 (mm):4,395×1,850×1,330、最高速度:251km/h、ドリフトタイプ:ダイナミック



■ 世界に1台しかないマシンを作ることが可能な「マシンカスタマイズ」

 「リッジレーサー」シリーズの歴史の中で初登場となる「マシンカスタマイズ」には、マシンの外観を変更する「エクステリア」のカスタマイズとマシンの強化・走行性能の変更を行なう「パフォーマンス」のチューニングができる。

 マシンカスタマイズを行なうには、「リッジステイトグランプリ」モードでメーカーが主催するレース「メーカーズトライアル」に参加し、各メーカーとコネクションを築くことが必要。メーカーズトライアルで結果を残せば、主催するメーカーとの間にコネクションが生まれ、マシンやパーツを購入したり獲得できる。さらに、多くのマシンメーカーやパーツメーカーとコネクションが作れれば、選択できるマシンやパーツが増える。

・外装の変更を可能にする「エクステリアカスタマイズ」

 まず、1車種あたり最大で37万5,000通りのバリエーションを生み出す「エクステリアカスタマイズ」について見ていこう。マシンメーカーと同様に、リッジステイト内に存在するパーツメーカーに、それぞれの個性の違いがある。ここではTERRAZIのCENTLEEをベースマシンにして、DIGDUG社とDRAGON SABER社のエアロパーツでどんなカスタマイズが可能になるのかを実際に見てみよう。

TERRAZI CENTLEE
【TERRAZI CENTLEE × DIGDUG】
DIGDUG社は、ドレスアップ系のスタイル重視で派手なデザインが特徴のブランド CENTLEEにDIGDUGのパーツをフルエアロ装備した状態。より戦闘的になったフォルムが印象的
ボディ側面の空気の流れを意識し、より本体と一体化されたサイドミラーにも注目。テールエンドには、迫力のリアウィングとディフューザーが装着され、後方から追い上げるライバル達を視覚的に威嚇するだろう


【TERRAZI CENTELEE × DRAGON SABER】
DRAGON SABER社は、ラグジュアリー&アダルトな雰囲気が漂うデザインが特徴のブランド CENTLEEにDRAGON SABERのパーツをフルエアロ装備した状態。CENTLEEの元々のフォルムを生かしつつ、独自の解釈で渋く仕上げている
ノーマルCENTLEEの特徴ともいえる三角形の開口部を大胆にオミットし、ボリューム感・重量感をアップさせたテールエンドは、後方から追い上げるライバルに威圧感を与えるだろう


 ここでは、メーカーの特徴を説明するために各パーツメーカーによるフルエアロ状態で紹介したが、ゲーム中では「フロントスポイラー」、「サイドステップ+ミラーセット」、「リアバンパー+マフラーセット」、「リアウィング」、「ボンネットフード」の5カ所が独立しており、それぞれのパーツを選択・装着できる。ホイールもまた別にチョイスすることが可能だ。

これだけでも十分にボリュームがあるエクステリアカスタマイズ。さらに、ボディの印象を大きく変える「ボディデザイン」も用意されている。これらを組み合わせた上でさらにボディの基本色を変更することができるので、カスタマイズは無限の広がりをみせてくれるだろう。

【「ボディデザイン」】
ライト光色やウィンドウシールドの色なども自由に選択できる


・マシンのポテンシャルを引き出す「パフォーマンスチューニング」

 マシンの強化・走行性能の変更を行なう「パフォーマンス」は、1車種あたり最大で7,150通りのバリエーションが存在する。今回は「ニトロキットのカスタマイズ」と「プラグインユニット」の詳細について見ていこう。

 マシンメーカー純正のニトロキットは、初期状態のSTAGE0からSTAGE2までの2段階のパワーアップが可能。「UFRAシングルイベント」など、リッジステイト内で開催されている各種のレースに参加して稼いだ賞金を使い、マシンメーカーからニトロキットを購入・パワーアップさせることができる。

【ニトロキットのパワーアップ】
マシン購入時に装着されているのがSTAGE0。タンクを1本ずつ消費する「シングルニトロ」のみ使用可能な、最もベーシックなニトロキット マシンメーカーから購入するSTAGE1。複数タンクを同時に使用する「ダブルニトロ」、「トリプルニトロ」が使用可能となる STAGE2でニトロキットをパワーアップさせると、ニトロによる加速が終了した直後のハイスピード状態を利用した「アルティメットチャージ」が使用可能となる


 ここまでで注目すべきは、ニトロの効果が段階的に変更されているだけでなく、チャージもパワーアップ対象になっていること。しかも、さらにリッジステイトに存在する3つのニトロキットメーカー……「GALAXIAN」、「General Resource LTD.」、「CONSUMER TEC」彼らの提供する特別なニトロキットによって、その味付けはさらに多様になる。彼らが主催するメーカーズレースに参加し、コネクションを築くことが重要になるだろう。

■ GALAXIAN

 ニトロ性能はSTAGE2と共通であるが、ニトロチャージのタイプを3つのタイプから選択、セッティングを行なうことができる。

・ノーマルチャージ:STAGE2と同じチャージ方法。
・ノーマルチャージU:アルティメットチャージを強化するが、通常チャージの性能がダウンしてしまう。
・ノーマルチャージB:通常チャージを強化するが、アルティメットチャージの性能がダウンする。

■ General Resource LTD.

 チャージタイプが以下の3タイプからセッティングが可能。ニトロ性能はSTAGE2と共通であるが、General Resource LTD.ならではの高い技術力によってニトロタンクが4本搭載されているのが特徴。

・ノーマルチャージ:STAGE2と同じチャージ方法。
・リバースチャージ:通常のニトロチャージとは逆に、ニトロ使用中のみニトロをチャージすることができるようになる。
・オートチャージ:ドリフトする/しないにかかわらず、ニトロ使用中を除いて常に少しずつニトロがチャージされる。大きな楕円を描くような、ドリフトできるコーナーが極端に少ないコースで特に威力を発揮するかもしれない。

4本のニトロタンクが特徴である、General Resource LTD.のニトロキット。タンクが多いので使いどころ、ため(チャージ)どころを考えることでレース結果は大きく左右されるのではないだろうか


■ CONSUMER TEC

 チャージタイプはSTAGE2と同じであるが、ニトロタイプを4種類からセッティングすることができる。

・スタンダードニトロ:STAGE2と同じニトロタイプ。
・フレックスニトロ:ニトロボタンを押している間だけニトロが発動する。
・ロングニトロ:1.5本分のニトロタンクを2個装備するタイプ。
・ハイニトロ:効果時間が半分になるが、速度上昇率が高い「圧縮ニトロ」が使用可能となる。

【フレックスニトロ】
長時間発動させると加速力がパワーアップする、フレックスニトロ
【ロングニトロ】
ニトロのタイプが変わると、ニトロエフェクトも変化する
【ハイニトロ】
レース戦略には、自分のスタイルにあわせたニトロを選ぶことが重要となる


・さらに追加される「プラグインユニット」とは?

 メーカーとのコネクションがさらに深まっていくと、「プラグインユニット」と呼ばれる特別なパーツを購入することができるようになる。プラグインユニットを搭載することで、以下のような効果が生まれる。

・スタートを有利に運べる
・ニトロの初期チャージ量をアップ
・スリップストリームの効果をアップ
・オンラインバトルでライバルのニトロ量などデータをハッキング

 ユニットは各マシンにつき1つだけ搭載可。レースにあわせた戦略的なパーツ選択を行ない、ライバル達に差をつけることがレースを勝ち抜くための鍵となりそうだ。

【プラグインユニット】
プラグインユニットのひとつ、「レースデータアナライザー」を使用することによって、ライバルの位置やニトロチャージ量を表示してくれる。オンラインで対戦している場合には、ライバルマシンのニトロチャージ量をハッキングすることも。画面に見える▽マークは、後方にいるライバル車の位置を表示している



■ 迫力のあるフルサラウンド音響

 2chのステレオ音響とあわせて、「RR7」では効果音だけでなくBGMも5.1chでサラウンド化したフルサラウンド音響を実現。オプション画面では、各スピーカーの位置を設定することもできるので、プレーヤーの部屋のサウンド環境にあわせて、最高のリッジサウンドを楽しむことができる。

- サウンドディレクター・大久保博氏のコメント -

 「今回はBGMもサラウンドに挑戦し、前後左右のサラウンドを意識した面白いアレンジもしています。スケール感・そしてディテールの緻密さがアップしたビジュアルと共に、サウンドも次世代映像にふさわしい空間演出を行ないました。フルサラウンド対応になった、いままでにないリッジサウンドをぜひお試しください」

RIDGE RACERTM 7 (C)2006 NAMCO BANDAI Games Inc.
※画面は開発中のものです。

□バンダイナムコゲームスのホームページ
http://www.bandainamcogames.co.jp/
□製品情報
http://namco-ch.net/ridgeracer7/index.php
□関連情報
【9月1日】新要素で新たな「リッジレーサー」の世界を作り上げた
バンダイナムコゲームス、PS3「リッジレーサー7」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060901/rr7.htm
【5月11日】バンダイナムコゲームス、PS3「リッジレーサー7」のE3出展映像を公開!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060511/rr.htm
【5月10日】「リッジレーサー7」インタビュー
アソシエイトプロデューサー・寺本秀雄氏に聞く
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060510/rr7.htm
【4月28日】14人のオンラインバトルが楽しめ、マシンカスタマイズ機能も搭載
バンダイナムコゲームス、PS3「リッジレーサー7」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060428/rr7.htm

(2006年10月13日)

[Reported by 志賀康紀]



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