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価格:未定
Wii用「レッドスティール」は、5月に開催された「E3 2006」で発表されたアクションゲーム。FPS風のシステムをベースに、ヌンチャクスタイルのコントローラを銃や刀に見立てて、直感的な操作を可能にしているのが特徴。 銃でのアクションは、撃ちたい場所にポインタを向け、ボタンを押すことで射撃ができる。銃は複数種類用意されており、そのうち2種類を保持して随時切り替えられる。また一時的に時間を止め、一方的に攻撃するという必殺技も用意されている。 刀を使ったアクションでは、コントローラを左右の刀に見立てた操作が可能。コントローラを振ると、その動きに従ってゲーム中でも刀が振られる。ほかにも突きを入れたり、身をかわしたりといったアクションも可能。さらに後述の「侍ポイント(仮称)」を貯めることで、一撃必殺の技を会得したり、敵からの敬意や忠誠心を獲得できる。 銃と刀のほかにも、手榴弾を投げたり、扉を開閉したり、テーブルをひっくり返したりといった操作も可能。いずれもヌンチャクスタイルのコントローラを使ったもので、直感的なだけでなく、ゲームのインタラクティブ性を高める方向にも発想が生かされている。 Wiiによる独特のアクションのほかにも、「侍ポイント(仮称)」というユニークなシステムを搭載する。プレーヤーの行動は、無駄な争いを避ける「熟練」と、殺戮を繰り返す「野蛮」の2つに分けられ、「熟練」の行動をとるほど「侍ポイント(仮称)」を獲得できる。具体的には、敵は殺さず倒し、銃は無駄撃ちせず、自らも負傷しないという、的確で落ち着いた行動が求められる。 さらに本作はマルチプレイにも対応。他のプレーヤーとポイントを競い合ってプレイできる。 ゲームのストーリーは、ロサンゼルスから始まる。主人公となる米国人の男は、婚約者の日系人ミユの父親と対面する際、武装した集団に襲われる。ミユの父は、実は東京で最大の勢力を持つヤクザ、佐藤組の組長で、襲撃はその部下が佐藤を狙ったものだった。彼は主人公に対し、佐藤組に代々伝わる刀“カタナギリ”を持ってこいと言い、ミユをさらってしまう。負傷した佐藤は、主人公に“カタナギリ”とミユを託し、合気道の師範を尋ねるよう言って息を引き取る。主人公はミユを助けるため、日本に渡ることになる。
舞台は現代の日本をそのまま再現するのではなく、ヤクザや芸者などの伝統的な日本文化が融合された、オリエンタルな世界を作り出している。このあたりのギャップも、本作の味のひとつといえるだろう。
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□ユービーアイソフトのホームページ (2006年9月8日) [Reported by 石田賀津男]
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