コーエー、PS3「Fatal Inertia」 レースに登場する8種類のウェポンを紹介
11月発売予定 (PS3と同時発売)
価格:未定
株式会社コーエーは、プレイステーション 3用フライングコンバットレーシング「Fatal Inertia (フェイタル イナーシャ)」の最新情報を公開した。
今回は、レース中に使用できるウェポンを紹介する。レース中に「ウェポンパッド」と呼ばれるエリアの上を飛行すると、8種類あるウェポンの中から1つをランダムで手に入れられる。ウェポンは敵機にダメージを与えて撃破するのではなく、ウェポンの挙動が機体に影響し、敵機を妨害したり、自機を有利にしたりする効果がある。
その前に、プレイ画面のインターフェイスを解説しておく。まず画面右上にあるのがタイム表示。最大5ラップだが、必要周回数はマップごとに異なる。続いて左下はレーダーマップ。青のマーカー部分にチェックポイントがあり、これを全て通過しながらコースを周回することになる。このチェックポイントは1つのマップに7種類あり、それによって大きくコースが変化する。
右下にあるのがスピードメーターと現在順位。レースは8機で行なわれ、その順位が示されている。そして画面上部にあるのがウェポンアイコン。今持っているウェポンはここに表示されている。
■ マグネット
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機体にまとわりついている筒状のものがマグネット |
敵機の金属部に反応して飛んで行く、磁性を持った筒状の弾。機体に接触するとそのままくっつき、その重みで機体のコントロールを悪くする。一度に複数くっつくので、多くくっつけばその分コントロールが難しくなり、速度も低下する。また、右ウィングにくっつくと機体が右に傾くなど、くっつく場所によっても挙動が変化する。
基本的には前方に撃ち出して使うが、後方に落とすように使うことも可能。追撃してくる敵を狙うなど足止めにも使える。ちなみに射出するタイプのウェポンの多くは、前方、後方のどちらにも使用できる。
■ クラスターボム
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一度に多数のマグネットをぶつけられるクラスターボム |
マグネットが10個詰まった爆弾。敵機に近づくと爆発し、その中から10個のマグネットが飛び出し、敵機にまとわりつく。威力はマグネットに勝るが、クラスターボム自体は誘導性がなく直線軌道で飛んでいくため、きちんと敵を狙って撃つ必要がある。
これも後方にドロップして使える。この場合、落ちているクラスターボムの近くを敵機が飛行すると爆発し、マグネットが飛び出す。
■ ロケット
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敵に当てるもよし、自分で使うもよしの万能ウェポン |
誘導性を持ったロケット弾。前方に射出すると、敵機に向かって飛んで行き、マグネットのように敵機にくっつく。ロケットの推進力はくっついた後も働くため、コントロールを失ってしまう。ただし、くっついた場所によっては、相手の進行方向とロケットの推進力が同じ方向になり、ブースターとして働いてしまうこともある。
ドロップした場合はその場に落ちるのではなく、自動的に自機の底面にくっつく。この場合、ロケットの推進力がブースターとなり、一時的に機体がスピードアップする。
■ フォースシールド
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自機を守るバリアが発生する |
機体の周囲にバリアを発生させる。敵からの攻撃やクラッシュなどによるダメージを防ぐ、防御用のウェポン。相手への攻撃力はないが、先行しているときに使えれば効果的だろう。
■ スモークスクリーン
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煙幕を張って視覚的に妨害する |
後方に煙幕を発生させ、敵機の視界を妨げる。こちらも先行しているときに有効に働きそうだ。
■ タイムディレイター
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周囲の時間の流れを遅くする強力なウェポン |
自分以外の時間の流れを遅くできる。自機はいつもどおり飛行できるので、一発逆転も狙える強力なウェポン。ただし出現率は非常に低い。
敵が射出した武器が目前に迫っているときや、頭上から岩石が落ちてきたときなどに使えば、それらの動きも鈍化するため、回避用としても有効に働く。
このほか、自機のすぐ後ろで爆発を発生させ、敵機や自分に向かってきているウェポンを弾き飛ばしたり、自機をスピードアップさせる効果がある「フォースブラスト」と、自機の周囲の電力をシャットダウンし、敵機のホバリングシステムを停止させるとともに、くっついているマグネットを落とせる「EMP」がある。
どれが手に入るかはその瞬間までわからないが、使いどころが勝負を大きく分けるポイントとなるのは間違いないだろう。
■ 機体へのダメージと回復
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メインゲートに併設されているピットストップ |
ウェポンによる機体への直接的なダメージがないことは先に述べたが、地面や壁に激突した場合はダメージを受ける。例えばサイドから壁に強く機体を打ち付けてしまうと、ウィングが機体から外れてしまうことがある。こうなると機体のコントロールが非常に難しくなる。さらにダメージが蓄積すると、機体が爆発し、リタイヤとなってしまう。
もし深刻なダメージを受けた場合は、メインゲート付近にある「ピットストップ」を通過すると、機体を修理できる。残り周回数と機体のダメージを見ながら、適切なタイミングで使いたい。逆に、ダメージが深刻そうな機体にウェポンでの妨害を集中させてミスを誘い、ピットストップに入る前にリタイヤさせるといった戦術も考えられそうだ。
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□コーエーのホームページ
http://www.gamecity.ne.jp/
□「Fatal Inertia」のページ
http://www.gamecity.ne.jp/fatal/
□関連情報
【6月23日】コーエー、PS3「Fatal Inertia」
最新映像と登場機体を紹介
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http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050917/koei.htm/
(2006年8月11日)
[Reported by 石田賀津男]
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