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かつて、魔族の支配者であったカヘル ヤヒは死んだ魔族をアンデッド魔族として蘇らせ、自らの配下に加えた。しかし、その魔術はあまりに強力だったため、カヘル ヤヒは持っている魔力を弱めてしまう。それをチャンスとみて反乱を起こしたのが、バルログとその仲間達である。 カヘル ヤヒは力を弱めたといっても未だ強大だった。反乱は鎮圧され、バルログは角を叩き折られ、バルログの勢力はその力を小さくされてしまった。しかしその戦いでカヘル ヤヒは、長き睡眠状態に入ってしまう。カヘル ヤヒはアンデッドの中でも強力な「火炎の影(ヤヒ)」と、「混沌」、「堕落」、「死」という強力なアンデッドに後を託す。バルログ達もまた野望を捨てていなかった。こうして2つの勢力は、終わりなき戦いを続けているのだ。 今回のアップデートでは、カヘル ヤヒを主と仰ぐアンデッド魔族の居城、影の神殿が実装される。神殿の中にはアンデッド魔族だけでなく、バルログの勢力のモンスターも待ち受けている。それぞれの勢力には「友好値」が設定されており、敵対種族を倒すことで反対勢力の友好値を得ることができる。 ちなみにバルログ側の友好度を上げるためには、影の神殿でモンスターを倒す。アンデッド側の友好度を上げるには、エピソード4で実装された「魔族の神殿」で狩りを行なう必要がある。 一定以上の友好値を獲得すると、その勢力のモンスターから先制攻撃されなくなる。更に友好度を上昇させるとモンスターのNPCからクエストを受けることが可能になる。影の神殿はアンデッド魔族の居城のため、バルログ側のクエストが多くなっているようだ。今後のアップデートで、バルログ側の拠点が実装されるだろう。 影の神殿は、地上3階建ての建物で、レベル45以上の高レベルキャラクタ向けフィールドである。各フロアは魔法陣によってつながっているが、これを利用するためには、クエストを通じて入手できる“鍵”が必要となる。各フロアにはカヘル ヤヒ直属のアンデッド魔族、「ヤヒ」、「混沌」、「死」がボスモンスターとしてプレーヤーを待ちかまえる。ボスはそれぞれ配下を連れており、一筋縄ではいかないだろう。 敵対種族を倒して、片方の勢力の味方になるという展開は、今までの「リネージュ」にはなかった、新しいシステムだ。ストーリー要素の強い「海賊島」関連のクエストとはまた違ったベクトルで、ゲームに幅を持たせている。韓国で'98年に生まれた「リネージュ」は、継続的なアップデートにより、現在も進化し続けているのである。 ■ 影の神殿で受けることができるクエスト(一部) ・闇の側で アンデッド魔族の友好度を高めることで、「ヤヒの召使」というモンスターと会話し、影の神殿の2階とアンデッド魔族のボスである堕落の出現場所にテレポートすることが可能になる。推奨キャラクタレベル45以上。 ・欲望の奈落 バルログ側のクエスト。影の神殿の各フロアにいるボスキャラクタを倒すと手に入るアイテムと「ソウルクリスタル」の欠片を組み合わせることで、ヤヒのシャツ、ヤヒのアーマー、ヤヒのマント、ヤヒのグローブ 、ヤヒのブーツ、ヤヒのリング、ヤヒのアミュレット、ヤヒのイアリング、ヤヒのヘルムを入手し、最終的にはセットアイテムを揃えることができる。 推奨キャラクタレベル55以上。 ・スパイの指令 バルログ側のクエスト。ボスモンスターである混沌と死を倒すことで、影の神殿の2階と3階に行く事ができる鍵を得る事ができるクエスト。また、ソウルストーンの欠片10個を渡せば、魔族の神殿にテレポートさせてもらう事もできるようになる。推奨キャラクタレベル45以上。 ・欲望の沼 バルログの勢力との友好値が上昇してから遂行できるクエスト。友好値の段階によりもらえるアイテムがアップグレードしていく。推奨キャラクタレベル45以上。
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□エヌ・シー・ジャパンのホームページ (2006年7月26日) [Reported by 勝田哲也]
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