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今回導入されるのは、「エピソード4~歴史と記憶~」。エピソード3で明らかになったダークエルフの拠点のひとつ、「ディアド要塞」のさらに奥深くに「地下大空洞」が発見されるところからストーリーははじまる。この大空洞には地上には棲息しないおどろおどろしいモンスターに囲まれて、2つの小さな村落がある。この村には魔族につながるといわれる“ラスタバド”に住むダークエルフに抵抗する者達がひっそりと隠れ住んでいて、プレーヤー達を助けてくれる。 この新モンスターが待ち受ける広大な地下大空洞の対象レベルは45以上、ここからさらにより高レベルキャラクタ向けの新マップにつながっていく。また、この地下大空洞はエピソード5に実装されるラスタバド城への道ともなる予定だ。この他に追加されるマップは「海賊島」、「海賊島ダンジョン」、「巨人の遺跡」、「地底湖(精霊の墓)」、「魔族の神殿」、「ケント城の隠されたダンジョン」の6つである。 今回、画像が公開されたのは「巨人の遺跡」のみである。ここには既に滅んでしまった古代巨人達の魂が眠り、この巨人達に関連するクエストに挑戦できる。遺跡を守るガーディアンが襲ってくる危険なマップとなっており、挑戦するにはレベル50程度の力量が必要だ。 他には、精霊の墓は“深淵の湖”と呼ばれる場所にあり、海賊島へつながる道が隠されていること、海賊島にはかつて世界一の海賊と呼ばれたドレイクの財宝が眠るという伝説があることが明らかになっている。 追加されたマップには新しいボスモンスターが登場する。今回公開されたのは精霊の墓に登場する「マンボラビット」。まるまるとしていて、巨大なニンジンを背負った姿はコミカルだが、どんな強さを持っているのだろうか。 「ケント城の隠されたダンジョン」はプレーヤー達が所有し、攻城戦の舞台となる城の1つ、ケント城に追加されるダンジョン。この城を所有している城主血盟のみが利用できるダンジョンである。この他の、ウィンダウッド城、ギラン城、ハイネ城、アデン城の城主血盟専用のダンジョンは、今後のアップデートで実装される予定だ。 この他にも様々な追加要素がある。まず目を引くのは240種以上の新しいアイテムだろう。この膨大な数は、「属性」にともなうもので、敵の属性を考えて武器や防具を変えることで有利に戦える。また、HP/MPを減少させる代わりにステータスをUPさせるアイテムなどもあり、対モンスター戦や、攻城戦などの戦いに合わせてより細かいカスタマイズをすることが可能になるだろう。 新しい魔法も登場する。君主が1つ、エルフが8つ、ナイトが1つ、追加され、さらにウィザードの魔法エフェクトが全面的にリニューアル、より存在感を主張できる派手なものになった。本作を象徴する4大ドラゴンもリニューアル、AIが変更され、より多彩な攻撃をダイナミックなモーションで行なってくる。 ペット好きのプレーヤーには「ラクーン」が気になるだろう。大きなしっぽを持ったタヌキそのままの姿をしたペットで、連れて歩くだけで楽しそうだ。成長すると飼い主をサポートする魔法を使うようになるという。 新規プレーヤー向けにチュートリアルも実装された。初めてプレイをするユーザーを対象に「トーキングスクロール」が提供され、ゲームを楽しみながら様々な操作を学ぶことができる。チュートリアルクエストを通じて特典アイテムも入手可能だ。 クエストも多数追加される。レベル50を超える高レベルキャラクタ向けのものも用意されており、レベル50中盤のパーティーでなくてはクリアすることのできない高難易度のものもある。レベル制限のないものも数多くあり、ポーションやスクロールといったアイテムを材料をNPCに届けることで作成できるようになるクエストもある。
より深く、広く進化していく「リネージュ クロスランカー」。数々の新要素はプレイを活発にしていくだろう。特に5つの城の内、たった1つの城しかダンジョンが追加されなかったというのは興味深い。ケント城を巡って、各サーバーで政治を含めた激しいプレーヤー間での抗争が巻き起こりそうである。 Lineage and Lineage the Cross Rancor are registered trademarks of NCsoft Corporation. 1998-2005 (C) Copyright NCsoft Corporation. NC Japan K.K. was granted by NCsoft Corporation the right to publish, distribute, and transmit Lineage the Cross Rancor in Japan. All Rights Reserved.
□エヌ・シー・ジャパンのホームページ (2005年10月24日) [Reported by 勝田哲也]
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