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【連載第37回】ゲームライフに役立つグッズをレポート

月刊ゲームグッズクリップ9月号
お手頃価格な薄型PS2用ディスプレイ、
GBM、PSP用ゲームグッズをまとめて掲載!


当連載は、ゲームライフに役立つグッズを発掘し、実際に使用してみようという試みをレポートするものである。ネタに困ったときはお休みしてしまうかもしれないので不定期連載である。ちょっとした投資や工夫で、よりよいゲームライフを送っていただけるよう、鋭意努力していく所存である。



 「ここ1カ月の間に発売されたのだが、諸々の事情により紹介できなかった」、「長いあいだ不覚にも見落としていた」というゲームグッズを一気にまとめてご紹介する、月に1度の「月刊ゲームグッズクリップ」。

 9月号では、薄型プレイステーション 2(以下、PS2)用の液晶ディスプレイ「コンパクトTFTモニター2」、ゲームボーイミクロ用のケース「スマートケースミクロ」と「ウォレットケースミクロ」、同じくゲームボーイミクロ用の液晶保護フィルター「スクリーンガードミクロ」、そしてPSP用の外部バッテリー「PSPバッテリーエクステンダー」と前面保護カバー「“PSP”対応 フェイスカバー ポータブル」を実際に使ってレポートしていくことにしよう。



● PS2のプレイスタイルが広がる! 薄型PS2用液晶ディスプレイ「コンパクトTFTモニター2」

「コンパクトTFTモニター2」

    メーカー:HORI
    価格:16,800円
    発売日:9月29日
    画面サイズ:7インチ(ワイド)
    ステレオスピーカー搭載


 HORIから発売された「コンパクトTFTモニター2」は、薄型PS2(SCPH-70000)に装着可能な7インチワイド液晶ディスプレイだ。薄型軽量の設計となっているため、薄型PS2に装着した「コンパクトTFTモニター2」をパタンと閉じれば、小脇に抱えて持ち運ぶことができる。本体の電源を確保する必要があるが、テレビの無い部屋でも車の中でもPS2を楽しむことが可能となる。

 それではまず、「コンパクトTFTモニター2」に搭載されている各種機能からチェックしていこう。「コンパクトTFTモニター2」の画面は16:9のワイドサイズとなっている。ディスプレイの側面には、画面比率を「16:9」と「4:3」に切り替えることができるスイッチが用意されており、16:9に対応していないゲームも4:3の正しい比率で表示することが可能だ。

「コンパクトTFTモニター2」の外観。映像信号はS端子映像信号を利用している 左側面に用意されている画面サイズ切り替えスイッチで、画面の比率を選択することができる

 ディスプレイの下部に配置されているステレオスピーカーは、低音は弱いものの音量は十分。外部スピーカーを用意する必要は全く感じない。それでも、より迫力のある音でプレイしたい場合は、ヘッドホンを利用するとよいだろう。ヘッドホン端子はディスプレイの右側面に2つ搭載されており、ひとつはヘッドホンを挿し込むとスピーカーから音が出力されないタイプ、もうひとつはヘッドホンと同時にスピーカーからも音が出力されるタイプとなっている。2人用のゲームをプレイするときや、2人でDVDビデオを鑑賞するときなどでも、それぞれがヘッドホンを使うことができるというのは嬉しいポイントだ。

スピーカーの径は小さいが、十分な音量が出力されるステレオスピーカーを内蔵している ディスプレイの右側面には、2つのヘッドホン端子、音量調整ボリューム、明度調整ボリューム、電源スイッチが見られる

 装着方法は至極カンタン。まずは、PS2本体のACアダプタージャックに「コンパクトTFTモニター2」のプラグを挿し込む。次に、背面両端のネジをドライバーや硬貨で回してがっちりと固定し、マルチアウトプラグをPS2に接続すればOK。あとは、「コンパクトTFTモニター2」のACアダプタージャックにPS2用のACアダプターを挿し込むだけだ。電源を液晶モニター用に別に用意する必要がなく、非常にスマートな作りになっている。

 装着後は、フタを閉じるようにして収納することが可能。また、閉じた段階で「コンパクトTFTモニター2」の電源が切れるようになっているので、基本的には電源スイッチをONにしたままで利用することができる。

PS2に「コンパクトTFTモニター2」を装着。マルチアウトプラグが目立つ背面だが、通常のテレビで利用したいときは、マルチアウトプラグを抜いてテレビ側のケーブルを挿し込むだけでOK。「NETWORK」端子と「DIGITAL OUT」端子も装着したまま利用可能だ

 それでは画質のチェックに入っていこう。ゲームやDVDビデオの映像を観ていると、ややコントラストが強めなのか、全体的に白が強調され気味。明度調整ボリュームで明るさを下げることによって調整できるが、下げすぎてしまうと今度は色の階調が飛び気味になり、平坦な映像になってしまうことがある。ゲームによっては画面調整用のテストパターンを表示することができるので、それを利用して最適な明るさに調整すると良いだろう。

 ディスプレイの解像度に関しては、少し不足しているかな? という印象。そのため、シャープな文字を表示した場合、輪郭が若干潰れ気味に表示されてしまうことがある。ただし、7インチという画面の大きさのお陰で潰れ気味の文字でも十分認識することができるため、実用上の問題はなさそうだ。派手な色にじみは感じられないが、インターレースでテキストを大量に読ませるようなソフトや、カメラが引いた小さなキャラクタが多数登場するようなゲームには向かないと思われる。

「コンパクトTFTモニター2」の画面を、16:9モード(写真左)と4:3モード(写真右)で撮影した。複雑な漢字は若干潰れ気味だが、十分認識できるレベルだ

 画質という点だけを見ると、「コントラスト調整機能が付いていればもう少し自分好みの画質に調整できたかもしれない」というもどかしさが残った。しかしながら、「コンパクトTFTモニター2」の店頭販売価格は15,000円程度となっており、7インチのゲーム用液晶ディスプレイとしては手頃な価格設定だ。利用範囲を薄型PS2のみに絞り、最低限の機能のみを搭載することで、低価格化を実現することができたのであろう。

ワイヤレスコントローラを使ってよりスマートに! 接続しているのはHORIのPS2用「ワイヤレスアナ振2ターボ」
 電源さえあればあらゆるシーンでPS2のゲームを楽しむことができるようになる「コンパクトTFTモニター2」。モニターを折りたためば、非常にコンパクトに持ち運ぶことはできる点は非常に魅力的な製品といえるだろう。

 ただ、実際の使用シーンを考えてみると、その分気になってしまったのがコントローラのコードである。設置場所をそれほど選ばないだけに、コードの取り回しに苦労することが多いのだ。そんなときには、ワイヤレスコントローラを使ってプレイして欲しい。これで外部のケーブルはACアダプターのみとなり、見た目にもさらにすっきりするハズだ!



● スマートかつスタイリッシュにゲームボーイミクロを持ち運べるケース2種が新たに登場!

 任天堂の新携帯ゲーム機「ゲームボーイミクロ(以下、GBM)」用の保護ケースがキーズファクトリーより登場。2種類ともに発売日はどちらも9月30日と発売されたばかりの物だ。GBMと言えばストレートタイプのコンパクトな筐体と取替えが可能なフェイスプレートが魅力の製品。当然傷などは付けたくないところだろう。それでは2種類のケースを順番に見ていこう。

「スマートケースミクロ」

    メーカー:キーズファクトリー
    価格:1,500円
    発売日:9月30日
    カラー:ブラック/ホワイト

 スマートケースミクロは、その名の通りGBMをスマートに持ち運ぶために特化したケースだ。ベルクロタイプの止め具が設けられているケースにはソフト収納用のケースなどは特に存在しない。GBMと挿入済みのカートリッジだけを持ち運べればよいという姿勢の製品である。GBMの魅力はそのコンパクトさにもあるので、その魅力を損なわないケースだと言えるだろう。

 ケースそのものの素材は合成皮革が使われており、サイドの部分は伸縮するゴム素材になっている。ゴム部分の締め付けは若干緩めで、そのためGBM本体を収納してみた際には少し余裕がある。動画再生や音楽再生を可能にする「PLAY-YAN micro」程度の出っ張りが生まれるカートリッジなら、接続した状態でも収納することはできそうだ。

赤いベルクロ部分の止め具にブラックの皮革のケースは、全体的にスマートな印象。止め具を開いてスッとGBMを潜り込ませるという使用方法もスマートさを出している

 この後に紹介する同社製の「ウォレットケースミクロ」に関しても同様だが、本製品にはキーリングが付けられている。ケースの使用例としては、カバンなどにくくりつけるのが良さそう。大人のゲームファンにも好評なGBMだけにスタイリッシュな外観も嬉しいところだ。

実際にGBMを収納してみたところ。ケース自体はピッチリと固定するようなものではなく、若干の余裕がある。サイド部分はゴム製の素材となっており伸縮するため、多少出っ張るタイプのカートリッジなら装着したまま収納できそうだ

「ウォレットケースミクロ」

    メーカー:キーズファクトリー
    価格:1,280円
    発売日:9月30日
    カラー:ネイビー/ホワイト/カーキグリーン


 全体が綿素材の布地でできているウォレットケースミクロはカジュアルなデザインが特徴的。カラーバリエーションも今回紹介するホワイト以外にもネイビーやカーキグリーンというシックな色合いの種類が発売されている。フタ部分はボタン式になっており、露出部分があったスマートケースミクロとは異なり全体をスッポリと収納するタイプのケースだ。

 こちらのケースは全体が布地で構成されていることもあり、GBMを収納した際の遊びは少ない。厚みには多少の余裕があるのだが、奥行きはGBM本体でピッタリのサイズだ。こちらだと「PLAY-YAN micro」ほどの出っ張りでも収納するのが苦しいところだろう。

厚みのあるお財布のような外観のウォレットケースミクロ。布地のシンプルなデザインはカジュアルさを持っている。背面に見えるのはカートリッジ収納用のポケット

 なお、ケースの背面にはカートリッジやイヤホンを収納できるポケットが設けられている。ポケットの収納数はカートリッジ1本かイヤホンのみといったところだ。またこちらの製品にもキーチェーンが付けられている。普通にケースとして使用してもいいし、カジュアルなデザインを生かして外に出した状態にしてみるのも良いだろう。

止め具はボタンが2箇所。布地で構成されていることもあり、ケース自体はGBM本体のみのサイズにピッタリ。出っ張りが出るタイプのカートリッジはいずれも収納するのは難しい。写真右は背面のポケットで、こちらも普通の形状のGBA用カートリッジを1本収納するのが限度だろう

 どちらのケースも、GBM本体と、標準のゲームカートリッジをスタイリッシュに収納する目的には向いた製品。特殊機能付きカートリッジや、複数のカートリッジを持ち歩くなら、別に収納ケースなどを用意すればいいという目的に割り切った製品といえよう。


● GBMをフルに保護するフルフェイスタイプのフィルターに新製品が登場

「スクリーンガードミクロ」

    メーカー:キーズファクトリー
    価格:500円
    発売日:9月30日


こちらが同梱されている内容物。フィルターが1枚とスポンジ製の板というシンプルな物になっている
 ケース2製品と同じく9月30日に発売になったキーズファクトリーのGBM用保護フィルターだ。連載第35回でGBM用の保護フィルター4種類を紹介した際にもピックアップしたが、GBM用の保護フィルターには画面部分だけを保護するタイプのものと、フェイスプレート全面を保護するフルフェイスタイプのものがある。スクリーンガードミクロは全面を保護するフルフェイスタイプのものとなっている。

 同梱物は保護フィルターが1枚と貼り付け用のスポンジ板となっている。フィルターは表面に緑色のフィルムが、裏面には透明のシートが貼られている。貼り付けの際にはまず緑色のフィルムを剥がし、透明のシートからフィルターを剥がしつつ貼り付けていくこととなる。

 フィルター本体は堅めで、貼り付けが難しいフルフェイスタイプながらも貼りやすい印象だ。フィルターの感触は連載第35回で当研究所としてオススメしたHORI製のフィルターに近いと考えてもらってよいだろう。貼り付け後の透明度に関しても、ほぼ同様の印象だ。ただしフィルターの貼り付け面積はHORIのものよりも広く、ボタンや十字キーのギリギリまでフィルターが存在している。GBMにフィルターを貼りつける際に角度がずれてしまうとボタン類に干渉してしまうため、若干慎重さが必要だろう。

写真左は貼り付けの模様。フィルター自体の堅さがあるため貼りつけ自体には苦労しない。写真中央は貼り付けた状態のもの。透明度も高く、満足度は高いだろう。写真右はボタン周りだが、フィルターがボタンギリギリまで存在するのが見える。そのため、多少貼り付け時の角度には気を使う必要がある

 一点、難があるとすれば、これもまたHORIのフィルターと同様だが、同梱されているフィルターが1枚だけのため、貼り付けを失敗してしまうと替えが無いところだろうか。保護面積の広さに関しては現在レポートした保護フィルターの中でも1番だけに、キレイに貼り付けられれば満足度は高いフィルターといえよう。


● PSPの背面に装着できる一体型PSP用外部バッテリー「PSPバッテリーエクステンダー」

「PSPバッテリーエクステンダー」

    メーカー:ユニバーサルシステムズ
    価格:9,800円
    発売日:9月16日
    出力電圧:5V
    容量:4,500mAh


 これまでに当連載で取り扱ってきたPSP用の外部バッテリーは、バッテリーとPSPを長いコードで接続するタイプであった。今回紹介する「PSPバッテリーエクステンダー」は、PSP本体背面へ被せるように装着するタイプ。コードの取り回しを気にすることなく、PSPのバッテリー駆動時間を大幅に延長することができるのだ。

 「PSPバッテリーエクステンダー」は4,500mAhの大容量バッテリーを搭載している。これは、PSP内蔵バッテリーの2.5倍にあたる容量だ。充電にはPSP用のACアダプターを利用し、満充電までに必要な時間は約5~6時間。本体左側面にはLEDが搭載されており、充電中はレッド、満充電になるとグリーンに変化するため充電状況をひとめで確認することができる。ただし、充電中は左背面に結構な熱が発生するので、充電しながらプレイするのは避けたほうがよいだろう。

本体全体にラバーコーティングが施されており、グリップ感は良好。背面は平らではなく、PSPの背面と同じように両端が若干盛り上がっている
左側面には充電状況を確認できるLEDを搭載。右側面の電源スイッチによってPSPへの電力供給を制御することができる

 それでは早速、「PSPバッテリーエクステンダー」をPSPに装着してみよう。まずは、PSPの底部にあるスピーカーの穴に「PSPバッテリーエクステンダー」の下部にある2つの突起を合わせる。次に、上部にあるシルバーのロックカバーを押し込み、最後にロックスイッチをスライドさせるだけだ。また、ロックスイッチを「OPEN」側にスライドさせるとロックカバーが開き、カンタンに外すことができる。

シルバーの部分がロックカバー。このカバーにある突起がUSB機器用のネジ穴に引っかかり、PSPをしっかりと固定する
「PSPバッテリーエクステンダー」を装着したPSP。厚みは約2倍になる。装着したままではUMDの入れ替えは不可能だが、着脱が容易なのでそれほど苦にはならない

 「PSPバッテリーエクステンダー」を装着したPSPでゲームをプレイしてみたところ、まずはじめに感じるのはやはり“重さ”だ。「PSPバッテリーエクステンダー」の重量は約182g、PSPの重量は約274gなので、3割程度重くなってしまう。初めて手に持ったときにはズッシリとした重さを感じてしまうことだろう。

 また、厚みが約2倍に増すため操作感も変化する。重さの増加と異なり、こちらは厚みが増したことで操作性が向上するというメリットが感じられた。PSPが握りやすくなり、特に指の収まりどころが決まらず、窮屈に感じていたアナログパッドの操作が安定した。

 最後に、気になるバッテリー駆動時間をチェックしてみよう。テストに利用したソフトはナムコの「リッジレーサーズ」。BGMと共に2台の車が疾走する「AVプレイヤー」モードを起動し、バッテリーが尽きるまでリピートする。画面の明るさは4段階中の3段階目、音量は中に設定した。まずは、PSPの内蔵バッテリーのみでテストを行なってみたところ、約4時間12分の時点でバッテリー残量が0%となった。

 次に、バッテリー残量が0%の状態のPSPに「PSPバッテリーエクステンダー」を装着し、同じテストを実施。その結果、9時間5分ほど経過したところで電源が切れた。PSPの内蔵バッテリーに比べて2倍以上のバッテリー持続時間を記録! 「PSPバッテリーエクステンダー」とPSP内蔵バッテリーを併用すれば、実に13時間程度ゲームをプレイできることとなる。もちろん、ゲームタイトルによってプレイ時間は変わってくるのだが、「PSPバッテリーエクステンダー」を装着することで、バッテリー駆動時間は今までの3倍程度に伸びると考えてよいだろう。

  9,800円という価格に少々腰が引けてしまうかもしれないが、バッテリーの容量や完成度の高さを考えれば納得の価格とも言える。「バッテリー切れの不安を解消したい」、「コンパクトに持ち運ぶことができる外部バッテリーが欲しい」という方は、是非購入を検討してみてほしい。

パッケージには、PSPと「PSPバッテリーエクステンダー」に通すタイプのネックストラップと、装着したまま収納可能な専用ケースが付属している


● PSPにマッチした魅力的なデザイン! 「“PSP”対応 フェイスカバー ポータブル」

「“PSP”対応 フェイスカバー ポータブル」

    メーカー:HORI
    価格:980円
    発売日:9月1日


 最後に紹介する「“PSP”対応 フェイスカバー ポータブル」(以下、フェイスカバー)は、PSP本体の前面を傷や汚れから守るためのプラスティック製カバー。PSPの本体上部に用意されたUSB機器用のネジ穴に装着するタイプで、フタのように開閉することができる。もちろん装着したままゲームをプレイすることが可能だ。方向キーや○、△、□、×ボタン、液晶画面へ触れる部分には、スポンジ状のクッションが貼り付けられており、フェイスカバーの開閉によって傷が付くということはないだろう。

フェイスカバーの外観は艶のあるピアノブラック。ブラックカラーのPSPと良く馴染み、装着時の一体感は中々のモノ

 PSPにフェイスカバーを取り付けるためのネジは、指で回せるほどの大きさ。また、滑り止めの溝も掘られており、ドライバーやコインを使うことなくカンタンに着脱が可能となっている。ひとつ気をつけなければいけないのは、ネジを強く締め付けすぎないこと。ドライバーなどを使用してネジが回らなくなるまでガッチリと締めてしまうと、UMDスロットの「OPENスイッチ」をスライドさせることができなくなってしまうことがある。これはHORIの公式サイトにも掲載されていることなので、十分注意していただきたい。指で回せる範囲にとどめておくのがちょうど良いという感じだ。

装着作業に道具を使う必要は無い。「OPENスイッチ」に近い方のネジは軽めに締めておこう PSPにフェイスカバーを装着。サイズはPSPにぴったり、無駄な出っ張りが無く見た目もスマートだ

 フェイスカバーのヒンジ部分は、PSP本体に対して90度、または180度で固定することができる。PSPの前面を傷や汚れから守るのが本製品の主な目的だが、90度に固定すれば、前方向からの覗き防止にも活躍する。左右からの覗きに対応するプライバシーフィルターと併用すれば、電車などでプレイするときにも他人の目を全く気にすることなくゲームを楽しむことができる。

写真左がフェィスカバーを90度に開いた状態、右は180度で固定した状態だ。開くことができるのは180度までとなっている

 「“PSP”対応 フェイスカバー ポータブル」は、数あるネジ止め式前面カバーの中でも、PSP本体と無理なくマッチする、デザインを意識した製品といえよう。その上、安全性もしっかりと考慮されており、完成度の高さを実感することができた。できることなら、セラミック・ホワイトのPSPにもマッチするホワイトバージョンも発売して欲しい! と感じた次第である。


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□HORIのホームページ
http://www.hori.jp/
□キーズファクトリーのホームページ
http://www.keysfactory.co.jp/
□ユニバーサルシステムズのホームページ
http://www.pdakobo.com/

(2005年10月11日)

[Reported by ゲーム環境向上委員会]



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