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会場:LEDZONE蒲田店
現時点で設置が決定しているのは、「カウンターストライク ネオ」専門アミューズメントスポットLEDZONE2店舗(蒲田、京都)と、ナムコ直営のアミューズメントスポット5店舗(南松本、東京中野、博多、宇都宮、名古屋)、そしてナムコ以外では、マタハリー系列のサントロペ池袋店(東京池袋)とAMPIAイセザキモール(横浜)の計9店舗。設置数は、本店に相当する蒲田店の60台を筆頭に、10台から40台となっており、先行設置台数すべて合わせると230台となる見込み。当面の目標は日本全国に2,000台としている。 正式運営にあたり、LEDZONEの運営業態も実験店舗時代の「ネットカフェ」から、風営法の認可を受けた「アミューズメントスポット」に変容している。これにより、24時間営業はできなくなり、待ち時間にインターネットに接続するといったこともできなくなる。LEDZONEは、名実ともに「カウンターストライク ネオ」専用のゲームセンターとなる。 すべての端末は、ナムコ、セガ、サミーの共通インフラであるAll.Net(Amusement Linkage Live Network)の光ファイバネットワークを介し、ナムコのサーバーに接続され、全国規模でのリアルタイム対戦を実現する。設計上は32人対戦まで可能としているが、パフォーマンスを維持するため、10対10を上限にする方針。 コイン投入による従量課金の値段設定は、10対10の傭兵戦モードが10分200円で、3対3から5対5までのクラン同士の対戦が行なえる部隊戦モードが6ラウンド4本先取200円(延長無し)。ちなみに本家「Counter-Strike」のクラン戦に相当する部隊戦モードには、「カウンターストライク ネオ」オリジナルのレギュレーションが多数盛り込まれている。 1台当たりの回転率を上げるために6ラウンド4本先取マッチにしたのがそのひとつだが、6ラウンドマッチでは、ラウンド数が少なすぎて、初回のラウンドを落としたチームが資金稼ぎのために行なういわゆるエコラウンドができなくなっている。そこで初期資金を多くしており、1ラウンド目からある程度の火力を備えた状態で戦うことができるようになっている。 なお、今回導入されるユーザーカードは、日立のミューチップを埋め込んだ非接触型のICカードを採用。チップに書き込み機能はなく、個人認証にのみ利用される。コンソールの手前にある青く点滅するリーダー部分にカードをかざすだけで、キーバインドや熟練度(レーティング)、アンロックされたスキン、キャラクタといった個人データがサーバーからクライアントに送られてくる仕組みで、IDやパスワードは不要となっている。
「長時間一カ所でキャンプしていると、敵の衛星レーダーに見つかり、レーダーマップに自分の位置が表示されてしまう」といった前作との違いなどについて、意見交換が行なわれていた。そのほかにも、傭兵戦ではフレンドリーファイア(味方撃ち)ができなかったり、レーティングの低いユーザーは、爆弾設置ポイントが視覚的に見えたりなど、多くの部分でカスタマイズが施されているようだ。 βテスト後半のフリープレイでは、テスターに混じって実際にプレイすることができたが、無骨な男兵士に加えてスタイルの良い女兵士もいたり、画面構成がガラリと一新していたり、状況にかかわらずパフォーマンスが常に一定に保たれているなど、敷居の低さと遊びやすさ、そしてプレイ中の快適さが強く印象に残った。
中でも女性キャラクタの存在は、いかにもナムコらしいというより、日本らしいアプローチで、声やモーションも新規のものが用意されているというこだわりようである。余談だが、さすがにヒットボックス(命中判定)は男女共通だという。プレイ中にラジオを通して女性の声を耳にするのはなかなか新鮮で、これがナムコのカルチャライズということだろう。
(c)Namco Ltd and Valve L.L.C
□ナムコのホームページ (2005年7月15日) [Reported by 中村聖司]
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