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ナムコ、「カウンターストライク ネオ」を正式発表 |
プレイ料金:未定
株式会社ナムコは、米Valve Softwareのアクションシューティング「Half-Life Counter-Strike」のライセンスを獲得し、これに日本語化を施し、独自要素を盛り込んだナムコオリジナルバージョン「カウンターストライク ネオ」を、同社直営の実験店舗レッドゾーンにて、4月下旬より試験サービスを開始する。利用料金などは未定となっているが、20分~30分数百円という時間ベースの料金体系を採用する見込み。
PC版CSの画面。チーム戦術に特化した内容が世界で評価された |
こちらもPC版の画面。格闘戦もウリのひとつだが、ネオでは出血の表現は抑えられるようだ |
ナムコの「カウンターストライク ネオ」は、ゲーム性そのものには手を加えず、メニュー周りの日本語化、設定周りの一部簡略化などを施し、さらに初心者向けのチュートリアルモードなどを搭載する。クライアントのバージョンは「最新版」ということで、現行の1.5もしくはβテスト中の1.6になる見込み。
プログラムには手を加えるものの、クライアントの互換性は保つということなので、リリース後もPC版(Windows/Linux)と同じ最新バージョンで楽しめることになるようだ。ただ、ネオはレッドゾーン限定のコンテンツのため、外部PCユーザーとの相互対戦は最初から想定されていないようだ。
プレイスタイルは、実験店舗レッドゾーンのLAN環境を使用し、大規模なクラン戦から最小4人程度(2対2)のチームプレイを想定。マップはCS標準ものに加え、4人対戦用のオリジナルマップも収録するという。
本家CSとネオの最大の違いは、ストーリーがオリジナルなところ。ネオは、テロリストとカウンターテロリストの戦いではなく、架空の2勢力にわかれて相争われることになる。もちろん、ゲーム性はCSのままだが、キャラクタのスキンなどは完全オリジナルで、キャラクタの戦歴に応じて見た目もそれ双方に変化していく(見た目だけで性能は同じ)というオリジナル要素も盛り込む考えだ。
ネオが設置されるレッドゾーンについては、すでに公式サイトも公開されているが、その詳細については不明となっている。レッドゾーン(LEDZONE)とは、LAN ENTERTAINMENT DEVELOPEDの略称で、オンラインコンテンツ専用のデジタルエンターテインメントスペースとなるようだ。
イメージ画像を見る限りでは、インターネットカフェ風のこしらえで、ネットワーク化された多数の液晶PCが設置され、手前にはキーボードとマウスが置かれている。同社ではレッドゾーンを拠点にCSの世界大会「CPL」の後援活動も行なっていく考えで、開店後はここに国内のCSクランのメンバーが集結することが予想される。このプロジェクトに関しては続報が届き次第また詳しくお伝えしたい。
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□ナムコのホームページ
http://www.namco.co.jp/
□レッドゾーンのホームページ
http://www.ledzone.com/
(2003年4月2日)
[Reported by 中村聖司]
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