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価格:未定
「シャドウ ハーツ」シリーズは、近代歴史の裏側を舞台にしたRPG。ルーレット要素を取り入れた独自の戦闘システム「ジャッジメントリング」を採用しており、他のRPGで味わうことができない、緊張感のあるバトルを楽しむことができる。ストーリーは歴史の裏側というだけあって、シリアスなものであるが、そんな中にも笑いと感動をプレーヤーに与えてくることから“愛と笑いのRPG”として好評を博している。 シリーズ最新作となる「シャドウ ハーツ フロム・ザ・ニュー・ワールド」の舞台となるのは'29年のアメリカ。ニューヨーク、ラスベガス、シカゴといった近代化していく大都市、イグアス、ギアナなどの大自然、インカ帝国、マヤ文明の古代遺跡などを背景に、記憶を失くした16歳の私立探偵、ジョニー・ガーランドが数々の試練を乗り越えて少年から大人に成長していく姿を描いている。また、この時代に実在した人物も登場するという。
「シャドウ ハーツ」シリーズではお馴染みとなった、行動の判定、攻撃の成否、魔法効果の大小などをプレーヤー自らが決定する「ジャッジメントリングシステム」もパワーアップしている。
■ ジョニー・ガーランド (Johnny Garland)
以前に巻き込まれた事故で父と姉を亡くし、その際に自分も記憶の一部を失う。事故から退院後、父の会社を継ぐのを嫌がり、私立探偵事務所を開いた。だが、たまに来る仕事の依頼は、家出猫の捜索や妻の浮気調査などといったくだらないものばかりであった。 そんなある日、怪しげな男から受けた一件の依頼をきっかけに、否応なしに自分の失われた過去と対峙していくことになる。
勝気な性格で、まだまだ背伸びもしたいお年頃のせいか、無茶な事件に首を突っ込んでは、力不足で空回りすることもしばしば……。
■ シャナイア (Shania)
契約を交わした精霊から力を借り受けるという、特殊な能力の持ち主。今は訳あって村を離れ、各地に出没する怪物を退治する、賞金稼ぎの仕事をしている。 見た目と違って人当たりは良く、たまに浮かべる微笑みはとても優しげであるが、瞳の奥には、常に憎悪にも似た強い意志を宿している。
ニューヨークで起こった事件の最中、偶然出会ったジョニーから、あるモノの力を感じ取り、以後行動を共にするようになるのだが……。
■ プロローグ 史上稀に見る好景気の裏側で、暴力と闇の力に支配されていたアメリカ大陸。 数年前、ジョニーは大きな事故に巻き込まれ、その際に家族と、大切な記憶を失った。父親は莫大な額の遺産を遺したが、ジョニーはそれを継ぐのを嫌い、今はニューヨークで一人の執事と供に私立探偵を営んでいる。 ジョニーが事故から目覚めたのと同時期、アメリカの各地で、ある怪現象が噂されるようになる。薄緑色の空間が歪み、中から怪物が生み出されるその現象を、人々は「窓」と呼んだ。ネイティブアメリカンの血を引く女性、シャナイアは、窓から出現する怪物を退治する賞金稼ぎの仕事をしながら、各地を旅して回っていた。 ある日ジョニーの元に、一件の依頼が届く。傷害事件の容疑者で、保釈中に逃亡した男を探し出して欲しい、と。まるで初めから仕組まれていたかのように、簡単に男を発見するジョニー。だが、そこで異変が起きる。
男の背後の空間が不気味に歪み、そこから姿を現す異形の怪物。一口で男を食い殺した怪物が、次はジョニーへと牙を向けた瞬間、人影が天井を突き破って、ジョニーと怪物の間に舞い降りる。全身を淡い光に包み、人と鳥が融合したかのような幻想的な姿で……。
■ 時代背景
第一次大戦の戦勝国として、経済的に大きく発展した若き超大国、アメリカ。しかし一方で、禁酒法の制定により、密造酒の利益でギャング達が力を持ち始め、異大陸からは、様々な闇の文化が流入し始めていた。'29年、ロストジェネレーションと呼ばれた時代……。
■ モノローグ 僕の記憶とともに、家族は死んだ。
病院で目が覚めたとき、大きな事故に巻き込まれたんだって、先生が教えてくれた。真っ赤に燃える炎の中で、父と姉は死んだ。それ以外のことは、怖くて思い出せない……。
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□アルゼのホームページ (2005年3月25日) [Reported by 志賀康紀]
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