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2004年はSCEキャラクタアクションの御三家が勢揃い! |
会場:Los Angeles Convention Center
SCEAブースレポートの第2弾は、いまや欧米におけるプラットホームの“顔”ともいえる、キャラクタアクションタイトル3本をピックアップして紹介する。E3開催前日のブリーフィングでSCEAの平井社長が口にしたように、2004年後半は奇しくも、現在のプレイステーション 2プラットホームで活躍するキャラクタ達のタイトルがほぼ同時期に北米市場に出揃うことになる。キャラクタとプラットホームをセットでアピールする戦略は、SCEが現在重視しているとされるカジュアルゲーマーの取り込みにもつながるため、今年後半には、さまざまなプロモーションが展開されることになるだろう。
赤チーム、青チームに分かれて「Ratchet & Clank up your Arsenal」の対戦プレイに挑む来場者 |
オンライン対戦用に用意されるフィールドは全部で6種類。フィールド内には破壊可能なオブジェクトをはじめ、アイテムやさまざまな仕掛け、拠点が用意されており、サブタイトルにあるように武器工廠の奪取や確保が戦略のカギとなるようだ。会場でのデモプレイでは来場者がてんでバラバラに遊んでいることが多かったが、オンラインプレイには強力な武器を搭載したビークルも用意されており、チーム内のひとりが操縦者となってビークルを操り、同乗者が武器を利用して敵方を攻撃するといったチーム内での協力プレイが楽しめるようになっている。USBヘッドセットを使ったボイスチャットに対応しており、こういったチームプレイには不可欠といってもいいだろう。オンライン対戦においては、マッチング用のロビーシステムも用意され、ここでもボイスチャットを活用できることになるということだ。
シングルプレーヤーモードの舞台は、第1作と同じ惑星Veldin。新たに、最大で4段階にパワーアップできる15のガラメカが加わる。また前作「Ratchet & Clank: Going Commando(日本名:ラチェット&クランク2 ~ガガガ! 銀河のコマンドーっす)」のプレイデータを引き継ぐことで、前作で入手したいくつかのガラメカが利用できるようになる機能も含まれる模様だ。
北米市場における発売は2004年11月が予定されている。日本での発売に関しては現時点では未発表。
【スクリーンショット】 | ||
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日本では3月11日に第2弾「ジャック×ダクスター 2」が発売されたばかりだが、北米では早くも2004年ホリデーシーズンの発売に向け、「Jak&Daxter」シリーズ第3弾となる最新作「JAK 3」がラインナップされた。会場内でも8台の試遊機が用意されており、開発元であるNAUGHTYDOGのスタッフが説明を加えながらのデモプレイが行なわれている。
また「怪盗スライクーパー」の新作「SLY2 Band of Thieves」も同様に8台の試遊機を使ってのデモプレイが行なわれている。こちらは、北米で9月14日の発売が決まった。いずれのタイトルも、来場者の試遊プレイが途切れないほどの人気ぶりで、欧米市場での認知度の高さを印象づけている。
なお、いずれも日本での発売に関しては発表されていない。
【JAK 3】 | ||
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【SLY2 Band of Thieves】 | ||
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(2004年5月15日)
[Reported by 矢作晃]
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