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メディアクエスト、「Stronghold Crusader 日本語版」を今夏発売
中世の攻城戦をモチーフにした異色RTS最新作

今夏発売予定

価格:8,980円

 株式会社キッズステーションのゲーム部門メディアクエストは、米FireFly Studiosのリアルタイムストラテジー「Stronghold Crusader 日本語版」を今夏に発売すると発表した。対応OSはWindows 98/Me/XPで、価格は8,980円。

敵は頭にターバンを巻き、腰にサーベルを付けた軽装のアラブ人。これに対し十字軍は、重装の鎧を着込み、いかにも熱そうだ
 「Stronghold」シリーズは、中世ヨーロッパの堅牢な城塞を軸に、攻める側と守る側の壮絶な戦いを丁寧に描いたリアルタイムストラテジー。軍勢を整える前に、村人の暮らしを立てるところから始める充実した内政要素に独特の味があり、ゲームエンジンそのものは2001年レベルのものでありながら、そのゲーム性は世界中で高い評価を得ている。

 ゲームの目的は、城塞を壊すか、守るかのいずれか。攻城戦の場合は、いかに犠牲を少なくして城への侵入を果たすか、防衛戦の場合は、いかに素早く城塞を造り上げ、敵の大攻勢をしのぎきるかがポイントになる。

 ちなみに長期戦をしのぎきるためには、潤沢な食料供給が欠かせないが、たとえばパンを人々に供給するためには、小麦を植えるところからはじめ、収穫した小麦を小麦粉にし、ついでパンを焼き、焼いたパンを食料庫に運びこんで初めて人々がパンを食べることができる。これをいかに効率よく行なうかは非常に重要な要素で、これこそが同シリーズの醍醐味でもある。

 さて、「Stronghold Crusader」は、「Stronghold」の続編に当たる作品で、前作がイギリスの国内戦を題材にしていたのに対し、今回は10世紀後半から始められたヨーロッパ連合軍による十字軍遠征をモチーフにしている。

 戦場も緑豊かな田園地帯から、灼熱の太陽が降り注ぐ乾燥した砂漠地帯へと変わり、敵も同じような編成の正規軍から、砂漠戦を得意とするアラブ軍に変わっている。英語版だが体験版も公開されているので、ぜひ一度試してみるといいだろう。

「Stronghold Crusader 日本語版」のゲーム画面。すでにテキストは日本語化されている。発売が楽しみだ

(c)2002 Gathering of Developers - All Right Reserved

□メディアクエストのホームページ
http://www.mediaquest.co.jp/
□関連情報
【2002年8月12日】「Stronghold: Crusader」Playable Demo
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020812/demo0812.htm
【2002年9月4日】PCゲームレビュー「ストロングホールド 完全日本語版」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020904/strong.htm

(2003年4月11日)

[Reported by 中村聖司]


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ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

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