シド・メイヤーとウィル・ライトのコラボレーションが実現
EAスクウェア、「シド・マイヤーズ シムゴルフ」

3月下旬発売

価格:7,980円

敷地にはゴルフコース以外にさまざまなアトラクションを建てることができる。最終的には飛行場も建てられ、世界中からゴルファーを呼ぶことができるようになる
 エレクトロニック・アーツ・スクウェア株式会社は、昨年のE3で話題を集めたゴルフリゾート経営シミュレーションゲーム「シド・マイヤーズ シムゴルフ」を3月下旬に完全日本語版で発売する。同作は「シヴィライゼーション」シリーズのクリエイターとして知られるシド・マイヤーの手による作品。同氏がプレイして深い感銘を受けたという「The Sims(邦題「シムピープル」)」のゲームエンジンを一部流用し、「シム」ブランドとして発売する。対応OSはWindows 95/98/Me/XPで、価格は7,980円。

 「シド・マイヤーズ シムゴルフ」は、未開発の土地を舞台に五つ星のゴルフリゾートを作り上げていく経営シミュレーションゲーム。その概要については以前Demoのコーナーでも紹介したが、驚くほど簡単だ。それでいて奥が深く、随所に大器を予感させる新しい楽しみが散りばめられている。

 ゴルフコース経営といっても、18コース揃える必要はなく、最悪1コースだけでもいい。コースの設営は、タイルを敷き詰めるような感じで、ティーグラウンドやグリーン、フェアウェイ、バンカー、木々などをぽこぽこ敷き詰めていく。オブジェクトをひとつ配置するたびに効果音が鳴る。実はこの効果音は音階になっていて連続して鳴らしていくと1曲が完成する仕組み。このあたりの作業を楽しみに変える工夫はさすがといった感じだ。

 ゴルフ場の経営を始めると、クラブハウスから次々にゴルファーたちが現れ、ディーグラウンドからグリーンに向けてフルスイングする様子が見られる。ゴルファーたちは、プレーヤーが準備したベンチに座ったり、歩道を歩きながら自由気ままに会話を楽しみ、時には飲食店に立ち寄ってお金を落としてくれる。そういったのんびりとした雰囲気を見ているだけでも楽しめるが、実はその林の裏ではプレーヤーが4ホール目を大急ぎで作成中だったりして、ゴルフリゾートの雰囲気と、コンストラクション風景とを両立させたゲーム画面が実にユニークだ。

 ゲームの目的は、ゴルフ場をうまく経営してお金を稼ぎ、ゴルフ場の評価を上げていくこと。お金がある程度たまるとさらにお金が稼げるゴルフリゾート予定地を購入できる仕組みだ。プレーヤーが作成したゴルフコースは、実際にラウンドに立ちプレイすることもできる。なお、「シムピープル」のキャラクタをインポートして使用することも可能ということだ。

新しく公開された日本語版の画面。リゾートをうまく運営するためには従業員によるサービスが必要不可欠。コースをまわるゴルファーたちの情報をチェックすることができる

(c) 2001 Electronic Arts Inc. Electronic Arts, SimGolf, Maxis, the Maxis logo, EA GAMES and the EA GAMES logo are trademarks or registered trademarks of Electronic Arts Inc. in the U.S. and/or other countries. All rights reserved. EA GAMES and Maxis are Electronic Arts brands. Firaxis Games and the Firaxis Games logo are trademarks or registered trademarks of Firaxis Games, Inc.

□エレクトロニック・アーツ・スクウェアのホームページ
http://www.japan.ea.com/
□「シド・マイヤーズ シムゴルフ」の公式ページ
http://www.japan.ea.com/simgolf/
□関連記事
【11月16日】「シド・マイヤーズ シムゴルフ」Demo
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20011116/demo1116.htm
【5月18日】シド・マイヤーのゴルフ場経営ゲームがPCで登場!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010518/e3sim.htm

(2002年1月25日)

[Reported by 中村聖司]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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