【東京ゲームショウ2001秋】会場で初お目見えのタイトルなどが登場 |
「ワールドスタジアム5」以来の野球タイトル「新野球(仮称)」 |
しかし、インフォメーションカウンター上にはエプソン製プロジェクターに投射された「新野球(仮称)」の映像が! 同社の野球タイトルといえば不動の「ファミスタ(ワースタ)」シリーズが思い起こされるが、今回のソフトはデフォルメキャラではなく、どちらかというとリアル志向。広報担当者のは、PS2で発売、ということ以外はノーコメント、ということだった。
「ゼノサーガ エピソードI 力への意思」は、シナリオが2本用意され、クリアするにはかなりの歯ごたえとは広報・池田氏の弁。並んでプレイするというより、人のプレイに見入っている人がかなりの数いた。また、カウンターそばには初回限定版の内容が展示されていた。注目はやはりフィギュアだろう。
「MotoGP2」は、ウェットコンディションが楽しめる仕様で、追加された新コースもプレイ可能。「アルペンレーサー3」は、三船 駿のスキーのみでプレイできるが、スピード感はかなりのもの。両者ともレース志向のゲームだけに、このスピード感はかなり心地よかった。
「ゼノサーガ エピソードI 力への意思」は初回限定版の特典内容も展示されている | ||
トレーラーが目印の「MotoGP2」 | ミスタードリラーグレート | アルペンレーサー3 |
■「DOA3」、「零~zero~」の2タイトルのほか、テクモは「SOUL OF EARTH」、「恋愛観察バラエティー あいのり」を発表
本邦初公開のタイトルが並ぶブース前 |
「零~zero~」は、霊を確認してカメラで撮影するというシステムを体感できる。発見した霊に向けてカメラを構えると、視点がファインダー越しの固定画面に切り替わり戦闘になる。シャッターを切ることで霊にダメージを与えることができ、コンボボーナスなどもある。試遊台にはヘッドホンが設置され、怨霊のうめき声や心臓の鼓動音が恐怖を倍加させていた。遊んだ感じは、心霊撮影というより、「心霊狙撃」と表現が適しているかもとは同行のライター氏の弁。
そして、ブースそばに出展作品のタイトルロゴが並んでいたのだが、そこに新しいタイトルとして「SOUL OF EARTH」、「恋愛観察バラエティー あいのり」の名前があった。「あいのり」は、フジテレビの恋愛バラエティをモチーフにしたプレイステーション用タイトルとしてステージでも発表された。「SOUL OF EARTH」はWindowsで発売が予定されている3Dネットワークゲーム。異星人に侵略された地球が舞台で、7つに分かれた地球軍でプレーヤーは戦うことになる。
ステージ上で発表があった「あいのり」 | ステージ脇で「DOA3」が実機プレイ可能 | 零~zero~は独特の雰囲気 |
■DJプレイでハデハデ! フロム・ソフトウェアブースは「アーマード・コア3」と「RUNE(仮)」で楽しめる
巨大レイブンのヘッドパーツがインパクト大のフロム・ソフトウェアブース。「アーマード・コア3」は、前作から画面インジケータ関連の色が変更になり、視認性が向上。時間の都合で細かい変更点はわからなかったが、熱心なファンが何度もプレイしていた姿が印象に残った。「3」でのウリとなる4人同時対戦コーナーが設けられている。
また、Xboxで開発中のタイトル「叢-MURAKUMO-」などの映像も随時流されており、ロボットバトル好きの興味を引いていたようだ。「アーマード・コア」シリーズとは一味違うスタイルを持つロボットの高速バトルは、また新たなファンをつかんでいる。
ニンテンドーゲームキューブで開発が進行している「RUNE(仮)」は、プレイアブルでの出展。試遊台でプレイした人には、キャラクタカードがプレゼントされるとあって、かなりの人だかりになっていた。
ブースでは、イベントとしてDJが登場。「アーマード・コア」シリーズでおなじみのテクノサウンドで会場を包みこんでいた。
レイブンの頭がインパクト大 | アーマード・コア3は熱心にプレイするファンの姿が目立った | DJによるイベントもあり |
(2001年10月13日)
[Reported by 佐伯憲司]
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