|
会場:EIZOガレリア銀座
「SPELUNKER LOUNGE」は、ゲーム業界関係者限定のクローズドイベント。PS3「みんなでスペランカー」試遊台を多数設置し、プレイしつつ「スペランカー」を話のタネに盛り上がってもらおうという趣向。一風変わっているのは、案内状に「悪口などもOK。スペランカーに関する苦い思い出はすべてアイレムがうけたまわります」と明記されていること。
これは、少しの段差で自機がすぐ死ぬ脆弱性など、シビアなゲーム性ゆえに悪態をつかれることも少なくなかった「スペランカー」の逸話を逆手にとった洒落のようなもの。当然ながら、本当の意味で悪態をつかれることはなく、来場者は皆一様に笑顔で本作を楽しんでおり、その様子は懐かしさとリメイク部分の新鮮さを少しずつ確かめているかのようでもあった。
途中、全プレーヤーに対し司会進行氏が「爆弾を使うと、その真下にいるライバルを妨害できます!」と秘策(?)が伝授される。爆弾を設置すると、その階下に石つぶてならぬ“岩つぶて”が降りそそぐ。対戦モードは、画面左上から右下にかけて大きく蛇行するステージ構成になっており、先行する直下のライバルをコレで妨害するというわけだ。
岩つぶてがヒットしたら、もちろんミス。岩つぶては約6~7個ほどがバラけて落ちてくるため、足場が悪いときは効果テキメン。全体マップを見てタイミングよく仕掛けることができればより効果的だが、筆者は妨害に集中しすぎたため、むしろリードを広げてしまう結果になり思わずしょんぼり。優勝者には、アイレム本社がある石川県産の特製ワインがプレゼントされた。
本作は3月配信予定だが、それにあわせてPlayStation Home内に「みんなでスペランカー」タイトル専用ラウンジ「洞窟探険家が集う場所」が設立される。ラウンジ内はスペランカーの世界観が反映された出来になっており、アイテム展示、ムービー視聴のほか、コウモリや偶像、トロッコなどおなじみのオブジェが勢ぞろい。「みんなでスペランカー」のマッチング機能を備えており、ファンにはたまらない空間となりそうだ。こちらも3月開始を予定している。
(C)Tim Martin http://www.irem.co.jp/menu/index.html □「みんなでスペランカー」公式サイト http://www.irem.co.jp/official/minnade_spelunker/index.html □関連情報 【3月14日】アイレムソフトウェアエンジニアリング オンラインマルチプレイも可能とした「みんなでスペランカー」 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20090314/spelu.htm 【3月3日】エクシング、PS3用「みんなでスペランカー」とのタイアップ企画を実施。初代「スペランカー」のBGMに合う歌詞を募集。採用者には豪華特典も! http://game.watch.impress.co.jp/docs/20090303/spe.htm 【2008年10月10日】アイレムブースレポート PS3「みんなでスペランカー」と“起震車”に注目 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081010/irem.htm (2009年3月14日) [Reported by 豊臣和孝]
また、弊誌に掲載された写真、文章の転載、使用に関しましては一切お断わりいたします ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp Copyright (c)2009 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|