【特別企画】
「ネットカードダス ガンダムクロニクルバトライン」 部隊長ガイド 後編 |
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- ジャンル:インターネットカードゲーム
- 開発元・配信元:バンダイ
- 価格:2,625円 (スターターキット)、315円(ブースターパック・3枚入り)
- プラットフォーム:Windows
- 配信日:12月18日(運営中)
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前回のガイドに引き続き、この記事では「機動戦士ガンダム」を題材にしたインターネットカードゲーム「ガンダムクロニクルバトライン」(以下「バトライン」)について解説する。前回はゲームの大枠やカードの見方について解説したが、今回は実際にデッキを組んで、他のプレーヤーのデッキと戦うところまでだ。「バトライン」の戦場にデビューを飾り、ランキング上位を目指してもらいたい。
【前編記事へのリンク】
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弾幕飛び交う戦場が待ち受けている |
【ブースターパック】 |
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■ デッキを組む前に
まずデッキを組む前に、サイトに登録したデジタルカードの中から、ゲームに使用するものを選んで「ゲームフォルダ」に入れる。デッキを組むときには、ゲームフォルダに入っているものからカードを選ぶ。カード1枚ごとに経験値が貯まっていくこのゲームでは、使うカードを絞っていったほうが、プレーヤーが作るデッキ全体の成長が早くなる。たくさん登録して枚数が余っているカードに経験値を分散させないためにも、ゲームフォルダに入れるカードは、デッキに入れられる最大の枚数までにしておこう。
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左スクリーンショットにあるように、赤丸に示したところからゲームフォルダへの登録へ進める |
次に、メイン画面の左メニューにある「編成&出撃」を選択する。するとFlashが立ち上がり、デッキ選択画面に移るはずだ。まだデッキを作る前なら、デッキ用のスロットは全て空きになっているだろう。適当な空きスロットを選んで「編成」ボタンをクリックすると、デッキの名前を入れるフォームが開く。後で変えられるので、ここは「OK」を押しても構わない。その次に、デッキの属性を選択するボタンが現われる。
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いよいよデッキ作成が始まる |
「バトライン」のカードには所属や地形適性がある。わかりやすい順に説明すると、カスタムは大抵「両軍」で使えるが、「連邦」か「ジオン」でしか使えないカスタムもある。パイロットは「連邦」か「ジオン」にはっきり分かれている。メカニクスは「連邦」、「ジオン」の所属に加えて、「地上」、「宇宙」、「汎用」の3つの地形適性がある。汎用であれば地上ステージと宇宙ステージ、どちらの地形でも使用できる。地上か宇宙であれば、対応するステージでのみ使用可能だ。そして、所属と地形適性はデッキを作るときにも決定する。現在、デッキタイプには以下の6つがあり、入れられるカードと戦えるステージがそれぞれ異なる。
【デッキタイプ】
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【連邦・地上デッキ】
「連邦・地上」、「連邦・汎用」のメカニクス
「連邦」のパイロット
「両軍」か「連邦」のカスタム
地上ステージ対応
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【ジオン・地上デッキ】
「ジオン・地上」、「ジオン・汎用」のメカニクス
「ジオン」のパイロット
「両軍」か「ジオン」のカスタム
地上ステージに対応
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【連邦・宇宙デッキ】
「連邦・宇宙」、「連邦・汎用」のメカニクス
「連邦」のパイロット
「両軍」か「連邦」のカスタム
宇宙ステージ対応
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【ジオン・宇宙デッキ】
「ジオン・宇宙」、「ジオン・汎用」のメカニクス
「ジオン」のパイロット
「両軍」か「ジオン」のカスタム
宇宙ステージに対応
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【連邦・汎用デッキ】
「連邦・汎用」のメカニクス
「連邦」のパイロット
「両軍」か「連邦」のカスタム
地上ステージと宇宙ステージの両方に対応
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【ジオン・汎用デッキ】
「ジオン・汎用」のメカニクス
「ジオン」のパイロット
「両軍」か「ジオン」のカスタム
地上ステージと宇宙ステージの両方に対応
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地上ステージと宇宙ステージ用のデッキは、それぞれの戦場に限定された強力なメカニクスを使える、と覚えておけば問題ないだろう。「バトライン」はプレーヤーごとに20個のデッキを保存できるので、属性の違うデッキをいくつか用意して戦うことになる。最初はどの属性でも構わないので、好きなものを押してデッキ編集画面へ進もう。
■ デッキの組み方
「バトライン」のデッキは、「メカニクス」1枚、「パイロット」1枚、それと「カスタム」1枚を組み合わせて構成する「ユニット」が基本単位となる。このユニットを20個合わせたものが、部隊長が操るデッキだ。
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部隊を構成するユニットと、使用できるカードが一覧表示される |
最初にデッキ編集画面に入ったときには、選択した所属軍によって、基本的なモビルスーツとパイロットが並んでいるはずだ。具体的には、連邦なら「ジム(初期配備)」と「連邦軍兵士」、ジオンなら「ザク(初期配備)」と「ジオン軍兵士」だけで構成されたユニットが20個並んでいる。これが1枚もカードを入れていない、デッキの基本の状態だ。初期配備モビルスーツと兵士はコストが低いが、大して強くないうえに経験値も貯まらない。これをプレーヤーがゲームフォルダに入れておいたカードと入れ替え、独自の強力な部隊を作り上げていく。
画面右にゲームフォルダが表示されるので、そこからカードをドラッグ&ドロップして、ユニットに入れていく。カードが入れ替わるたびにユニットの能力は変化する。合計CPがユニット番号の下に表示されるほか、詳細ボタンをクリックすることで、ユニットの詳しい能力を見ることができる。
以下にデッキを組む時の注意点をいくつか挙げておくので、参考にしてほしい。
- パイロットとメカニクスには相性がある。相性のいい組み合わせを作るとユニットの能力が上がる。
- パイロット同士にも相性がある。相性のいいパイロット同士を同じラインに出撃させると能力がアップする。
- 高コストユニットを守ること。高いコストのユニットは、撃破されると一気に戦局が傾いてしまう。作るなら援護用のユニットも用意して、倒されないようにしよう。
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「戻る」ボタンで戻ると編集内容が消えてしまうので、注意が必要だ |
満足いくようにユニットを作り終えたら、デッキ名の下にある「保存」ボタンをクリックして、とりあえずデッキの作成は終了だ。カスタムカードの右にある、カバーが掛かっているように見える場所については、後ほど説明する。最初にデッキを組んだ段階では触らなくても大丈夫だ。
■ 出撃戦
デッキを作り終わったら、デッキ選択画面で、使いたいデッキをクリックして選択した状態にする。そのまま下にある4つのボタンのうち、「出撃戦」、「練習」、「迎撃戦」の3つがバトルに関係あるボタンだ。「迎撃戦」は「バトライン」独特の仕様で、最初に選ぶと戸惑うかもしれない。最初は「出撃戦」か「練習」で戦ってみるといいだろう。
見知らぬ相手とバトルがしたければ、「出撃戦」をクリックしよう。開いたウィンドウにある「公式戦」と「特殊任務」は、バトルの種類だ。公式戦は戦える回数が決まっているランキング用のバトルだ。特殊任務には回数の制限はない。
もし、いきなり公式戦などでバトルするのがすこし怖いなら、「練習」を選んでもいい。練習では自分のデッキ、システムで用意されたイベントデッキ、ランダムで当たる他ユーザーのデッキに加えて、相手を指定してそのデッキと戦うこともできる。
どのバトルを選んでも、基本的なルールは同じだ。バトルを始めるときに「通常版で起動」にチェックを入れておけば通常版、入れなければFlash版が起動する。今回は通常版をもとに説明していく。
バトルが始まると、画面下にカタパルトが表示され、そこにデッキからランダムに選ばれた3つのユニットが配置される。その左にあるのは残りユニット数、右にあるのは母艦のHPと現在のCPだ。画面上には相手のHPとCP、さらにバトルの残り時間が表示される。
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とりあえずは、好きなように戦おう。戦ううちに自分の中で戦略も生まれてくるだろう |
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Flash版も基本的な構成は同じ |
ルールは簡単だ。制限時間内に相手の母艦のHPを0にすれば勝ちとなる。
相手の母艦を攻撃するためには、3つある「ライン」にユニットを出撃させていく。ラインは自分の母艦と相手の母艦を結ぶ戦線だ。ユニットは違うラインを攻撃することはできないので、あるラインで敵に負けていても、別のラインを制圧することで勝利することもできる。
ユニットは出撃のためにCPを消費する。CPは時間とともに溜まっていき、出撃が可能になったユニットは明るく表示される。明るいユニットを選択したあと、ユニットをどのラインに出撃させるかを選ぶ。このとき、ユニットのライン適性なども表示されるので参考にしよう。
出撃したユニットは、パイロットは攻撃目標に対して自動的に戦闘を行なう。敵母艦目指して一直線に進んでいくものや、弱った敵を優先的に狙うもの、最も強いエースユニットに戦いを挑むものなど様々だ。ユニットを出撃させるときには、パイロットの攻撃目標も考えに入れておこう。
基本はこれだけだ。部隊長が考えるのは、主に「ユニットを出すタイミング」と「ユニットを出すライン」の2つ。簡単なようで、これが実に奥深い。敵のユニットの展開状況、パイロット同士の相性やメカニクスの性能、カスタムの効果などを考えに入れると、どんなタイミングでどのラインにどのユニットを出すのがベストなのかを見極めるのは難しくなっていく。部隊長の経験と知識、それに勇気が試されるだろう。いくつかバトルの指針をあげておくので、参考にしてほしい。
- 後手を取る。まずは相手の出方を窺って、それに対応する形でユニットを出撃させる。読みが外れてもCPは戻ってこない。
- 隙を突く。相手が全くユニットを出していないラインにユニットを出せば、戦闘抜きで直接相手の母艦を叩くことができる。
- 数を頼まない。強力なユニットには強力なユニットで対抗する。低コストユニットを大量にぶつけるのは割に合わないことが多い。
■ 迎撃戦
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ここでクリックすれば完了 |
さて、バトルには「迎撃戦」という別の形態がある。これはデッキと戦い方をあらかじめアップロードしておくことで、プレイしていない時にデッキが自動的に他のプレーヤーと戦ってくれるというバトルだ。
実は、「出撃戦」でプレーヤーが戦っている相手は、他のプレーヤーが「迎撃戦」設定をしてアップロードしたデッキなのだ。これにより、「バトライン」では、バトルの相手がオンラインでなくともバトルが可能になっている。相手の都合でバトルができない、ということがなくなる、画期的なシステムだ。
迎撃戦のためにすることは、デッキに迎撃戦のための設定を行なったうえで、デッキ選択メニューの「迎撃戦」を選ぶだけだ。そのあとしばらく置いてみると、自分のデッキが他のプレーヤーと戦って、どんな成績を残したのか、1戦ごとに記録を見ることができる。迎撃用のデッキは、「地上」用と「宇宙」用に、2つ設定が可能だ。
■ 迎撃戦のための設定
迎撃戦では、臨機応変に戦術を変更できる人間のプレーヤーに対抗するために、ユニットを出す順番を完全に固定できる。具体的には、ユニット番号1から順番に出撃していく。デッキを調整して、最も効果的な順番でユニットを出していくことができるのだ。
ここで、出撃戦のときには使わなかったデッキ調整機能の出番がある。ユニットが並んでいる枠の右上にある「出撃設定」を変更しよう。ここを「攻撃重視」「防御重視」にしておくと、ユニットをどのラインに出撃させるかは、システム側が選んでくれる。「詳細設定」にすると、これまでカバーに覆われていた、ユニットごとの出撃設定パネルが開く。
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1ユニットごとに設定が可能だ |
「攻撃重視」は敵ユニットの少ないラインへ、「防御重視」は多いラインへ、「左舷出撃」、「中央出撃」、「右舷出撃」は、それぞれ対応するラインへ出撃する。「出撃をリンク」は、複数のユニットを同時に出撃させるための設定だ。リンクを設定しておくと、リンクされたユニットが全て出撃可能になるまでCPを溜め、同時に出撃させる。これらの設定を駆使して、難攻不落の迎撃用デッキを作り上げていく。
敵は自分の出したユニットに、どう反応するのか。今の流行りのデッキに対抗するためには、どんなユニットを出せばいいのか。展開を自在にコントロールできる迎撃デッキに必要なのは想像力だ。理想的な展開を頭の中でつくりあげ、それを実現できるデッキを組んでいこう。
■ ポイントと成長
バトルが終わると、その内容に応じた戦功ポイントと経験値が手に入る。戦功ポイントはランキングに、経験値はカードの成長に使われる。
ランキングで上位に入賞すると、功績をたたえる勲章として、デジタルカードを手に入れることができる。これは他の手段では手に入らない。強くなければ勝ち残れない公式戦を戦い抜いたものだけが、勲章カードをデッキに入れることができるのだ。
また、戦功ポイントによって、プレーヤーの階級がアップする。プレーヤーは最初「中尉」としてスタートするが、徐々に軍内部で階級を上げていき、それに伴って母艦のHPが徐々に上がっていく。
経験値はもちろん、カードの成長に使われる。成長したカードは新たな能力を手にいれ、より頼もしくなっていくだろう。成長でどんな能力を手に入れるのかは、カードの裏面に載っている。たとえばシャア・アズナブル(PZ-002/I)であれば、★1つでザクへの適性がアップし、★2つで回避が上昇、★3つでは母艦に対しての攻撃が上昇する。
戦功ポイントや経験値は、バトルに勝てばもちろん、負けても一定の数を手に入れられる。プレイを楽しみながらバトルを重ねて、部隊を育てていこう。そして、ランキングトップを目指すのだ。
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バトル終了!しかしその後もゲームは続く |
(C)創通・サンライズ
□バンダイのホームページ
http://www.bandai.co.jp/
□「ガンダムクロニクルバトライン」のページ
http://www.battline.info/
□関連情報
【2008年12月4日】バンダイ、WIN「ネットカードダス ガンダムクロニクロバトライン」完成披露会開催 カードとネットを融合させた新シリーズ「ネットカードダス」の第1弾が登場
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081204/gcb.htm
(2009年3月10日)
[Reported by 齋藤高吉/冒険企画局]
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