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バンダイ、WIN「ネットカードダス ガンダムクロニクロバトライン」完成披露会開催
カードとネットを融合させた新シリーズ「ネットカードダス」の第1弾が登場

12月18日 発売予定



 株式会社バンダイは、Windows用カードゲーム「ネットカードダス ガンダムクロニクルバトライン」の完成披露会を、東京・新宿「コミック&インターネットカフェ アプレシオ新宿ハイジア店」で12月4日に開催した。

完成披露会に登場した上床威一郎氏(右)と福井裕佳梨さん(左)
メインビジュアル
 完成披露会には、バンダイのカード事業部データカードダスチームリーダー上床威一郎氏、声優福井裕佳梨さんが登場。上床氏によるゲームの概要説明や福井さんによるゲーム体験プレイなどが実施された。

 ゲームの概要説明では、「ネットカードダス ガンダムクロニクルバトライン」のプロジェクトの概要やビジネスモデル、ゲームの遊び方・基本システムなどが紹介された。本作はデジタルカードゲーム「データカードダス」に続く新たなカテゴリとして立ち上げられた「ネットカードダス」の第1弾作品で、タイトルの通り「機動戦士ガンダム」シリーズを題材としている。

 サービス開始予定日は12月18日。同時に、「スターターキット」と「ブースターパック」の販売も開始される。気になる課金方式は、カードの購入時にのみ代金が発生する「カードダス課金」を採用。月額の基本料金などを含む、ゲームプレイにかかる料金は無料となっている。

 スターターキットには、18枚のカードとカードに記載されているバーコードを読み込むことができるペン型のバーコードリーダー「COSCA(コスカ)」が封入されている。なおどのスターターパックを購入しても、封入されているカードの種類は同じ。価格は2,625円。

 ブースターパックには3枚のカードが封入されている。価格は315円。第1弾のブースターパックは全90種類となっており、レアリティーの内訳は、コモンカードが45種、アンコカードが27種、レアカード(金箔)が18種となっている。

 またカードはレアリティーのほかに、「メカニクスカード」、「パイロットカード」、「カスタムカード」の3種類に分類。それぞれ「メカニクスカード」がユニットの基本となるMSのカード、「パイロットカード」がMSを強化するカード、「カスタムカード」がバトルにさまざまな影響を与えるカードとなっている。

 対応OSは、Windows XP/Vista。必要動作環境は、Pentium 4 1.6GHz以上のCPU(Intel Core 2 Duo 2.2GHz以上推奨)、512MB以上のメインメモリ(1024MB以上推奨)、1.2GB以上の空き容量を持つHDD、NVIDIA GeForce FX 5200以上のビデオカード(NVIDIA GeForce 6800GT以上推奨)、ADSL以上のインターネット接続回線など。

本作は、カードゲームとネットゲームを融合した作品で、カードの販売のみでゲーム運営が展開される「カードダス課金」がビジネスモデルとして採用されている
スターターパック ブースターパック PCのUSB端子に差し込むだけで、カードのバーコードを読み取れるバーコードリーダー。USB端子を接続するだけで「ネットカードダス」のサイトに自動的にアクセスするほか、JANコードをスキャンすると関連サイトにジャンプする機能も搭載

すべてのカードのデータがサーバーで管理される
バトルを重ねることで、プレーヤーとカードのレベルが上昇
出撃戦と迎撃戦のほか、戦場や勝利条件などが限定される「特別任務」や、開発スタッフなどと対戦する「特設大会」なども展開される
 ゲームではまず、店頭やオンラインショップなどで販売されるカードを購入。裏面に記載されている、バーコードを「COSCA」で読み取るか、シリアルコードを入力することでカードのデータを本作のサーバーに登録する。

 登録されたカードは、デジタルカードとして1枚ごとに管理される。各カードは、本作の公式サイトにプレーヤーごとに設けられる「カードバインダー」で閲覧することができる。カードバインダーでは、デジタルカードの並び替えやカード登録の解除を行なえる。

 カード登録後、対戦を行なうために必要なデッキを作成する。デッキは、メカニクス、パイロット、カスタムの3種類のカードで1ユニットを編成しながら構築。最大20のユニット(カード60枚)をデッキに配備できる。

 デッキには、シリアルコードの同じカード(同じ名前のパイロットは除く)を最大4枚まで組み込めるが、地球連邦軍とジオン公国軍のカードを混ぜたり、地上用のユニットを宇宙用のデッキに配備することはできない。

 ゲームは、オンラインでの「出撃モード」とオフラインでの「迎撃モード」の2つのモードで楽しめる。出撃モードでは、リアルタイムで出撃指示を出しながら戦闘を楽しむことができ、迎撃モードでは、デッキ構築の際に、「出撃順番」、「出撃ライン」、「リンク出撃指示」などを設定しておけば、たとえPCの電源を落としても自動的にバトルが行なわれる。迎撃モードでは、戦場を選択することもできる。

 バトルでは、敵軍の母艦を撃沈することが目的となる。フィールド上には、「左舷」、「中央」、「右舷」の3つのルートが用意されており、そのいずれかをユニットに侵攻させて敵母艦を目指す。出撃時には、各ユニットに設定されている「CP(コストポイント)」を消費。必要な数値までCPが溜まるまでは、ユニットを出撃させることはできない。CPは母艦に設定されており、時間が経過するごとに自動的に溜まっていく。

 出撃したユニットは、すべてAIによって自動的に移動・戦闘を行なう。プレーヤーは、どのタイミングでどのユニットをどのルートに投下するかを考えながらプレイを進めていく。

 バトルを繰り返すことで、プレーヤーの階級や熟練度も上昇。階級が上がるごとに、母艦がグレードアップし、熟練度(最大Lv3まで)が上がると特殊能力を覚える上に、「特別配備モビルスーツ」が支給される。

 特別配備モビルスーツには、特定のMSの熟練度をLv3にしたプレーヤーやバトルポイントの月間ランキングの上位入賞者に与えられる「特別褒賞モビルスーツ」と、バトルポイントの週間ランキングの上位入賞者に与えられる「勲章モビルスーツ」が用意されている。

 また各カードごとに「経験値」を蓄積することが可能。お気に入りのMSを使い続けることでレベルアップし、ステータスが強化されるなどの要素も盛り込まれている。

 なおバトルシーンは、グラフィックボードを搭載したPC向けの「通常版」と、Internet ExplorerとFlash Playerがあればプレイできる「Flash版」の2つのモードで楽しめる。通常版では、MSやフィールドが3Dで描写され、バトルの様子がリアルタイムで展開される。一方のFlash版では、簡易マップが表示され、その上をアイコン化されたユニットが移動してバトルを行なう。

熟練度を高めることでもらえる「特別配備モビルスーツ」 デッキの完成度の確認や相手を指定してのバトルなどができる「練習モード」も搭載
やや緊張気味ながらも、熱心にゲームを紹介していた上床氏。会員登録者数100万人を目標に運営していくという 福井さんは、常に笑顔を絶やさず、しかし真剣なまなざしでゲームをプレイしていた

 また「ガンダムクロニクルバトライン」の完成を記念して、「ザクタンク」のデジタルカードを入手できるコードが公開された。本作に興味を持った人はぜひ、下記コードを「事前登録ページ」で入力していただきたい。

    【コード】

    YPV3-VXDV-YH92-492N

ゲームの体験版の配信を、12月4日より公式サイトで実施中 プレゼントされる「ザクタンク」


【メカニクスカード】
ガンダム ガンキャノン
ガンタンク ザクII S型(シャア・アズナブル機)
ザクII F型(デニム機) ザクII F型(スレンダー機)
【パイロットカード】
アムロ・レイ カイ・シデン
ハヤト・コバヤシ シャア・アズナブル
デニム スレンダー
【カスタムカード】
ベテランメカニック 追加装甲
リサイクル バーニア破壊
プログラム強化 接近防御

【スクリーンショット】


(C)創通・サンライズ

□バンダイのホームページ
http://www.bandai.co.jp/
□「ガンダムクロニクルバトライン」のページ
http://www.battline.info/

(2008年12月4日)

[Reported by 中野信二]



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