★PS3ゲームファーストインプレッション★
独特のグラフィックと戦闘システムが光る オリジナルSLG+RPG
「戦場のヴァルキュリア」 |
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- ジャンル:アクティブ・シミュレーションRPG
- 発売元:株式会社セガ
- 価格:9,980円(リミテッドボックス)
7,980円(通常版)
- プラットフォーム:プレイステーション 3
- 発売日:4月24日
- CEROレーティング:B(12歳以上対象)
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今回とりあげる「戦場のヴァルキュリア」は、セガが満を持して放つアクティブ・シミュレーションRPG。本作は、東京ゲームショウ2007で発表された際、リアル志向の強いプレイステーション3用のタイトル群の中にあって、その特徴的な水彩画風のグラフィックスで注目を集めた作品だ。
筆者もそんなグラフィックスに心惹かれて以来、発売を今か今かと待ちわびていた1人だが、今回幸いにも発売直前バージョンのインプレッション記事を担当できることとなった。
なにぶん発売前のタイトルなので、物語の詳細な内容はネタバレになるため控えるとして、今回はゲームの序盤、主人公であるウェルキンが故郷で敵である帝国軍に攻撃を受ける序章から、隊長として義勇軍第7小隊を指揮する3章までをプレイした感想と、ゲームの進め方を紹介していこう。
■ 本のページをめくるようにゲームは進行していく
本作はブックモードと呼ばれる、本を模したメインメニューから何をするか選ぶようになっている。この本は見開き2ページをひとつの章としてまとめてあり、そのなかでストーリーパートで物語を楽しみながらバトルパートでシミュレーションRPGをプレイ、訓練・開発パートでユニットを強化する、という流れで進んでいく。今回は、この3つのパートを軸にゲームの進め方を紹介していこう。
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キャラクタが描かれたコマはストーリーパート、地図が書かれたコマがバトルパートだ。訓練・開発パートは、外側に貼られた付箋の中のひとつとなっている
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第7小隊付きの従軍記者であるエレット。彼女の発行する壁新聞を読むことで、メインストーリーでは語られない、ガリア全体の戦局や政情を知ることができる |
■ 重厚な世界観と人間ドラマが楽しめるストーリーパート
ストーリーパートは、ムービーと、キャラクタ同士の会話を主体としたモードで進んでいく。忙しく操作する必要はまったくないので、ゆっくりとストーリーを楽しむといいだろう。
なお、筆者がプレイした範囲では分岐や選択肢の出現はなく、本作のシナリオはひとつの物語を軸に進んでいくようだ。同じ開発チームが手がけたサクラ大戦シリーズのような、マルチエンディングを期待している人にとっては残念かも知れないが、それだけひとつの物語に注力しているともいえる。本編とは違った視点から描かれるサブエピソードなども用意されているため、物足りなく感じることはないだろう。
ストーリーについては戦争という暗くなりがちなテーマをメインにしながら、そのようなイメージを感じさせずに、むしろそのような状況の中でも懸命に生きようとする人々を生き生きと描き出している点に魅力を感じた。ほかにも、戦争の発端が資源を巡ってのものだったり、迫害を受けるダルクス人であるというだけで、敵からだけではなく味方からも偏見の目に晒される主人公の義妹のイサラの存在など、現代に生きるプレーヤーにも通じる普遍的なメッセージを伝えようとしているように感じられる。
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主人公であるウェルキンは、戦火を避けるために義妹のイサラを迎えに故郷であるブルールにやってきた。しかし突然襲来した帝国軍によって、街は戦場と化してしまう。父の形見の戦車“エーデルワイス号”を使い、なんとか脱出に成功するウェルキン達だったがブルールの街は帝国軍の手に墜ちてしまう
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戦火に追われて故郷であるブルールを離れることになった主人公ウェルキンとその義妹のイサラ、ブルール自警団の隊長であったアリシアの3人。彼らは辿り着いた首都ランドグリーズで、義勇軍第7小隊に配属されることになるが……
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■ バトルパートでは索敵による位置把握と適切な進軍ルートの構築が勝利への近道
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コマンドモードでは画面左上のCP(コマンドポイント)の数だけユニットを行動させられる |
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行動中に移動すると画面中央下部のAPが減少していき、APがなくなると移動できなくなる |
バトルパートはコマンドモードとアクションモードのふたつに大きく分けられる。コマンドモードでは戦場を真上から見た地図上で、戦場全体を見ながら行動させる味方ユニットを決定していく。ただし、まだ発見していない敵は表示されないので注意。敵を発見するには、次に紹介するアクションモードで実際に発見する必要がある。
そのアクションモードでは、後方からみた3D視点でコマンドモードで選択した味方ユニットを操作していくことになる。移動中はターゲットモードに入って、1回だけ攻撃やアイテムを使った回復などを行なうことができる。ターゲットモードが終わった後も移動に必要なAP(アクションポイント)が残っていれば再度移動できるので、建物の陰から敵をうかがって攻撃した後、敵を倒せたら前進し、倒せなかった場合は再度建物の陰に隠れる、といったことも可能だ。
なお、移動時に敵の迎撃範囲内に入ると攻撃を受けてしまうため、敵の視界や迎撃範囲を考慮しながら移動する必要がある。本作の戦闘システムはBLiTZ(Battle of Live Tactical Zone systems)と呼ばれるが、この敵の反応がリアルタイムに返ってくる“Live”の部分が、ほかのシミュレーションRPGと大きく違う点といえるだろう。
ほかにも、敵を攻撃するとその敵の注意を惹きつけることができるため、あるユニットを囮にして注意を惹きつけておき、そのスキに別のユニットを先行させる、といったこともできる。また敵の迎撃範囲内でも、土嚢や建物などの障害物に隠れたり、射線を横切るようにすれば、被害を少なく移動することが可能だ。
このように敵の視界や迎撃範囲、障害物の位置まで考慮した戦闘システムにすることで、一種のパズルのような面白さがある。アクションモードを3D表示にすることで生まれる、実際の戦闘のような進軍ルートを組み立てていく楽しさは、これまでのシミュレーションRPGと一味違ったプレイ感覚を与えてくれることだろう。
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ターゲットモードに入れば時間が止まるため、敵からの攻撃を止めることができる。ターゲットモードはキャンセルすることもできるため、敵からの攻撃を受けている状況で、どうするかゆっくり考えたい時に使うのもアリだ |
敵にどう認識されているかは、ユニットの頭上に伸びる索敵ラインの色で判断できる。青のラインは発見されていない、黄色は発見されているものの迎撃範囲外のため安全、赤色になると攻撃を受ける、をそれぞれ示している
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敵を攻撃して倒し損ねた場合、その敵から反撃を受けてしまう。攻撃力・防御力の低いユニットは、うかつに手を出すと返り討ちに合いかねないので、時には無駄な攻撃をしないことも重要だ
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味方ユニットが倒された場合は、ほかの味方ユニットが接触すれば衛生兵を呼ぶことができる。衛生兵を呼べば倒れたユニットは後方待機状態になり、再度出撃させることができるようになるが、衛生兵を呼ばずに3ターン経ったり、敵の兵士に接触されると、そのユニットは死亡してしまい2度と現われなくなってしまう
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■ 戦闘に失敗したら訓練・開発パートで強化して再チャレンジだ!
最後に紹介する訓練・開発パートでは、小隊の編成や訓練、兵器の開発を行なって強化することができる。訓練や開発はいくつかの場所に分かれているため、ひとつづつ紹介していこう。
●訓練場
訓練場では、経験値を消費して第7小隊の兵士を訓練し、レベルアップすることができる。レベルアップするのは偵察兵、突撃兵、対戦車兵といった兵科ごとになっており、兵科がレベルアップするとその兵科に属する兵士すべてがレベルアップする。隊員を訓練する際は、中途半端に経験値を使っても能力値はアップしないので、レベルアップに必要な経験値の分だけ一気に注ぎ込むといいぞ。
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訓練によって兵科のレベルが上がると、キャラクタの潜在能力である“ポテンシャル”が追加されることがある。同じ兵科でもキャラクタによって追加される“ポテンシャル”は違い、キャラクタの個性へとつながっている
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また兵科がレベルアップした際に、教官からオーダーと呼ばれるコマンドを教わることもある。オーダーは隊長であるウェルキンにしか使えない、隊員全体に効果をおよぼすこともある重要なコマンドだ
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●作戦指令室
作戦指令室では小隊の再編成を行なうことができる。兵士たちの能力を見比べて、これはと見込んだ兵士を隊員に迎え入れよう。隊員は兵科が同じなら基本的な能力はほぼ同じだが、持っている"ポテンシャル"とキャラクタ同士の相性が違っている。近くにお互いがいると援護射撃をしてくれることがあるので、相性のいいキャラクタ同士はなるべく一緒に行動させたい。
編成は小隊のほかのメンバーや次の戦場の環境を考慮して選ぶのが基本だが、お気に入りの隊員を選んであえて不利な状況でも使い続ける、というのも面白い。
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兵士を隊員に迎え入れる際は、隊長であるウェルキンにあいさつをしてくれる。あいさつの仕方にもポテンシャルなどに合わせた性格がにじみ出ており、細かなキャラクタ設定が感じられる
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●研究開発所
研究開発所では、資金を使って隊員の装備の開発と、ウェルキンの戦車“エーデルワイス号”の強化およびが整備ができる。隊員の装備は、ひとつ開発するごとに同じ装備を使用する兵科全員の装備がレベルアップするため、隊員の人数分装備を開発する必要はない。戦車の強化では、車体の基本性能のほかに、オプションパーツを開発して取り付けることが可能だ。
なお、開発できる装備やパーツはシナリオの進行度によって決まっており、“???”と表示された装備はどうやっても開発できない。今ある兵器でバトルパートを勝利しシナリオを進め、新たな装備が開発できるようになるのを待とう。
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強化パーツはブロックの大きさが決まっており、取り付ける際はブロックの位置を考える必要がある。“エーデルワイス号”には4×3ブロック分のオプションパーツしか取り付けられないので、無駄なパーツを作らないように、取り付ける位置も考えながら開発したい
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■ 遊撃戦闘で足りない資金と経験値を稼ごう
訓練や兵器の開発には、バトルパートで得た経験値と資金がそれぞれ必要だが、経験値や資金が足りなくなったら当然それ以上の強化はできない。そこで、バトルパートで行き詰らないようにするための救済策として、遊撃戦闘が用意されている。遊撃戦闘では、簡単な戦闘を行なうことで経験値や資金を稼ぐことができ、しかも同じ戦闘を何回でもプレイ可能となっている。バトルパートがどうしてもクリアできなくなった場合も、遊撃戦闘で気分転換しつつ経験値と資金を稼ぎ、部隊を強化した上で再チャレンジすれば、どんな困難な作戦もいつかクリアできることだろう。
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遊撃戦闘には今までにクリアした戦場を舞台にした、さまざまな戦闘が用意されている。難易度もイージーとノーマルのふたつから選べるので、バトルパートに自信がない人はここで練習するといいだろう
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■ 大作と呼ぶにふさわしいボリューム。ゴールデンウィークにゆっくり楽しんでみてはいかが?
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本作はHDDにデータをインストール可能となっており、インストールに必要な容量は3,336MB。しかしデータをインストールしない場合でも、ロード時間は15秒程度と短い。HDDの容量が少ない人はインストールしなくとも十分快適に遊べるので安心してほしい
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柱となる3つのモードを紹介してきたが、本作の内容が理解してもらえただろうか。ターン制のシミュレーションRPGという古くからあるジャンルをベースとしつつも、行動中に3D視点と敵からのリアルタイムな反応を導入することで、新たなゲーム性を作りだすことに成功している。新しいゲームシステムとなると難しいのではないかと思われがちだが、序盤では必要なことをひとつひとつこなしていく形でシナリオが進行するため、シミュレーションRPGは初めて、といった人でも遊びながら理解していけるので安心してほしい。
また、重厚なシナリオはもちろん、人物や兵器などの設定を3Dであらゆる角度から表示しながら読んでいけるビューワーが用意されており、その量も膨大なものになるなど、本作が持つ深い世界観は大作と呼ぶにふさわしいものだ。
発売が1年が経ち良作がコンスタントに発売されるようになったプレイステーション 3陣営にとっても、本作は強力なタイトルといえるだろう。発売予定日は4月24日なので、今年のゴールデンウィークにゆっくりプレイすることをおすすめしたい1本だ。
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登場する人物・兵器はもちろん、国や歴史といった博物にいたるまで読めるビューワーも用意されている。長時間プレイして疲れたら、一息いれながらこれらの設定を読むのも楽しい
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(C)SEGA
□セガのホームページ
http://sega.jp/
□「戦場のヴァルキュリア」のページ
http://valkyria.jp/
□関連情報
【4月11日】セガ、PS3「戦場のヴァルキュリア」
キャラクタ紹介ムービー第6弾「アリシア」公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080411/val.htm
【4月8日】セガ、PS3「戦場のヴァルキュリア」店頭体験会を開催
プレイした人にはクリアファイルをプレゼント
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080408/val.htm
【4月4日】セガ、PS3「戦場のヴァルキュリア」
キャラクタ紹介ムービー第5弾「ザカ」公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs20080404/val.htm
【4月3日】アニプレックス、「戦場のヴァルキュリア」サントラ発売
崎元仁氏によるBGM、JUJUさんが歌う主題歌などを収録
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080403/vals.htm
【3月31日】セガ、PS3「戦場のヴァルキュリア」
キャラクタ紹介ムービー第4弾「イサラ」公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080331/val.htm
【3月21日】セガ、PS3「戦場のヴァルキュリア」
キャラクタ紹介ムービー第3弾と最新PVを公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080321/val.htm
【3月14日】セガ、PS3「戦場のヴァルキュリア」
キャラクタ紹介ムービー第2弾「ラルゴ」公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080314/val.htm
【3月3日】セガ、PS3「戦場のヴァルキュリア」
キャラクタ紹介ムービー第1弾などを公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080303/val.htm
【2月24日】セガ、PS3「戦場のヴァルキュリア」
7分超の長編プロモーションムービーを公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080224/val.htm
【2月20日】セガ、PS3「戦場のヴァルキュリア」
独特の世界観・時代背景の詳細を紹介
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080220/val.htm
【1月21日】セガ、「見て読んでわかるPS3先取りキット」10万枚無料配布
「龍が如く 見参!」と「戦場のヴァルキュリア」の魅力をDVDなどで紹介
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080121/sega.htm
【1月18日】セガ、PS3「戦場のヴァルキュリア」4月24日発売決定
フィギュアなどが同梱される限定版も同時発売
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080118/val.htm
【2007年12月19日】セガ、PS3「戦場のヴァルキュリア」
プロモーションムービー「僕たちは銃をとる」編公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20071219/val.htm
【2007年11月19日】セガ、PS3「戦場のヴァルキュリア」
ゲームシステム紹介ムービーと最新ゲーム画面を公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20071119/val.htm
【2007年9月23日】「東京ゲームショウ2007」セガブース、イベントレポート
DS「サクラ大戦 ~君あるがため~」、PS3「戦場のヴァルキュリア」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070923/segae.htm
【2007年9月23日】「東京ゲームショウ 2007」セガブースレポート 「戦場のヴァルキュリア」、「バーチャファイター5 Live Arena」など初出展タイトルを堪能
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070923/sega.htm
【2007年9月14日】セガ、「コンシューマ新作発表会 2007 AUTUMN」を開催
PS3「龍が如く 見参!」やWii「風来のシレン3」など新作を発表
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070914/sega.htm
(2008年4月11日)
[Reported by 菅原哲二]
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