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会場:東京ジョイポリス
「古代王者 恐竜キング」はアーケード用キッズ向けカードゲームシリーズとして投入されているタイトルで、2007年2月から「古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー」としてアニメ化。この2月からアニメ番組はセカンドシーズンに突入し「Dキッズ・アドベンチャー 翼竜伝説」が人気を集めている。 今回のイベント「~恐竜博士にきいちゃおう!~『恐竜キング こども記者会見』」は恐竜博士やアニメ関係のゲストを集め、子ども達に恐竜に関する知識を深めてもらおうというイベント。参加した子ども達に新聞記者としての仕事を体験してもらい、恐竜博士達に質問し教わったことを「恐竜新聞」として子ども達に作成してもらう。その新聞をメ~テレに応募すると審査が行なわれ、優秀な作品は同社ホームページに掲載される。 同イベントに参加したゲストは、国立科学博物館古生物第3研究室 (古脊椎動物) 技術補佐員を経て、現在は米国のブラックヒルズ地質学研究所のアドバイザーを務める恐竜博士の伊藤恵夫氏を筆頭に、アニメの古代リュウタ役を務める松元 恵さん、レックス・オーエン役の水口まつりさん、竜野マルム役の小橋知子さん、主題歌を歌う佐藤弘道さん、コッシー発掘隊長の6名。 まず最初に発表されたのは恐竜人気ランキング。第1位はアニメではアクト団として登場するティラノサウルスで、第2位がリュウタのパートナーとして活躍しているトリケラトプス。第3位がブラックティラノサウルスと続いている。レックスのパートナーの“カルノタウルス”、マルムのパートナー“パラサウロロフス”は共に6位という結果に。 ここで恐竜博士の伊藤氏が子ども達の興味を引きそうな恐竜関連の話題を次々と披露。ティラノサウルスの30センチほどある歯の化石のレプリカをポケットから取り出し、「恐竜は歯が何度も生え替わっていたんです」と説明。また、パラサウロロフスの頭頂部のとさかのような部分が実は鼻であるなど面白い話題で盛り上がった。 ここで子ども達の質問コーナーに移った。「恐竜の年齢はどうやって調べるのですか?」や「恐竜はなぜ滅亡したの?」、「恐竜の名前は誰が付けるの?」といった質問が寄せられた。ちなみに「恐竜の年齢」については伊藤氏が「たとえば馬は歯がすり減っていくので、どれだけすり減ったたのかで調べることができますが、恐竜は生え替わるので、この方法は使えないんです。足の骨を輪切りにして調べている人もいますが、まだわからないことが多いんです。ですから今の科学ではわかっていないんです」と返答。滅亡の原因についても「恐竜は全てが同じ時代にいたわけではなく、何度も滅亡し違う種類が登場している事だけを覚えておいて欲しい。最後の滅亡原因は色々と言われていますが、わかっていません」と答えた。
恐竜は昔から子ども達の好きな話題のひとつだが、参加した子ども達はなかなかよく知っており、恐竜博士の伊藤氏や参加したゲスト達も驚いていた。最後に佐藤弘道さんによるテーマ曲「宇宙 (そら) の子どもたち」が披露され、子ども達と一緒に熱唱し幕を閉じた。また、この午前中のイベントに合わせる形で関連イベントも開催され、午後にはゲーム大会やクイズ大会なども開催された。
(C) SEGA/サンライズ・メ~テレ
□名古屋テレビ放送のホームページ (2008年3月26日) [Reported by 船津稔]
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