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テレビ朝日系全国ネット (発局:メ~テレ)
「古代王者 恐竜キング」は、「甲虫王者ムシキング」、「オシャレ魔女 ラブandベリー」に続くキッズ向け業務用カードゲームの第3段タイトルとして2005年9月にリリースされた作品で、“恐竜カード”と“わざカード”の組み合わせでジャンケン方式で戦う。1プレイ100円で、ゲーム終了後に1枚のカードが排出される。CGで迫力の恐竜バトルが描かれ人気を集めており、2006年11月末までのカードの累計出荷枚数が5,000枚を突破したという。 ゲームを原案としたアニメ版では、世界観をベースにしながらも独自の視点で物語が進行。恐竜が大好きな少年「古代リュウタ」が親友の「レックス・オーエン」、「竜野マルム」、そしてパートナーとなるチビ恐竜の「ガブ (トリケラトプス)」と共に悪の秘密結社アクト団と戦いを繰り広げる。南米アマゾンからエジプトまで、世界中に散らばった「恐竜カード」を集める大冒険譚となる。基本的には1話完結だが、続けてみると話が繋がるような仕掛けも用意されているという。 12月15日には都内で制作発表会が開催され、監督、出演声優などが出席し番組への意気込みを語った。この席上で挨拶を行なったセガの常務取締役岡村秀樹氏は「セガのキッズ向け業務用カードゲームはビジネスモデルを変えたと同時に、セガが歴代ヒット作を出せなかった子供向け市場においてヒット作となった。『古代王者 恐竜キング』はその第3弾として、インフラの整った中で出させてもらい、じわじわと子供の支持を得ている」とこれまでの経緯を説明。 続けて「さらなるコンテンツの広がりとしてアニメ化が実現し、セガとしても非常に期待している。アニメ化に合わせてスポンサーの皆さん、ライセンシーの皆さんにも商品展開をしていただきたい。その中でセガもニンテンドーDS用のゲームを制作している。できればワールドワイドで展開したい」と発言。コンシューマソフトとしても、「甲虫王者ムシキング」、「オシャレ魔女 ラブandベリー」に続きソフトのリリースが決定した。 ニンテンドーDS版についてはその存在が明らかにされただけで、リリース時期などについては未定。「オシャレ魔女 ラブandベリー」ではカードリーダーを使い、アーケードで使用したカードがそのまま使えたが、「古代王者 恐竜キング」のDS版ではどうなるかが注目される。 記者会見に出席した、セガで「古代王者 恐竜キング」のプロデューサーを担当する菅野顕二氏は「『古代王者 恐竜キング』を作っているのは、子供達の笑顔が見たいから。コンテンツの幅を広げていく意味合いからもアニメ化は願ったりかなったり。アニメ版の監督の谷田部勝義氏とも何度か話をしたが、子供に伝えたいメッセージという点では共感できる。私もアニメを早く見て欲しいと思う」とコメント。 もちろん恐竜同士のバトルについてはセガも協力しており、CGで描かれている。会場で公開されたプロモーションムービーでは現代を舞台にティラノサウルスとトリケラトプスの戦うシーンが見られた。これがかなりの迫力で、期待させる出来だった。 会場には主役の古代リュウタ役の松元恵さん、レックス・オーエン役の水口まつりさん、竜野マルム役の小橋知子さんが集合。ゲームの印象について水口さんが「恐竜がリアルでカッコイイ」と語ると、松元恵さんは「女の子には (リアルすぎて) ちょっと怖いかも。アニメではトリケラトプスのガブがチビ恐竜でカワイイ。母性本能をくすぐる感じ」とコメント。水口さんは「カードが少ない状態でゲームをプレイしたんですが、難しかったです。最後までたどり着けなかった。やっぱり子供は凄い」と感心した様子。「ゲームは男の子が好きそうなタイプだけど、アニメは女の子も楽しめます」とアピールした。
アニメーション制作スタッフを含め強い意気込みを感じた今回の発表会。ニンテンドーDS版も製作中ということで、今後も盛り上がりが期待できそうだ。 (C)SEGA/サンライズ・メ~テレ
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□セガのホームページ (2006年12月15日) [Reported by 船津稔]
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