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「ラグナロクオンライン」Episode 6.0第1弾アップデート体験レポート
アルナベルツ教国首都「ラヘル」と2つの新ダンジョンを公開

7月3日実装予定



 ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社は、「ラグナロクオンライン(以下RO)」において、大規模アップデート「Episode 6.0 Beginnings and Upheavals」のの第1弾を7月3日に実施する。

 このアップデートでは、Episode 5.0で実装されたシュバルツバルド共和国の西側に、新たに「アルナベルツ教国」を追加する。具体的には、砂漠に囲まれた首都ラヘルを中心とした全13の新フィールドと、「フレイヤの大神殿」内の「聖域」と「氷の洞窟」の2箇所のダンジョンが実装される。また、新モンスターや「献金クエスト」などユニークな新クエストが盛り込まれる。アップデートに先立ち、ガンホー本社で新要素を体験してきたので早速お伝えしたい。


■ アルナベルツ教国首都「ラヘル」荒野に豊かな水をたたえるオアシス都市

フレイヤ大神殿の建物の前にはラヘルの中央上部にはシンボルとなる女神像がすえられ、その後方には神殿が広がっている
 アルナベルツ教国の首都「ラヘル」には、「女神フレイヤ」を厚く信仰する人々が暮らし、女神を奉る神殿と共に荒野の中に美しい都市が広がっている。砂漠都市モロクよりもやや緑が多く、街の東南には大きな湖があり、人々の憩いの場となっている。神殿付近では神官風のいでたちのNPCもおり、街全体が神秘的な雰囲気をかもし出している。

 ラヘルへの移動手段は隣接するシュバルツバルド共和国のリヒタルゼンから徒歩で移動する方法と、シュバルツバルド共和国ジュノー、ルーンミッドガッツ王国のプロンテラ衛星都市イズルードから飛行船を乗り継いでいく2つの方法がある。徒歩での移動はアクティブモンスターが多く、危険を伴うため初級ユーザーには飛行船での移動が無難だ。

 飛行船の降り口は街からはずれたフィールド上にあり、西に歩いていくとラヘルの街が見えてくる。街の周囲のフィールドは石で作られたようなポリン系の新モンスター「スタポ」が生息する砂地帯、植物型の「ドロセラ」など植物系モンスターがたくさん生息する湿地帯、この他狼のいでたちの「ロウィーン」や「ロウィーン」を召喚する「ガリオン」といった新モンスターが登場する。種々の自然に恵まれた地域のようだ。

 ラヘル周辺のフィールドエリアでは、MVPボスモンスター「アトロス」が生息している。狼男のような風貌で、ラヘル周辺の3マップに1体ずつ計3匹が生息している。ガリオンを召喚し非常に硬い大型モンスターだ。ハイウィザードなど大魔法があれば攻略できそうだが、攻撃速度と攻撃力がシビアなため、数人からのパーティーで攻略したいところだ。

 後述する新ダンジョンのモンスターも含め、ラヘル周辺で追加されたモンスターの特徴として、移動速度が遅く、マジシャン系のスペルユーザーでも戦いやすいことが特徴だ。スタポは詠唱にも無反応で倒しやすいモンスターのため、詠唱型のセカンドキャラの育成場所として適した環境だ。キャラクタの育成とハイエンドを意識したコンテンツといえそうだ。

ラヘルの町は荒野にありながらも神殿を中心に豪華な建造物が点在し、豊かな水をたたえている

アルナベルツ教国の世界観はラヘルを中心に展開するとのことで、意味ありげな多数のNPCが暮らしている。東南の泉は市民に人気の場所でNPCが多く集まっている

石でできたようなポリン系モンスター「スタポ」は詠唱反応もなく経験値もそこそこ。セカンドキャラの育成用のモンスターとして人気が出そうだ。ラヘル北方には植物系モンスターも多い

ラヘルフィールドのボス「アトロス」。3体の同一のMVPボスが周辺に1体ずつ配置されているというユニークな配置。ハイプリーストの支援無しには攻略は難しそうだ


■ 新ダンジョン「聖域」。ワールドをあげた献金クエストにも注目

アップデートの解説を行なうガンホー野呂彰氏。新頭装備では「アヤム」がお気に入りとのことで、ゲーム内で筆者のアテンドを行なうハイプリーストにも早速装着させている
 アップデートの肝となるのが、ラヘルのNPCを中心に展開されるクエストだ。様々なアルナベルツ教国を巡るストーリーが展開される。ラヘルの街の中心部に位置するフレイヤ大神殿内部には新ダンジョンとなる「聖域」ダンジョンがあり、閉ざされたダンジョンの開放のために、神殿の内外にいる双子の神官「ネマ」と「パノ」をキーとしたクエストが展開される。

 この聖域ダンジョンへのクエストはユニークで、キャラクタ個々のクエストを遂行する以外に、ワールド全体の「献金」が必要になるのだ。ユーザーが神官に献金していき、ワールド全体の献金総額が設定値を超えて初めてダンジョンへの道が開かれる。実際の設定額や1回あたりの献金額は未定というものの、どのワールドがもっとも早く「聖域」を開放できるか、サーバーをあげたイベントとしても盛り上がりそうだ。

 また、献金する際には引き換えに「神殿抽選券」を受け取ることができ、NPCを通じ各種レアアイテムをランダムで獲得できるチャンスが生まれる。この日は聖域ダンジョン1Fが公開され、狂信的な信者のモンスター「ヴァンベルク」やひとつ目の「ビホルダー」といったモンスターが登場した。

 聖域ダンジョン1Fの「聖域01」は、鳥が羽を広げたエンブレムのような形をしており、狭い通路に敵が溜まりやすい。高レベルの少数精鋭での狩りが主流となるだろう。

 聖域ダンジョン2F「聖域02」以降のフロアは、残念ながら今回は非公開ということだが、非常に強力な敵が待ち構えているということで、今回もユーザー達がいかに攻略するのか楽しみなところだ。

フレイヤ大神殿のネマ神官とパノ神官は双子という設定。話しかけると表情を変化させる。一定額のゼニーを献金するたびに、ランダムでアイテムが手に入るリワードが用意されている。アイテムの内容や献金額などは今後設定されていくようだ

ラヘルの東のフィールドにある飛行船降り口。これまでは街の中にプラットフォームがあったが、今回は街の外のフィールドが出入り口となる フレイヤ大神殿内部は、ミニマップの表示されない室内マップの位置づけながらも非常に広い。ギルドやパーティーで集会やイベントを行なえそうなスペースもいくつかあるが、迷いやすい構造になっているので出かける際は下見しておきたい

神殿からクエストを通じて進入可能なダンジョン「聖域」。鳥が羽を広げたような壮大なたたずまいだ

聖域ダンジョン内部は少人数で移動しながらの狩りになるだろう。2F以降はユーザー自身の目で確かめてほしい


■ モコモコの癒し系モンスター「シロマ」登場。氷に閉ざされた「氷の洞窟」ダンジョン

氷の洞窟2Fには氷漬けになったマジシャンがいる。女神フレイヤやアルナベルツ教国にまつわるストーリー展開が期待できそうだ
 聖域ダンジョンとアップデートの双璧をなすのが、ラヘルの北の湿地帯を抜けたところにある「氷の洞窟」ダンジョンだ。ダンジョンの入り口は湿地帯にあるが、入り口をくぐると「バイラン島」の海底洞窟のような湿っぽい洞窟へと続いていく。

 細い通路のみのマップで、通路の至る所にダンジョンのマスコットキャラクタ的な癒し系モンスター「シロマ」が生息している。あくびのエモーションをしながらポンポンと飛んで襲い掛かってくる。いたずらっ子のイメージのようで、キャラクタの顔をオークに変化させる「リバースオーキッシュ」を多用してくるため、すぐに変な顔になってしまった。マップの広さの割には通路しかないマップのため、近接系の上位職のレベル上げマップとして人気を集めそうだ。

 氷の洞窟は完全に凍りに閉ざされた2Fへと続く。「シロマ」をさらに大きくした「スノウアー」や、コモドダンジョンでお馴染みの「メガリス」が凍りついたような「ケイズティ」、氷のゴーレム「アイスタイタン」が生息している。この他、氷づけになったマジシャンなど、ラヘルのクエストに関連しそうなNPCが存在し、ストーリー展開やダンジョン攻略にも少なからず影響を及ぼしそうだ。

 最下層の3F(03)は、アイスタイタンが非常に多く生息しており、上位2次職の高レベルのパーティーでなければ生存すら難しい環境だ。マップ中央にはクリスタルらしきものがあり、これを取り囲むように小さな燭台のような置物が置かれている。クエストとこれらのギミックを通じてMVPを呼び出す仕掛けのようだ。登場するMVPモンスターは「クトルラナックス」で、半獣半魚のいでたちをした氷のモンスター。アイスタイタンを召還しながらストームガストを放ってくる。こちらもタフさ、硬さではかなりのものを持っており、攻略方法が注目されそうだ。



氷の洞窟内部は少人数で移動しながらの狩りとなるのだろう。02、03では強力なモンスターが現れるので十分注意しよう

氷の洞窟02にはスノウアーやアイスタイタンといった大型モンスターが数を増す。このフロアにいる氷づけのマジシャン以外にもマップ全体を通じてNPCが多数配置されている

3Fはいよいよモンスターだらけという印象。移動速度が遅いのでいざというときには容易に建て直しがきくだろう。マップ中央には意味ありげなクリスタルらしきものが配置されている

氷の洞窟3FのMVPボスモンスター「クトルラナックス」。アイスタイタンを召還し、移動速度は遅いが接触すると高い攻撃力は非常に危険だ。大魔法を駆使したいところだ


■ 新頭装備は「ベレー」、「アヤム」など9種類以上!! テコン系にボーナスも

ヴァルキリー装備の1つ「ヴァルキリーヘルム」
 今回のパッチは主にクエストや新MVPにフォーカスされ、新システムや新職業、新スキルには踏み込まれていない。代わりに、新規に登場する頭装備品は昨年実装された職業「テコンキッド」系統にボーナスが入るように設計されている模様だ。数の少ない新職業ユーザーへの配慮といえるだろう。

 この他、一連のヴァルキリー装備の1つ「ヴァルキリーヘルム」や、韓国の古典芸能で使われるお面「老人の仮面」、「花嫁の仮面」、「獅子の仮面」、「使道の帽子」や、昔の韓国の女性用防寒用に被ったという「アヤム」、キャラに目線を入れる「モザイク」の9種類を見せて貰った。韓国の古典的な被り物が多数登場するノスタルジックな装備品が多い印象だ。入手方法も含め、PvP好きなユーザーやテコン系のユーザーには要注目となるだろう。

 今回のアップデートで新登場したモンスターのカードは登場せず、新システムの実装もない。既に実装された新職業を盛り立てたり、ストーリー性の拡張に主眼が置かれている。大規模アップデートとしては地味ながらも、初心者ユーザー向けのストーリー面と、上級ユーザー向けの様々な狩りのシチュエーションを増やしたバランスの取れたアップデートとなっている。見せ方の難しい「RO」の世界にまつわるストーリー性を、いかにユーザーにナチュラルに語りかけていくかが今後の課題となるだろう。

新頭装備の特徴として、韓国の伝統的な被り物をモチーフにしたものが多い。女性物の被り物は意外とROの世界にマッチしてかわいらしい

老人の仮面は、ループタイなど韓国からのみやげ物のデザインとしても人気が高い伝統芸能のお面からのデザイン。ベレーとお爺さんの仮面の組み合わせのカオス感は、街中でのネタ装備としても人気が出そうだ

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□ガンホー・オンライン・エンターテイメントのホームページ
http://www.gungho.jp/
□「ラグナロクオンライン」のページ
http://www.ragnarokonline.jp/
□「RJC2007」のページ
http://www.ragnarokonline.jp/news/event/rjc2007/
□関連情報
【4月30日】ガンホー、ファン感謝祭「Ragnarok Japan Championship 2007」を開催
即売大行列再び、「ラグナロクオンライン II」は今夏スタート
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070430/rjc2007.htm
【3月28日】ガンホー/ジーモード、「ラグナロクオンライン GAMES」を6月に配信開始
「RO」本編で使える連動アイテムが手に入る携帯専用ゲームポータル
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070328/rogames.htm
【5月22日】ガンホー、「RAGNAROK ONLINE Japan Championship 2006」を開催
「ラグくじ」発売で大行列、次期アップデートは7月実装
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060522/rjc2006.htm

(2007年6月20日)

[Reported by 三浦尋一]



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