ガンホー、フロンティアグルーヴと業務提携
ガンホーゲームズに熱帯魚育成シム「AQUAZONE」を展開
11月28日発表
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社は、ゲームソフトのパブリッシングで業務提携関係にあるフロンティアグルーヴ株式会社と、新たにゲームに関する業務提携契約を締結したことを発表した。
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'93年にMac向けにデビューし、数々のプラットフォームで愛されてきた「AQUAZONE」。ガンホーゲームズのFLASHゲームとしてまた新たに生まれ変わることになる
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今回の業務提携の内容は、フロンティアグルーブが著作権を保有する熱帯魚育成シミュレーションゲーム「AQUAZONE」シリーズを、ガンホーゲームズのFLASHゲームとして提供するというもの。その見返りとして、ガンホー・モードでは、「AQUAZONE」のバナー等を掲載し、パッケージコンテンツへの誘導をはかる。このため、ビジネスモデルについては他のFLASHゲームと同様に完全無料を予定している。
FLASH版「AQUAZONE」の開発はフロンティアグルーブが担当し、企画は両者で出し合うという形になる。現在フロンティアグルーヴでは、「AQUAZONE」のオンライン版のプロジェクトが進行中で、将来を見据えた布石のひとつという見方もできそうである。
FLASH版「AQUAZONE」のゲーム内容は、シリーズ最新作「AQUAZONE AX」(2004年7月23日発売)をベースに、FLASHゲームらしいカジュアルな内容になるという。具体的な内容については、まだ開発に着手した段階ということで不明瞭だが、キャッシュにデータを保持する機能を活用し、えさやりや水替えといった要素を一種のミニゲームとして盛り込むことで、熱帯魚育成らしさを感じられるカジュアルゲームにしていくという。
気になるサービス開始時期についてはまったくの未定としている。FLASHゲームだけに、開発そのものにはそれほど時間は掛からないはずだが、今年8月の記者発表会で目玉コンテンツとして公開された「ラグナロクオンラインスロット」、「CRエミルクロニクルオンライン」のほか、掲示板機能、チャット機能などもいまだ実装されておらず、ガンホーゲームズのコンテンツ実装ロードマップは、大幅な修正を余儀なくされている。それを考えると実装時期はある程度先と見ておいていいかもしれない。
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□ガンホー・オンライン・エンターテイメントのホームページ
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(2006年11月28日)
[Reported by 中村聖司]
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