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任天堂、約50タイトルのWii用ソフトが遊べるイベント
「Nintendo World 2006 Wii体験会」開催

11月3日 開催(名古屋会場・ポートメッセなごや)
11月12日 開催予定(大阪会場・インテックス大阪)
11月25日~26日 開催予定(東京会場・幕張メッセ)


とにかく何のタイトルといわず行列ができていた
 任天堂株式会社は、12月2日に発売予定のゲーム機「Wii」を体験できるイベント「Nintendo World 2006 Wii体験会」を、11月3日にポートメッセなごやで開催した。

 このイベントには、約50本のWii用ソフトと、ニンテンドーDSなど同社のゲーム機の新作ソフトが出展された。同社はこれまで報道関係などに限定した体験会は実施しているものの、一般のユーザーがWiiに触れる機会はこれが初めて。しかも入場料が無料とあって、早朝から多くの来場者が入場待ちの行列を作っていた。

 来場者を見ていると、やはり10代後半から20代くらいの層が多いものの、10歳未満の子供や家族連れでの来場者も意外なほどに多かった。親も子供の付き添いというわけではなく、一緒になってWiiをプレイしているのがほとんどで、発売前の試遊イベントにしては珍しい光景が見られた。

 さてそのWiiの試遊台だが、会場での一番人気は「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」。開場後まもなく大行列ができ、最長時には240分待ちとの告知が出された。閉幕が16時なので、正午ごろには行列に並ぶのも打ち切られた。「Wii Sports」などに比べれば試遊台の台数は少なめではあったが、それでも「ゼルダさえ遊べればいい」という人が相当な数いたのは事実。ローンチタイトルとして、相当な期待感が寄せられているようだ。

 このほかのタイトルを見ると、「スーパーマリオ ギャラクシー」や「ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔」などで2時間前後の行列ができ、その他のタイトルも短くて30分待ちという状況だった。プレイしている人の話を聞いてみると、「とにかくWiiリモコンに触れたい」という声が多く、そのあたりも満遍なく行列ができた理由の1つだと思われる。

 また会場には、DS用の新作も多数出展されていたが、Wiiの人気に押されてか、DSの試遊台はどれも比較的空いていた。あえてこちらに期待して大阪や東京会場に来場してみるのもいいかもしれない。

 開場の混雑と、相当な数の出展タイトルのため、全てのタイトルをプレイするのは無理な状況だった。今後開催される大阪や東京の会場に来場予定の人は、どのタイトルを真っ先にプレイするかくらいは考えておくとよさそうだ。かくいう記者も、残念ながらあまり試遊できなかったのだが、今回出展タイトルの中で特に気になったものを順にレポートしていく。

 なお一番人気の「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」については、ファーストインプレッション記事を掲載しているので、そちらをごらんいただきたい。ほかにも、株式会社セガのソフトや、9月のプレビューイベントの記事でも別途レポートがあるので、合わせてごらんいただければ幸いだ。

 今後は11月12日に大阪のインテックス大阪、11月25日から26日は幕張メッセで開催される。

こちらが会場一番人気の「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」のコーナー。開場からまだ1時間経っていないころの写真だが、既に240分待ちとなっていた。12月2日発売予定、6,800円 名古屋会場の案内図。試遊台が1台のみのソフトも多かったため、タイトル数は思いのほか多い
Wii本体や周辺機器、パッケージが展示された ソフトのパッケージも展示。ディスクやケースは一見するとDVDと同じだが、ディスクには大きくWiiと書かれている 「はじめてのWii」はWiiリモコンが同梱されるため、他とは少し違うパッケージを採用している



■ はじめてのWii (任天堂)

 その名のとおり、初めてWiiに触れる人でも楽しく遊べるソフト。「ゆびさしピンポン」、「ホッケー」、「つり」など、モーションセンサーやポインタをシンプルに使ったミニゲームを9種類収録。Wiiリモコンの独特な操作感を、知らず知らずのうちに楽しみながらマスターできる。

 どのゲームでも対戦できるのが特徴。というのも、パッケージにはWiiリモコンが同梱されており、本体同梱のものと合わせて2個のWiiリモコンでプレイすることを前提としているからだ。また中には、後で紹介する「Mii」と連携するものもある。

 12月2日発売で、価格は4,800円。Wiiリモコンは単体で3,800円なので、ソフトの価格は実質1,000円。Wiiを買って家族で遊びたいが、ソフトは何を買えばいいだろう? と悩んだときには、ベストチョイスのソフトとなるだろう。



■ スイングゴルフ パンヤ (テクモ)

 Windows用ゴルフゲーム「スカッとゴルフ パンヤ」をアレンジしたもの。操作はWiiリモコンのみを使用する。

 最大の特徴は、Wiiリモコンを使って実際にスイングするという点。リモコンをクラブのグリップに見立てて握り、バックスイングの高さと手首の角度でスイングの強さを決定する。その後スイングする際、手首が内や外に向いていると、実際のゴルフ同様、カーブやスライスになってしまう。正しくまっすぐにスイングできれば、「パンヤ!」と表示され、狙った方向にボールが飛んでいく。

 バックスイングにはいくら時間をかけてもよく、また正しくスイングができればパンヤが出るので、タイミングを合わせてキーを押すWindows版とは随分とプレイ感覚が異なる。ちなみに製品版では、Windows版と同様に、動くバーに合わせてボタンをタイミングよく押してスイングする操作モードも用意されているという。

 アイテムの入手については、Windows版のようなアイテム課金システムはなく、純粋にゲーム中でポイントを貯めて交換するそうだ。

 本体と同日の12月2日発売予定で、価格は6,090円。



■ おどるメイドインワリオ (任天堂)

 妙なノリながら、毎回新しいデバイスでチャレンジしてくる「メイドインワリオ」シリーズの最新作。基本的な流れは過去のシリーズと同じく、瞬間的に終わるミニゲームを連続でクリアしていくというもの。操作はWiiリモコンのみを使用する。

 今回の新デバイスは言うまでもなくWiiリモコンだが、使い方が実にユニーク。各ミニゲームの前に「お作法」としてWiiリモコンの持ち方を指示され、そのとおりに持ちかえたところで、「スクワットしろ」(頭の上で両手で持ち、その場でスクワット)、「コップの水を飲み干せ」(片手で握るように持ち、ゆっくりと傾けて水を飲む。急ぐと水をかぶる)といったゲームがスタートする。

 脱力系のネタもパワーアップしており、それに期待している人も多いだろう。ただその裏で、Wiiリモコンを使った操作は膨大な種類になるので、実はWiiリモコンの練習用ソフトとしても最適な1本である。発売日は本体と同日の12月2日で、価格は5,800円。



■ コロリンパ (ハドソン)

 Wiiリモコンを傾けてマップの土台を傾け、画面上のボールを転がしてゴールを目指すアクションパズルゲーム。Wiiリモコンの傾きがそのまま土台の傾きに反映されるという、シンプルなゲームである。

 ボールには慣性が働くので、台を水平に戻したからといってボールは止まらない。勢いよくマップの枠外に飛び出してしまえば失敗となる。慎重に動かせばいいのだが、より早くクリアするのが目的となるので、コースの先を見て慣性を考えながらボールを操っていく。マップも複数あり、強制的に引っ張られて別の場所へ持っていかれてしまったり、土台自体が上下しているものなど、仕掛けも多彩。基本は単純だが、パズル好きにはやりこみも楽しそうな1本だ。

 本体と同日の12月2日発売予定で、価格は5,040円。



■ ポケモンバトルレボリューション (ポケモン)

 ポケモンバトルを3Dグラフィックスで表現し、音声による演出なども加わったソフト。DS用「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」と連携するのが最大の特徴で、会場では実際にDSとWiiをワイヤレス通信で接続し、コントローラとしてプレイできる試遊台も用意されていた。

 3Dグラフィックスで描かれたポケモンが滑らかに動くだけでも、迫力は段違いに上がっている。音声の解説も入るので、ゲームよりもアニメを見ているような感覚で楽しめる。ちなみに製品版ではニンテンドーWi-Fiコネクションによる通信対戦にも対応している。DSでも対戦は可能だが、より臨場感を味わいながら対戦できるだろう。

 ちなみに会場には、これを目当てにして来場する子供も多いようで、当然のようにDS本体と「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」を手にしていた。「ポケモンバトルレボリューション」の待ち時間は、対戦や交換の絶好の機会になっていたようだ。

 12月14日発売予定で、価格は5,800円。



■ ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔 (スクウェア・エニックス)

 株式会社スクウェア・エニックスの看板タイトル「ドラゴンクエスト」シリーズのソフト。伝統的なコマンド入力によるRPGではなく、Wiiリモコンを剣や盾に見立てた操作でモンスターたちと戦うのが特徴である。

 まず最初にフィールドを進んでいく。順路は途中で分岐があったりはするが、基本的に決まったルートを進むので、Aボタンを押しているだけでどんどん進んでいく。途中でモンスターと出会うと、自動的に剣を抜いて戦闘モードに入る。このような仕組みなので、操作はWiiリモコンだけでできる。

 画面に向かってWiiリモコンを振りかざすと、その振り方に応じた角度で剣を振って攻撃する。剣で攻撃できるのは、一番近くに寄ってきた敵(前のラインにいる敵)だけだが、真横に振れば横並びの敵にまとめて斬りつけられる。逆に多くの敵を攻撃したくない場合は、画面に向けてWiiリモコンを突き出せば、突き攻撃も繰り出せる。また遠距離の敵を狙える魔法もBボタンを押すだけで使用できた。

 そして意外に重要なのが盾の操作。戦闘中にポインタを画面に向けてAボタンを押すと、半透明の盾のグラフィックスが現われる。これを敵の攻撃にあわせると防御できる。ボス戦では特に重要で、ゴーレムと戦う際には、連続で殴りかかってくるゴーレムの攻撃を盾で防ぎ、そのスキを狙って攻撃するとダメージを与えられるという仕掛けになっている。ただ剣を振っていればいいわけではなく、剣と盾を使い分けた戦術が要求される。

 敵にダメージを与えたり、盾で攻撃を防いだりすると、剣の形をしたゲージがたまっていく。これが満タンになると必殺技が発動でき、まずWiiリモコン(剣)をぐるぐると回してパワーを貯めて、敵全体に強烈な一撃を放てる。ちなみに必殺技は他にも種類があり、これとは異なる操作でパワーを貯めることになるそうだ。

 敵を倒せば、経験値を獲得でき、レベルアップする。このあたりのRPG性は「ドラゴンクエスト」シリーズを踏襲している。

 2007年春発売予定で、価格は未定。



■ マリオストライカーズ チャージド(仮称) (任天堂)

 ニンテンドーゲームキューブ用「スーパーマリオストライカーズ」の続編となるサッカーゲーム。マリオやクッパなど「スーパーマリオブラザーズ」シリーズのキャラクタが登場し、ど派手なサッカーを繰り広げる。コントローラはヌンチャクスタイルで、ヌンチャク側のアナログスティックでキャラクタを移動させる。

 前作ともっとも異なるのが、キャプテンのみが使える必殺シュート「スーパーストライク」。前作はとにかく強烈なシュートという位置づけだったが、今作ではバーをとめた位置によって、何とボールの数が増えてしまう。最大5個まで増えたボールが全てゴールに入れば、一気に5点入ってしまうというので、大逆転も可能になっている。

 ただしシュートされた側もブロック操作が可能。画面がブロック操作専用のものに切り替わり、高速なシュートボールが次々と飛んで来るので、手の形をしたポインタをボールに合わせてボタンを押す。うまく押せればブロックできるが、失敗した分は失点となる。元々豪快なサッカーだったが、さらに磨きがかかったという印象だ。

 2007年発売予定で、価格は未定。



■ GT pro series (エム・ティー・オー)

 Wiiリモコンの傾きで車を操作するレースゲーム。見た目はベーシックな内容だが、Wiiリモコンをはめ込むことでハンドルのように使える、ステアリングアタッチメントが同梱されている。試遊台ではシンプルなレースを2周体験でき、1周目はアタッチメントなし、2周目はアタッチメントを装着する、とわざわざ2通りの操作感を体験できるようにしていた。

 まず1周目では、Wiiリモコンを横向きに両手で持って操作。これでも既に実際のハンドルに近い感触で、少しの時間で感覚がつかめてきた。そしてアタッチメントを装着した2周目は、驚くほど操作感が向上。「車が変わったのでは?」と思うほどコーナリングの反応がよくなり、逆にあわててしまった。どうやらリモコンを持つ角度が重要なようで、正しくコントローラの面に対して水平に回さないといけないらしい。アタッチメントを取り付けると、それが自然にできてしまうというわけだ。

 レースゲームとしての特異な点は感じられなかったが、車体の影表現のコントラストが強く、ちょっとマンガっぽい表現になっているのが見た目にユニーク。

 2007年1月11日発売予定で、価格は6,090円。



■ クッキングママ みんなといっしょにお料理大会! (タイトー)

 DS用「クッキングママ」の続編となる、調理シミュレーションゲーム。DSではタッチペンを使った操作だったが、本作ではWiiリモコンのモーションセンサーを多用している。

 会場では、ハンバーグステーキの調理を体験できた。肉をひいて卵を割り、パン粉を作って材料をこね合わせ……と一通りの調理の流れを体験できる。いずれもモーションセンサーを使うのだが、卵を割るときにあまり力を入れて殻を叩くとつぶれてしまったり、逆にひびが小さいうちに割ろうとするとうまく割れなかったりする。繊細な力加減が求められるところは、本物の料理に近い感触がある。

 ただゲームの内容はレシピや詳細な調理方法を学ぶものではなく、大まかな流れをゲームとして体験するものになっている。これをきっかけにして、実際の料理にも興味を持ってもらおう、というのがゲームの意図のようだ。2人同時プレイも可能なので、娘に料理をさせてみたいお母さんが一緒に遊んでみるといいかもしれない。

 ちなみにハンバーグステーキの調理の締めとなる「焼く」場面では、フライパンを前後に動かしてハンバーグを裏返すという操作が発生する。ここでうっかり手首を跳ね上げる人が多かったが、そうするとハンバーグはあらぬ方向へ飛んでいってしまい、ベチャッと落っこちて失敗となる。最後の最後でシュールな演出が用意されているのも、どことなく本物っぽさが感じられ、「今までの苦労が!」と本気でがっかりしてしまう。これを教訓に、本物ではうまく焼いていただきたい。

 2007年2月発売予定で、価格は6,090円。



■ Wii やわらかあたま塾 (任天堂)

 DSで発売された「やわらかあたま塾」のWii版。DSではタッチペンを使ってさまざまな問題を解いたが、Wiiではポインタを使って解答する。コントローラはWiiリモコンのみ使用。会場では2人対戦プレイのみ試遊できたが、実際の製品には1人用も収録されている。

 問題は一新されているが、出題された問題を早く正確に解いていくという基本的なところは同じ。対戦では連続で複数の問題に挑戦し、どちらが早く全ての問題を解答できるかで勝負が決められていた。勝者は、脳のやわらか度がg(グラム)単位で表示されていた。

 2007年春発売予定で、価格は未定。



■ 牧場物語Wii(仮称) (マーベラスインタラクティブ)

 ほのぼの生活シミュレーション「牧場物語」の新作。最近は「新牧場物語」として、やや毛色の異なる作品がいくつか発売されているが、こちらは正統派の、ほのぼのしたデザインになっている。

 今回の出展バージョンでは、3つのミニゲームを選択してプレイできた。この中では、畑を耕して水を撒いたり、牛の乳搾りをしたりといった基本的な操作を体験できたが、いずれもWiiリモコンのモーションセンサーを使った操作が取り入れられている。たとえば畑を耕すときには鍬を振り下ろしたり、水を撒くときにはじょうろを左右に振ったりといった具合だ。

 ゲーム自体はまだまだ制作途中といった感じだが、Wiiリモコンを使った面白い仕掛けを用意しようというスタンスは伝わってくる。操作系が洗練され、直感的な操作が可能になれば、より生活感のある「牧場物語」が楽しめそうな期待が持てる。

 発売日、価格ともに未定。



■ Wiiチャンネル(似顔絵チャンネル) (任天堂)

 Wiiに標準搭載される機能。複数のパーツを組み合わせて似顔絵を作り、自分の分身となるキャラクタ「Mii」を作成できる。

 パーツは顔の輪郭から髪型、目、鼻、口、アクセサリ類など複数の項目があり、それぞれ数十種類の中から選ぶ。目や眉などは、位置や角度の調整も可能で、想像以上に自由度が高い。実際に作ってみると、「それっぽい」ものがだんだんとできあがっていく様子を見ているだけでも面白く、これ自体はゲームではないのに思わず夢中になってしまう。

 操作はWiiリモコンを使い、画面にポインタを向けて必要なパーツを選んでいくだけでいい。作ったMiiは、対応するゲームで使用できる。あえて似ていないキャラクタを作るのもありだが、1人作っておくといろいろなゲームに使えてより楽しめるだろう。



■ Wiiチャンネル(写真チャンネル) (任天堂)

 こちらもWiiに標準搭載される機能。SDカードに保存された写真やムービーのデータを読み込み、スライドショーによる表示や画像の加工ができる。

 ビューワ機能はかなり強力で、SDカードのデータを高速に読み込み、数十枚の写真も一気にサムネイル化してリスト表示する。ソート機能も備えており、単純な画像ビューワとしてはかなり高い機能を持っている。スライドショー表示では、映像をセピア調にリアルタイムに変更したり、好みのBGMをつけたりといった機能もある。

 画像の加工では、画像の上からペンで書き入れたり、キスマークやサングラスなどのワンポイントアクセサリもつけられる。ペンの太さやアクセサリのサイズは、Wiiリモコンを画面から近づけたり遠ざけたりすると、動的に変化する。また手首をひねるようにWiiリモコンを回すと、アクセサリの向きもそれに応じて変わる。ポインタとモーションセンサーを組み合わせた面白い設計で、ここから新たなゲームが生まれそうな予感さえした。

 ほかにも、画像を複数のピースに分割してパズルにして遊ぶ機能なども用意されている。標準搭載の機能としては、かなり意欲的な内容だ。



■ バーチャルコンソール (各社)

 ファミコン、スーパーファミコン、PCエンジン、メガドライブなど、過去のハードのゲームをダウンロードしてプレイできる機能。会場では既にダウンロード済みの試遊台が展示され、実際にゲームを選んでプレイできた。ゲームは1つ1つがWiiチャンネル(Wiiのトップメニュー)の1項目となっており、ポインタを合わせてボタンを押すだけで起動する。

 スーパーファミコンなどのゲームをプレイする際には、「クラシックコントローラが必要です」と画面に表示される。ファミコンだと、Wiiリモコンのボタンだけで足りるのでクラシックコントローラは必須ではないが、スーパーファミコンなどではボタンが足りなくなるため必須扱いとなる。クラシックコントローラの代わりとして、GC用コントローラも使用できるという。

 ゲームの再現性については文句のつけどころはない。各ゲームには説明書もついており、ゲーム中で随時確認できる。ゲームの内容だけでなく、Wiiリモコンやクラシックコントローラでの操作方法も説明されているので、さすがに当時の説明書を再現したものにはなっていないようだ。

【その他の出展タイトル】
「Wii Sports」(任天堂)
左上はステージイベント。中央上は「テニス」、右上は「ベースボール」、左下は「ボーリング」、中央下は「ゴルフ」、右下は「ボクシング」。この5つのゲームが1本に収録されている。12月2日発売予定、4,800円
「カドゥケウスZ 二つの超執刀」(アトラス)
12月2日発売予定、6,090円
「Elebits」(コナミデジタルエンタテインメント)
12月2日発売予定、6,090円
「スーパーモンキーボール ウキウキパーティー大集合」(セガ)
12月2日発売予定6,090円
「SDガンダム SCADHAMMERS」(バンダイナムコゲームス)
12月2日発売予定、6,090円
「たまごっちのピカピカだいとーりょー!」(バンダイナムコゲームス)
12月2日発売予定、6,090円
「縁日の達人」(バンダイナムコゲームス)
12月2日発売予定、5,040円
「クレヨンしんちゃん 最強家族カスカベキング うぃ~」(バンプレスト)
12月2日発売予定、6,090円
「WING ISLAND」(ハドソン)
12月2日発売予定 、6,090円
「レッドスティール」(ユービーアイソフト)
12月2日発売予定、6,800円
「ネクロネシア」(スパイク)
12月2日発売予定、7,140円
「BLEACH Wii 白刃きらめく輪舞曲」(セガ)
12月14日発売予定、7,140円
「ラビッツ・パーティ」(ユービーアイソフト)
12月14日発売予定、5,800円
「ニード・フォー・スピード カーボン」(エレクトロニック・アーツ)
12月21日発売予定、6,090円
「モンスター4×4 ワールドサーキット」(ユービーアイソフト)
12月21日発売予定、5,800円
「ふるふるぱーく」(タイトー)
今冬発売予定、6,090円
「スーパーマリオギャラクシー」(任天堂)
2007年発売予定、価格未定
「マリオパーティ8(仮称)」(任天堂)
2007年発売予定、価格未定
「エキサイト トラック」(任天堂)
2007年1月18日発売予定、5,800円
「ファイアーエムブレム 暁の女神」(任天堂)
2007年2月発売予定、価格未定
「メトロイドプライム3 コラプション」(任天堂)
2007年発売予定、価格未定
「ドラゴンボールZ Sparking! NEO」(バンダイナムコゲームス)
2007年1月1日発売予定、7,140円
「めざせ!! 釣りマスター」(ハドソン)
2007年2月発売予定、価格未定
「電車でGO! 新幹線EX 山陽新幹線編」(タイトー)
2007年2月発売予定、6,090円
「ソニックと秘密のリング」(セガ)
2007年春発売予定、価格未定
「SUDOKU 数独」(ハドソン)
2007年3月発売予定、5,040円
「ボンバーマンランド Wii」(ハドソン)
2007年3月発売予定、価格未定
「ワンピース アンリミテッドアドベンチャー」(バンダイナムコゲームス)
2007年春発売予定、価格未定
「マーベル アルティメット アライアンス」(インターチャネル・ホロン)
今冬発売予定、価格未定
「THE DOG ISLAND ひとつの花の物語」(ユークス)
2007年発売予定、価格未定
「ダウンヒルジャム(仮称)」(アクティビジョン)
発売日未定、価格未定
「コール オブ デューティ 3」(アクティビジョン)
発売日未定、価格未定
「Touch! Generation」の新作や、「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー」など、DS用ソフトの新作も多数出展されている


□任天堂のホームページ
http://www.nintendo.co.jp/
□「Wii」のページ
http://www.nintendo.co.jp/wii/
□「Nintendo World 2006 Wii体験会」のページ
http://www.nintendo.co.jp/n10/nww/index.html
□関連情報
【11月2日】セガ、Wii専用タイトルファーストインプレッション
「ソニック」、「BLEACH」、「スーパーモンキーボール」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061102/segawii.htm
【11月1日】Wii「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」
ファーストインプレッション
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061101/zelda.htm
【10月11日】任天堂、Wii・ニンテンドーDSの新作タイトルの体験会 「Nintendo World 2006」を東京、大阪、名古屋で開催
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061011/wii.htm
【9月14日】「Wii Preview」試遊会レポート
ずらりと並んだWii用ソフトをまとめて体験
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060914/wiit.htm
【9月14日】任天堂、Wiiの全貌を公開
家庭内の誰もがいつでも楽しめる機能が満載
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060914/ninten.htm
「Wii」(Revolution)記事リンク集
http://game.watch.impress.co.jp/docs/backno/news/revolink.htm

(2006年11月3日)

[Reported by 石田賀津男]



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