ガンホー、不正アクセス問題の対策として 外部有識者による諮問委員会を設置
8月11日 発表
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社は、7月に発覚した同社の元社員による不正アクセスの問題について、社外の有識者による諮問委員会を8月11日に設置したと発表した。
同社は社内情報管理や業務管理体制の改善策について、委員会に諮問し、その答申を受けて、対策案の指針とする。同社内では既に、代表取締役社長の森下一喜氏を責任者とするプロジェクトチームを設置して対応に当たっているが、より質の高い管理体制の構築を目指すため、外部の専門家を招いたという。
委員会では、今回の問題の再発防止案の方針確認や、業務管理体制の改善への提案、さらにRMTや情報セキュリティ問題に対する動向の情報提供と、幅広い内容を受け持つ。8月下旬には、第1回諮問委員会を開催するとしている。
委員会のメンバーは、東京電機大学工学部情報メディア学科教授の佐々木良一氏、インターネットに関連する法律問題に詳しい弁護士の牧野二郎氏、IGDA日本代表を務める新清士氏の3名。
□ガンホー・オンライン・エンターテイメントのホームページ
http://www.gungho.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.gungho.co.jp/press/094.html
□関連情報
【7月31日】ガンホー、元社員による不正アクセス問題の対応策を発表
流出したゲーム内通貨の調整案も検討
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060731/gungho.htm
【7月20日】ガンホー社員、「ラグナロクオンライン」の不正アクセスで逮捕
6,910億ゼニーを無断複製してRMT業者に売却、1,400万円超を不正取得
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060720/rormt.htm
(2006年8月11日)
[Reported by 石田賀津男]
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