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価格:5,040円
「エースコンバット」シリーズ初の携帯機で発売される「ACE-X」は、多数の新しいシステムを導入している。これまでに紹介してきた「マルチプレイモード」、「Strategic AI System(ストラテジックAIシステム)」に加え、オリジナル機体を作り上げる「チューニングシステム」の存在が今回の情報で明らかとなった。 自分だけのオリジナル機体を作り上げるチューニングは「エンジン」、「ウイング」、「アーマー」、「ウェポン」、「コクピット」の5つのカテゴリーがあり、各部分のパーツを取り替えることで機体をチューニングすることができる。プレーヤーの好みにより、スピードを重視するか、バランスにこだわるか、特殊な機能を持たせるか、といったオリジナルの機体を作り上げることができる。パーツは、「ミッション中に特定の施設を破壊する」、「特定のミッションをクリアする」などの条件を満たすことで出現し、購入可能になる。入手できるパーツ数は60種類にも及ぶ。
用意されたパーツの効果は様々であるが、例えば「スピードアップ」や「装甲の強化」から「ステルス性の向上」、「ミサイルのホーミング性能の強化」など、個性のあるパーツが用意されている。ただし、選択したパーツによって特定の性能が向上するかわりに、他の性能が犠牲になることもある。チューニングした機体は、キャンペーンモードだけでなくマルチプレイモードでも使用可能。なお、チューニングしても、機体の外観は変化しない。
「ACE-ZERO」で復活した特殊兵装の選択が、「ACE-X」にも搭載されている。しかも、「ACE-X」では、選択した兵装によって機体の対空・対地能力が変化するという。これにより空中や地上にいる敵の補足能力がアップすることになる。自分のこだわりの機体に、よりミッションに応じた能力を持たせることが可能となる。それだけに特殊兵装の選択が今まで以上に戦局を左右する要素となるのではないだろうか。
第2報にて紹介した「ACE-X」オリジナル機体「XFA-24A Apalis」、「XFA-27」に引き続き、新たに2機のオリジナル機体が公開された。今回紹介する2機は、「ACE3」に登場したオリジナル機体を彷彿させる「コフィンシステム」が採用されているのが大きな特長となっている。 ■ XR-45 Cariburn 多国籍企業体の航空機部門で製作された、次世代戦闘機の構想を形にした実験機。それが、どのような経緯でオーレリアに持ち込まれたのかは不明だが、実戦データの収集が主な目的だったのではないかと噂されている。 この時代ではまだ主流となっていないコフィンシステムをはじめ、2次元推力変更ノズル、ボディ下側に備え付けられた垂直カナードなど、格闘戦時のパフォーマンスを高めるであろう要素がふんだんに盛り込まれている。エンジンも強力なものが2基取り付けられており出力は高いが、前進翼や機首に大きく開けられた大型インテークによる空力特性のため最高速度は伸びず、同世代の機体と比較して少し低いところに留まってしまっている。高高度戦闘能力などは非常に高く、総合的に見ても迎撃機としての特徴が色濃い。
基本的な操作性にシビアな部分はあるものの、乗りこなす事ができればドッグファイトにおいて無類の戦闘能力を発揮することができるだろう。 ■ YR-302 Fregata 4基の大型エンジンが特徴的な大型攻撃機。開発途中には、その独特のフォルムから宇宙機ではないかとの噂があったが実際には対地攻撃を目的とし開発され噂とは裏腹に高高度での戦闘は得意としない。
重装甲や兵装、大量に必要な燃料により高重量となっているが4基の大型エンジンとベクタースラストノズルが機動性を支えている。エンジンや燃料タンクにより圧迫された内部機器のレイアウトは煩雑を極め、メンテナンス性に欠ける。また、燃料消費量が多く航続時間は比較的短い。電子機器やコフィンシステムは必要最低限のものが使用しされている。 そして、プレーヤーが操作できる実在する機体を今回も紹介する。
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□バンダイナムコゲームスのホームページ (2006年8月11日) [Reported by 志賀康紀]
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