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バンダイナムコゲームス、「ACE COMBAT X -Skies of Deception-」
自分だけのオリジナル機体を作るチューニングシステムを搭載

10月26日 発売予定

価格:5,040円

 株式会社バンダイナムコゲームスは、プレイステーション・ポータブル(PSP)用フライトシューティング「ACE COMBAT X -Skies of Deception-(以下、「ACE-X」)」の発売日を10月26日に決定した。価格は5,040円。

 「エースコンバット」シリーズ初の携帯機で発売される「ACE-X」は、多数の新しいシステムを導入している。これまでに紹介してきた「マルチプレイモード」「Strategic AI System(ストラテジックAIシステム)」に加え、オリジナル機体を作り上げる「チューニングシステム」の存在が今回の情報で明らかとなった。

 自分だけのオリジナル機体を作り上げるチューニングは「エンジン」、「ウイング」、「アーマー」、「ウェポン」、「コクピット」の5つのカテゴリーがあり、各部分のパーツを取り替えることで機体をチューニングすることができる。プレーヤーの好みにより、スピードを重視するか、バランスにこだわるか、特殊な機能を持たせるか、といったオリジナルの機体を作り上げることができる。パーツは、「ミッション中に特定の施設を破壊する」、「特定のミッションをクリアする」などの条件を満たすことで出現し、購入可能になる。入手できるパーツ数は60種類にも及ぶ。

 用意されたパーツの効果は様々であるが、例えば「スピードアップ」や「装甲の強化」から「ステルス性の向上」、「ミサイルのホーミング性能の強化」など、個性のあるパーツが用意されている。ただし、選択したパーツによって特定の性能が向上するかわりに、他の性能が犠牲になることもある。チューニングした機体は、キャンペーンモードだけでなくマルチプレイモードでも使用可能。なお、チューニングしても、機体の外観は変化しない。

【チューニング】
「戦場を選ばない、高い汎用性」という実戦的なコンセプトのもとに設計された多目的機「XFA-24A Apalis」をチューニングしてみる まず最初にチューニングを行なう機体を選択し、パーツカテゴリからチューニングするパーツを選択する パーツカテゴリは「エンジン」、「ウイング」、「アーマー」、「ウェポン」、「コクピット」の5つ。好みの部分からチューニングしていくといいだろう
【エンジンパーツ】高推力エンジン(Minotaur Engine):最高速度が大きく向上するパーツ。だがその重量から、ロールやヨーに影響が出てしまうクセのあるパーツ。スピードアップはしたが機動性に不安がでてしまった
【ウェポン】追加ハードポイント(Extra Hardpoint):ミサイルと特殊兵装の積載量を増やすパーツ。反面、機体の重量が増加する 【ウイング】軽量エルロン(Extra Elron):軽量化によりロール性能を大きく上昇させる。だがその結果として、機体に乱れが生じることに
【アーマー】軽量装甲(Light Armor):装甲の強度を落とし、より軽量化された装甲。すべての挙動が軽くなるが、防御力が減ってしまう 【コクピット】レイブン(Raven):対地処理能力を抑え、 対空処理能力を特化させるソフトウェア



【ストーリー】

~戦争の発端~



南オーシア大陸の南端に位置する、南半球の国・オーレリア連邦共和国。
寒冷な気候ながら、地下資源が豊かなこの国は、長く戦乱とは無縁の生活を送っていた。



だが、その平和は、内乱が終結したばかりの隣国・レサス民主共和国の突然の侵攻により打ち破られる。
「長年にわたる、オーレリアによる搾取への報復」という大義名分と、空中要塞グレイプニルの圧倒的な破壊力をもって攻め寄せるレサス軍に、その侵攻をまったく予期していなかったオーレリアは、なすすべなく陥落した。

……片田舎の、たった一つの基地を除いて。



オーレリア西南部に位置するオーブリー基地。
その地に所属する航空部隊「グリフィス隊」は、レサスに一矢報いるため大空へと飛び立った。
だがそれは、敵との戦力差を見せ付けられ、さらなる長い戦いへと踏み込まざるを得なくなる無謀な作戦となる。



一方、オーレリアの首都グリスウォールでは、戦争取材に訪れていた海外記者が小さな疑問を抱いていた。

「この戦争の真の狙いとは……?」

思い付きからはじめた取材は、やがてレサスの思惑へと近づいていく。




 「ACE-ZERO」で復活した特殊兵装の選択が、「ACE-X」にも搭載されている。しかも、「ACE-X」では、選択した兵装によって機体の対空・対地能力が変化するという。これにより空中や地上にいる敵の補足能力がアップすることになる。自分のこだわりの機体に、よりミッションに応じた能力を持たせることが可能となる。それだけに特殊兵装の選択が今まで以上に戦局を左右する要素となるのではないだろうか。

【特殊兵器】
特殊兵器選択画面。特殊兵器は様々なタイプのものが登場するが、選択時にどのような性能があるかなどを教えてくれるグラフィックが表示されるので、その性能は一目瞭然



 第2報にて紹介した「ACE-X」オリジナル機体「XFA-24A Apalis」、「XFA-27」に引き続き、新たに2機のオリジナル機体が公開された。今回紹介する2機は、「ACE3」に登場したオリジナル機体を彷彿させる「コフィンシステム」が採用されているのが大きな特長となっている。

■ XR-45 Cariburn

 多国籍企業体の航空機部門で製作された、次世代戦闘機の構想を形にした実験機。それが、どのような経緯でオーレリアに持ち込まれたのかは不明だが、実戦データの収集が主な目的だったのではないかと噂されている。

 この時代ではまだ主流となっていないコフィンシステムをはじめ、2次元推力変更ノズル、ボディ下側に備え付けられた垂直カナードなど、格闘戦時のパフォーマンスを高めるであろう要素がふんだんに盛り込まれている。エンジンも強力なものが2基取り付けられており出力は高いが、前進翼や機首に大きく開けられた大型インテークによる空力特性のため最高速度は伸びず、同世代の機体と比較して少し低いところに留まってしまっている。高高度戦闘能力などは非常に高く、総合的に見ても迎撃機としての特徴が色濃い。

 基本的な操作性にシビアな部分はあるものの、乗りこなす事ができればドッグファイトにおいて無類の戦闘能力を発揮することができるだろう。



■ YR-302 Fregata

 4基の大型エンジンが特徴的な大型攻撃機。開発途中には、その独特のフォルムから宇宙機ではないかとの噂があったが実際には対地攻撃を目的とし開発され噂とは裏腹に高高度での戦闘は得意としない。

 重装甲や兵装、大量に必要な燃料により高重量となっているが4基の大型エンジンとベクタースラストノズルが機動性を支えている。エンジンや燃料タンクにより圧迫された内部機器のレイアウトは煩雑を極め、メンテナンス性に欠ける。また、燃料消費量が多く航続時間は比較的短い。電子機器やコフィンシステムは必要最低限のものが使用しされている。



 そして、プレーヤーが操作できる実在する機体を今回も紹介する。

【JA 37 Viggen】 【MiG-1.44】
エースコンバットシリーズにおいて、初登場となるヨーロッパで人気のある機体。短距離離着陸に重点をおいて開発された多用途機であり、カナード翼と主翼が大小の三角形を並べたように見えるのが外観的特徴である あらゆる戦闘に投入しうる「多用途前線戦闘機」開発計画の試作機。 大面積のカナード翼と推力偏向ノズルにより実現した高機動性により、絶大な戦闘力を発揮する


(C)NBGI

(C) GeoEye
(C) JAPAN SPACE IMAGING CORPORATION

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※画面は開発中のものです。

□バンダイナムコゲームスのホームページ
http://www.bandainamcogames.co.jp/
□バンダイナムコゲームスの家庭用製品公式サイト
http://www.bngi-channel.jp/
□エースコンバットシリーズ公式WEBページ 「ACES WEB」
http://www.acecombat.jp/
□製品情報
http://namco-ch.net/acecombat-x/
□関連情報
【7月14日】バンダイナムコゲームス、「ACE COMBAT X -Skies of Deception-」
プレーヤーの選択によって戦況が変化する新システムを搭載
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060714/acx.htm
【6月23日】シリーズ初のマルチバトルでエースを狙え!!
バンダイナムコゲームス、「ACE COMBAT X -Skies of Deception-」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060623/acx.htm
【4月14日】エースの翼がついにPSPに!
「ACE COMBAT X Skies of Deception(仮)」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060414/acx.htm

(2006年8月11日)

[Reported by 志賀康紀]



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