★短期集中連載★
手軽にプレイできるAC用アクションシューティング
「ハーフライフ 2 サバイバー」:第2回 |
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- ジャンル:アクションシューティング
- 発売元:株式会社タイトー
- 料金:1プレイ200円(コンティニュー100円、ICカード300円)
- 稼働日:稼動中
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そろそろ各地で実機も行き渡ったことだろう。短期集中連載の第2回目は、マルチプレイが可能な「バトルモード」の詳細を改めて検証していこう。今回も主にPCゲーマー向けの内容と、はじめてFPSに触れるという方のための内容を併記する形でお届けする。
■ チームデスマッチであるバトルモードはジョブが設定されキャラに能力差が
【ジョブによって持てる武器だけでなく能力も変わる】
バトルモードはいわゆるPC版「HALF-LIFE 2」で言う所のマルチプレイデスマッチであり、4対4の合計8キャラでチーム戦をするモードだ。同じ店内にある筐体同士で戦う“店内対戦”と、別店舗の相手とオンラインで戦う“全国対戦”が選べるようになっている。
プレーヤーはNESYSカードに記録された経験値、バトルポイントにより、腕前を示すジョブが登録されているのだが、このバトルポイントとクラスについては後ほど詳しく解説する。
“店内対戦”では、同じ店舗内の筐体で最大4人が対戦可能で、これにBOTが加わって4対4のチーム戦となる。この時のチーム分けは好きに設定できるが、店内対戦ではバトルポイントが得られないため、経験値稼ぎのプレイはできない。
メインとなるのはやはりオンラインでの“全国対戦”だ。全国対戦ではどの相手と戦うか、チームはどうなるかといったマッチングは設定できずに、完全にランダムとなる。ここでもし対戦相手が見つからない場合はBOTが足りない人数を担当する。
この全国対戦ではプレーヤーの腕前が“Dクラス以下、もしくはカードなし”の初心者と、“Cクラス以上”の上級者に分かれ、初心者と上級者はマッチングされず、上級者による単純な初心者狩り(バトルポイント稼ぎ)はできない仕組みになっている。
バトルモードのルールはまさにチームデスマッチそのもので、勝利条件は敵へのダメージ、あるいは撃破した時に落とすドッグタグを拾うことでチームポイント20,000点を得るか、制限時間終了時に相手よりもポイントが多いチームが勝ちとなる。要するに1人でも多く敵を攻撃して倒したチームが勝つわけだ。
PC版のデスマッチと一番違うのが、このバトルモードでは相手を倒しても武器弾薬は落とさないこと。変わりにドッグタグ(首から下げる個人認識票)を落とし、これを拾うとバトルポイントが入り、キャラの体力も若干回復するようになっている。
キャラクタが持っていける武器は、選択したジョブによって固定される。ゲームスタート前にどの武器を持っていくかはWEBサービスの「HL2-SURVIVORキャンプ」で選択でき、バトルポイントを貯め、クラスを上げる事で新武器を獲得できる。
そう、PC版と最も大きく違う部分が、このジョブによるキャラクタの能力差だ。ジョブはレンジャー、エンジニア、スナイパー、ソルジャーの4種類があり、体力や移動速度など基本性能が異なっている。さらに、それぞれレジスタンス側かコンバイン側かで持てる武器も変わってくる。
スキンは4種類のジョブに2陣営(レジスタンス側、コンバイン側)、それに男女の設定が加わり合計16種類用意され、レジスタンスとコンバインで同じチームを組んで戦う事もできた。ただ、ざっとプレイしてみたが男女の違いによる能力差は感じられなかった。
- ビギナー向けワンポイント解説 - |
律儀な人は「レジスタンス」と「コンバイン」ってなんぞや? と悩むかもしれないが、これはあくまで「HALF-LIFE 2」の世界観に基づく要素。はじめてプレイする人は、気に入ったほうを選べばいい。
バトルモードで対戦するときは「レジスタンス」と「コンバイン」に関係なくマッチングされるため、その点も心配はいらない。
キャラクタの性別は能力に影響しないが、極めて厳密に差を調べるなら、実は女性を選んだほうが“コリジョン(当たり判定)”が小さいという。ただ、これは身長がすこし違うといった程度のレベルで、プレイする範疇において実感するのはほぼ不可能だという。
一瞬「コリジョンがモデリングそのままなら、女キャラ有利なんじゃないの!? こりゃお得だぜ、ヒャッハー!!」などと腹黒いことを考えた筆者だが、取材時に開発の方に質問をぶつけてみたところ、上記のような返事にションボリといった具合。まぁ世の中、そうそう美味い話は転がっていないということだ。
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バトルモードでは最初にジョブを選択する。コンバインとレジスタンスでキャラの能力差はないが、持てる武器が違ってくる |
バトルモードでの対戦は常に4対4の8人対戦。プレーヤーが足りない場合はBOTが残りのキャラを担当する事になる |
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バトルモードのマップは専用に作られたオリジナルになる。シチュエーションはさまざまだが、マップ自体はやや狭め |
画面左上にチームスコアが表示される。中央の照準周囲はレーダーになっていて、味方や敵の位置がわかるようになっている |
● レンジャー
機動性が高く、接近戦から遠距離戦まで持っている武器のバランスが良いためオールマイティに使えるジョブ。コンバイン側のスキンは序盤に登場する保安軍(警察)に似たタイプが使用されている。レジスタンス側のスキンは若い男女で、比較的軽装。ヘルメットもしていない。
● エンジニア
グラビティガンなどの特殊な武器が使えるジョブ。落ちているドラム缶を相手にぶつけたり、トラップを設置するテクニカルなプレイ向けで、特殊な装備が多い。レジスタンス側の装備は半バイザーのヘルメットを装備した、ハザードスーツのようなものを着ているが、よく見るとデザインがだいぶ違うのがわかる。
● スナイパー
スナイパーライフルは2段階にズームでき、頭に当たれば約2撃で相手を倒せる。ただし体力は全ジョブ中最も低く、打たれ弱い。コンバイン側はゲーム後半に出てくる白いエリート兵のスキンで、女性キャラがなかなかセクシーだ。レジスタンス側は男性も女性も細身のキャラで、マスクをしている。
● ソルジャー
体力が高い半面、機動性が劣るのが特徴。ロケットランチャーを装備し、前線でガンガン攻撃するジョブ。かなりタフでマシンガンくらいなら何発食らってもなかなか倒れない。レジスタンス側の男性は屈強で大柄な黒人男性で、PC版のシングルで登場した弱そうなレジスタンス市民とはたしかに対照的だ。
【武器の使用感はPC版と同じだが、バランスは調整されている】
バトルモードで登場する武器はバール、サブマシンガン、パルスライフルにグラビティガン(重力銃)などPC版でもおなじみのものが多い。使い勝手もほぼそのままで、サブマシンガンならセカンダリーでグレネードを発射できるし、パルスライフルのセカンダリーなら壁に反射するエネルギー弾を発射できる。
ただ各種武器の威力などのバランス調整は完全にオリジナルで行なわれており、PC版のデスマッチとはずいぶん違う印象だった。ざっとプレイした所、全体的に武器の威力がPC版よりも弱めな感じで、たとえばマシンガン系の武器を連続で頭にヒットさせると“Critical!”と表示され通常よりもダメージが高かったりするのだが、それでもかなりの弾数をヒットさせ続けなければ敵を倒す事ができなかった。
注意したいのは弾の補給。サブマシンガンやパルスライフルといった弱い武器の弾はいつでも補給装置から補充できるのだが、強力な武器の弾薬は最初に持っているだけで後から一切補充できない。たとえばサブマシンガンやパルスライフルのセカンダリーであるグレネード、エネルギー弾などがそれで、スナイパーライフルの弾も同じく後から補充できない。
これはたとえ敵に倒されて復活しても補充されないため、いかに最初に持っている弾数をキッチリ効果的に使うかが大切になってくる。スナイパーライフルを撃ちつくしたスナイパーは、そのゲームではもう弾薬が補充のきくマシンガン系などを使って戦うしかなくなるわけだ。
- ビギナー向けワンポイント解説 - |
4種類あるキャラクタのジョブは、それぞれ能力や装備が異なる。初心者向きという点でクセが少ないのはレンジャー、ソルジャーで、特にソルジャーは多少のミスなら何とかなる耐久力を兼ね備えている。
スナイパーとエンジニアは、それぞれメインとなる武器の扱いに慣れが必要。スナイパーは、居場所を特定されないよう、攻撃したら次の狙撃ポイントまですみやかに移動するのがコツ。エンジニアは、マップにあるドラムカンなどのオブジェクトが吸いつけられる“グラビティガン”の使い方次第でいかようにも立ち回れる。死んだキャラが落とす“ドッグタグ”も吸い寄せられるのを覚えておくと、いざというときに面白いことができるはず。
慣れ方にも色々あるが、もしお金に余裕があるなら、ぶっちゃけ「全ジョブ」のICカードを作ったほうがいいと思う。バトルで戦うときなどは、自身がプレイすることで、相手の動きまで推察できるようになるからだ。筆者もそうだが「そんなにお金をジャブジャブ使えるほどの余裕はない」という人は、他プレーヤーの様子を見て「コレならいけそうかな?」というジョブにしぼるのが無難。
ただし、戦うときは敵味方にどんなジョブがいるのか、必ず把握しておくこと。マップによっては、他ジョブの戦い方を邪魔するような動きをしてしまうことがある。このあたりは実際にやって慣れていくしかないが、初心者だからといって適当に暴れず、まずは(最初は難しいかもしれないが)周囲の様子に気を配ることをオススメしたい。冷静に戦況を判断することで、各ジョブの特徴がより鮮明に見えてくるはずだ。
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サブマシンガンの弾はいつでも補給できるが、強力なグレネードランチャーは補充がきかない。画面右下の残弾数に注意しよう |
右の敵がかまえている電磁警棒がスタンスティックα。セカンダリボタンでシールドのエネルギーを注入して攻撃力を上げられる |
スナイパーライフルの弾丸は補充ができないので、必ず当てるつもりで撃ちたい。スナイパーは体力が低めなので、中距離の撃ち合いはやや不利だ |
【地雷にシールドといった新武器も登場、マップは完全オリジナル】
またゲームではさらに本作用に追加されたオリジナル武器も用意されている。このオリジナル武器は「HALF-LIFE」の世界観と大きく違ってしまうようなものは出せなかったので、開発としてもなかなか苦労したらしい。
たとえば、PC版のシングルプレイでゲーム中盤に地面に設置された球状の地雷があったのを覚えているだろうか。プレーヤーが接近すると特攻してくるメカ球体だが、本作ではそれに似た特性の地雷兵器が出てくる。
さらにエネルギーシールドを発生させる兵器や、スモークグレネード、スラム(レーザートラップ)なども登場する。スモークグレネードは投擲後に周囲に煙幕が発生し、その中ではほとんど何も見えなくなってしまう。しかもその範囲も広く、スモークグレネードで敵スナイパーの目くらましをして、バールで突っ込み接近戦で殴りまくりといった戦法も可能だった。
接近戦ではレジスタンス側が最初に装備しているバールは攻撃速度が速く、相手に当てやすい。コンバイン側が装備しているスタンスティックα(電磁警棒)は、攻撃速度が遅いが、セカンダリーでシールドエネルギーを注入し、威力を高める事ができる。
遠距離戦でのオリジナル武器ではスナイパーライフル。総じて武器の威力が弱い(キャラクタがタフ)なバトルモードだが、スナイパーライフルに関しては例外で、ヘッドショットの一撃で相手に大ダメージを与えられる。目標が小さいため、動き回る相手に当てるのは至難の業だが、なまじ各キャラの体力が高めに設定されているため、一撃必殺は成功するととても気持ちが良かった。
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スナイパーライフルは2段階ズームが可能。ズームすればこんなに遠くの敵も狙える。威力もとても高いが2発撃つたびにリロードしなければならない |
【プロビジョナルシールド】 |
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エンジニア、スナイパーが持っている兵器で、目の前にエネルギーシールドを発生させる。このシールドは耐久力を持ち、破壊されるまで存在する。初期装備にはないため、バトルポイントを貯めて入手しなくてはならない |
【スパークジェネレーター】 |
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球状の地雷で設置しておけば敵が接近すると特攻してくれる。この武器は、ソルジャーやスナイパーが、バトルポイントを貯めることで獲得することができる。 |
【スラム】 |
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壁に設置するとレーザーを出し、それに敵が触れれば爆発するトラップ。セカンダリで放り投げれば、地雷のように置く事もできる |
マップは本作オリジナルのものが複数用意されているが、週変わりでマップが入れ替わるシステムだ。マップのシチュエーションは倉庫街、刑務所、橋など各種用意され、マップサイズ(広さ)は少人数での対戦に適したサイズで、それほど広くはない。PC版マルチプレイ用のマップと比べてもやや狭めで、その分スタートからファーストアタックまでがすぐに展開される印象だ。
【ウォーターゲート】 | 【ロックダウン】 |
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マップは数種類用意されているようだが、自分で選択する事はできず、週によって自動で設定が変わる。この2つのマップは比較的早い時期にプレイできるマップ |
【クラス一覧表】 |
クラス
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BP(バトルポイント)
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Class-E
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0~649
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Class-D
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650~1399
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Class-C
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1400~2299
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Class-B
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2300~3299
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Class-A
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3300~4499
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Class-AA
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4500~5999
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Class-AAA
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6000~7799
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Master-S
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7800~9799
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Master-SS
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9800~11999
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Master-SSS
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12000~
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さて、前回、本作ではNESYSカードに自分の戦歴が記録されていくと書いたが、このバトルモードでは敵にダメージを与えたりドッグタグを回収する事で、バトルポイントが貯まっていき、そのポイントに応じて腕前を示すクラスが上がるようになっている。
最低クラスはClass-Eからで、そこからスタートし徐々にD~Bとクラスアップ。さらにその上は、Class-Aから始まり、最高でMaster-SSSまで上がっていく。最初に書いたが、オンラインによる全国対戦ではClass-Dクラス以下の初心者とClass-Cクラス以上の上級者で別にマッチングされるため、ある程度遊びこんでClass-C以上になれば、かなり手ごわい(もしくは心強い)相手と戦う事になるはず。
店内対戦やマッチングの相手がいない場合はBOTが入ってくるのだが、実はこのBOTの実力もクラスに応じて変化する。低クラス時に入ってくるBOTはまさにただの練習相手といった感じで楽勝なのだが、高クラスのキャラに入ってくるBOTは非常に強力で、そこそこFPSに慣れた中級者程度の実力(主に筆者)では、軽く返り討ちにあう事も。
またClass-Aまではポイントも減らないので、普通にプレイしていればどんなにヘタでも時間さえかければClass-Aまではいける。しかしClass-A以上は負ければポイントが減るので、ここから上を目指すのが結構大変なようだ。開発からも「Class-Aになってからが本番ですよ」と言われたとおり、上級者同士はかなり熱い戦いになりそうだ。
現在、本作で一番盛り上がっているのがこのバトルモードになる。今回は紹介できなかったが、相手の自由を奪うトラップや火炎手榴弾、強化ピストルにボーガンといった新武器も登場し、今現在、もう使いこなしているプレーヤーも多い。
次回は各ジョブの能力詳細、武器データ、戦略や問題点など、このバトルモードをもっと突っ込んで解析していきたい。
- ビギナー向けワンポイント解説 - |
「いくらバトルを選んでも、誰ともマッチングされないよ!」といった悲しい状況を避けるために、本作のマッチング幅はわりと広めにとられている。本来であれば同じクラス同士でマッチングされるのがベストだが、接続状況によっては「……なんでこんな上のクラスと戦わなアカンのや!」と叫びたくなることもある。
一方的にやられるのは悲しいが、そこは考え方ひとつ。上でも軽く触れているが、こんなときこそ冷静に戦況を把握したいもの。地道にプレイしていれば必ずそこそこのクラスまであがれるが、問題は“その過程”を、いかに通ってきたか。漠然とバトルを重ねても、有効な立ち回りや戦術が脳裏に刻まれないのであれば、それは単なる浪費も同然だ。
気づかれないよう立ち回るプレーヤーの“手口”を把握するのは至難の業だが、それでも相手のほうが上手であれば、数分間の戦いを通して得られるものは何かあるはず。常に勝利を追及する戦いのさなかでも、より上を目指すための材料はなるべく吸収しておきたいもの。パニックに陥ってガチャプレイをするくらいなら、攻撃せずに上級者の動きを(液晶画面を通じて)じーっと観察したほうが得るものが大きいとさえいえる。
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■ ほぼアーケード版オリジナルの内容であるミッションモード
ミッションモードはPC版にはなかった本作オリジナルのゲームモードで、特定のミッションをシングルもしくはマルチでプレイし、スコアや順位を競うモードになる。このモードでのマルチは店舗間のオンラインプレイには対応していおらず、同じ店舗内の筐体のみで2~4人までの参加となる。
クリア条件の異なる3つのミッションが用意され、難易度は3段階。NESYSカードを使ってクリアしていけば、次の高難易度を選択できるようになっている。ここではミッションの内容について紹介しておこう。
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ミッションセレクト画面。ミッションはこの3つだけだが、難易度が各3段階用意されている |
ミッションのクリア条件はそれぞれ違っている。ゲームスタート前のロード画面でワンポイントアドバイスが入る |
MISSION1の地獄の刑務所。仲間と共に巨大なアントライオンガードを攻撃中。倒した瞬間、宝石の奪い合いになる |
【MISSION1 潜入!地獄の刑務所】
PC版シングルプレイ中盤に攻略する刑務所マップが舞台。次々に沸いてくるアントライオン(昆虫型エイリアン)を倒し、宝石を集めるミッション。
規定数の宝石を取ればクリアになり、宝石は大きなものほど高価でポイントが高い。複数で遊ぶマルチではポイントの高いプレーヤーが勝利となるため、いかに高ポイントの宝石を選んで拾っていくかが勝敗のカギとなる。小型アントライオンが出す安い宝石ばかり拾っていては勝てず、大型アントライオンガードが出す高価な宝石をめぐって、他のプレーヤーと熾烈な奪い合いや、共闘作戦が展開される。
【MISSION2 恐怖!悪夢の墓場】
墓場が舞台となり、ゾンビが無限に湧き出てくるゾンビハウスをすべて破壊すればクリアとなるミッション。ゾンビは動作が遅いため怖い敵ではないが、稀にスピードの速いタイプもまじって攻撃してくるので背後から突然襲われる事も。
基本的に仲間と協力しながらゾンビハウスを破壊していくのだが、そこら中に置かれているドラム缶をうかつに爆破させてしまうと、仲間や自分も爆風で大ダメージを食らうので注意したい。
すべてのゾンビハウスを破壊すればクリアになるので、タイムアップが近くなるとスコアを稼いで順位を上げるためにわざと敵の拠点を壊さないでおく、などの戦略も必要になる。
【MISSION3 激闘!暗黒タワー】
シングルプレイ最終チャプターである敵の要塞が舞台。ここから最上階のゴールへ脱出すればクリアとなるが、制限時間がキツく、また屋上にはストライダー(大型のクモ型メカ)が待ち受けているため、急いで脱出しなければならない。
ジャンプやしゃがみアクションでレーザートラップを回避しながら進むポイントも多く、最初は仲間と連携を取りながら進んでいかないと時間内クリアは難しいだろう。
屋上で待ち受けているストライダーはロケットランチャーなどで破壊可能で、倒せばポイントの高い宝石を出す。ゴールへ先に脱出してしまうと、このストライダーでポイント稼ぎができないので、ゴール直前で残り時間を考えながらポイントの稼ぎあいや駆け引きが行われる。
このミッションモードではバトルモードのようにキャラクタのジョブによる武器の違いはなく、ミッションによってプレーヤーが使用できる武器が決まっている。特にMISSION3では最強の武器、グラビティーガン(改)が使えるので、シングルプレイ最終面のような、ガンガン敵を吸い込んでは投げ、ちぎっては投げ、の豪快なプレイが楽しめた。
ミッションモードの醍醐味はなんといっても友人と一緒に戦えるという点だ。協力、連携、裏切り、横取りなんでもありで、バトルモードやストーリーモードとはまた違ったゲーム性を持っている。
1人でプレイする場合も、NESYSカードがあればハイスコアが記録されるので、全国の店舗間でスコアアタックが楽しめるが、やはり友人とワイワイ騒ぎながらプレイするのがミッションモードの醍醐味だろう。
【スクリーンショット】 |
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地獄の刑務所ではサブマシンガンとショットガン、バールでスタートとなる。大型の虫はかなりタフで何発ヒットさせてもなかなか倒せない |
制限時間が近づくとスコアや順位を気にしなくてはいけない。画面上段のPOSITIONというのが自分の順位になる。宝石はどこだ! |
MISSION2の悪夢の墓場。ショットガンやロケットランチャー、グラビティガンを持ってスタート。ゾンビの拠点をすべて破壊すればクリア |
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ゾンビの拠点となるゾンビハウスからは、動きの遅いゾンビにまじってスピードの速いゾンビも襲ってくる |
このモードでもプレーヤースキンは好きなものを選択できるが、バトルモードのジョブのように持っている武器や能力に違いはない |
墓場ミッションでは、周囲に多くのドラム缶が転がっていて、これをグラビティガンで当てて大爆破させるといった戦い方ができる |
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□タイトーのホームページ
http://www.taito.co.jp/
□「HALF-LIFE 2 SURVIVOR」のページ
http://hl2survivor.net/
□関連情報
【7月18日】【短期集中連載】
手軽にプレイできるAC用アクションシューティング
「ハーフライフ 2 サバイバー」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060718/hl2.htm
【2月17日】「AOU2006 アミューズメント・エキスポ」ブースレポート ~タイトー編~
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060217/aou_tt.htm
【2005年11月29日】タイトー、AC新作内覧会を開催。「ハーフライフ 2 サバイバー」 「式神の城III」などを出展
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20051129/taito.htm
(2006年8月9日)
[Reported by 三須隆弘/豊臣和孝]
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