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【連載第52回】ゲームライフに役立つグッズをレポート

DS Lite液晶フィルター&PSPグッズ“blackシリーズ”を紹介!


当連載は、ゲームライフに役立つグッズを発掘し、実際に使用してみようという試みをレポートするものである。ネタに困ったときはお休みしてしまうかもしれないので不定期連載である。ちょっとした投資や工夫で、よりよいゲームライフを送っていただけるよう、鋭意努力していく所存である。



 今回のゲームグッズ研究所は、まずはじめにニンテンドーDS Lite(以下、DS Lite)用の液晶保護フィルター、モリガングの「液晶ガードAR+タッチスクリーンガードLite」をレポート。モリガングは「液晶保護フィルムLite」という液晶保護フィルターを発売しており、当連載第50回でレポート済みだ。「液晶ガードAR+タッチスクリーンガードLite」と異なる点は、反射防止処理を施していることだ。

 DS Liteの上の画面ことディスプレイ画面は、ニンテンドーDS(以下、DS)との画面と比べて、輝度が高く明るくなった。そのかわり、若干ではあるものの、映り込みが目立つようになっている。この点をふまえて、反射防止処理が施されていない「液晶保護フィルムLite」と、「液晶ガードAR+タッチスクリーンガードLite」を比較していきたいと思う。

 そして後半では、海外メーカーRADICA GAMESのPSP用グッズを日本向けにパッケージ化した、ケムコの“blackシリーズ”4製品をまとめてレポート。いずれの製品にも、これまで当研究所でレポートしたPSP用グッズには無かった独自性のある工夫が施されているので、是非ともチェックしてみて欲しい。 



● ディスプレイ用フィルターに反射防止処理を施した「液晶ガードAR+タッチスクリーンガードLite」

「液晶ガードAR+タッチスクリーンガードLite」

    価格:840円
    メーカー:モリガング
    任天堂ライセンス製品


 モリガングの「液晶ガードAR+タッチスクリーンガードLite」は、当連載第50回でレポートした同社の「液晶保護フィルムLite」をベースとして、ディスプレイ用保護フィルターに反射防止(AR)処理を施した製品だ。「液晶保護フィルムLite」はディスプレイ用、タッチスクリーン用保護フィルターにハードコート処理が施されていたが、「液晶ガードAR+タッチスクリーンガードLite」のディスプレイ用保護フィルターはさらに反射防止処理を加えた製品となっている。

◆ 外観をチェック

「液晶ガードAR+タッチスクリーンガードLite」のディスプレイ用保護フィルター表面には、タブシール付きのフィルムが貼られている

 それではパッケージ内容と保護フィルターの外観から見ていこう。「液晶保護フィルムLite」では、ディスプレイ用、タッチスクリーン用共に、保護フィルター自体を守るフィルムは粘着面のみにしか貼り付けられていなかった。一方、「液晶ガードAR+タッチスクリーンガードLite」では、ディスプレイ用保護フィルターの表面にもフィルムが貼り付けられている。タブシールが用意されているのも嬉しいところだ。

 保護フィルターのサイズを測定してみたところ、ディスプレイ用、タッチスクリーン用保護フィルター共に、サイズだけでなく厚みや硬さも「液晶保護フィルムLite」と同様であった。粘着面の素材も同じで、何度でも貼りなおすことが可能なポリマー樹脂を採用している。下記に両製品の仕様を表でまとめてみたが、異なるのはハードコートと反射防止の項目だけであり、その他の仕様は全く変わらない。ちなみに、DS Liteのディスプレイ部のサイズは、液晶画面周辺の枠を含めて縦が53.4mm、横が69.1mm。タッチスクリーンは液晶画面のみで、縦が47.5mm、横が63.3mmとなっている。

製品名 サイズ(縦×横) 厚さ ハードコート 反射防止 粘着素材
液晶ガードAR+タッチスクリーンガードLite
(モリガング)
上画面 52.6×68.0mm 0.16mm ポリマー樹脂
下画面 46.4×62.0mm 0.16mm
液晶保護フィルムLite  
(モリガング)
上画面 52.6×68.0mm 0.16mm ポリマー樹脂
下画面 46.4×62.0mm 0.16mm

◆ 実際に使ってみる

 それでは早速、「液晶ガードAR+タッチスクリーンガードLite」をDS Liteに貼り付けていこう。粘着面側のフィルムにはタブシールが用意されていないものの、フィルムが保護フィルターよりもひと回り大きくなっているため簡単に剥がすことができた。また、「液晶保護フィルムLite」と同じく保護フィルターが硬めなので、保護フィルターの上端と下端を2本の指で挟むように持ってもほとんどしならず、貼り付け位置の調整もスムーズに行なうことが可能だ。

 ただし、保護フィルターはディスプレイやタッチスクリーンの枠よりもひと回り小さいサイズになっているため、貼り付け開始位置を枠の角にピッタリ合わせてしまうと、保護フィルターと枠の間に発生するスペースが広くなってしまう。粘着面のフィルムを剥がす前に保護フィルターを液晶画面にあてがい、なるべく液晶画面の中心に貼リ付けられる位置を見極めておきたい。

粘着面に貼られたフィルムは、フィルムの端をつまんで少し反らすだけで簡単に剥がすことができる 位置調整の失敗例。貼り付け位置を左上の角に合わせてしまうと、右側にタッチペンが引っかかるほどのスペースができてしまう

 実際に保護フィルターをDS Liteに貼り付けてみると、「液晶保護フィルムLite」と同様に粘着面の吸着力が非常に高く、保護フィルターを液晶画面に置いただけで隅々まで勝手に貼り付いていく。ホコリが入り込んでしまっても、ほとんど気泡が発生しないくらいだ。貼り付け位置の調整さえバッチリ決めることができれば、貼り付け作業はスムーズに終えることができるだろう。

 保護フィルターを装着したあとの画質は、ディスプレイ用保護フィルターに反射防止処理が施されたものの、「液晶保護フィルムLite」と同様透明度が高く、画面の明るさや色味に変化は感じられない。特に、画面が明るくなったDS Liteでは、保護フィルターを装着したことによる明るさの変化を眼で感じることは難しいと言えよう。

液晶画面の左4分の3だけ保護フィルターを装着してみた。左写真が「液晶ガードAR+タッチスクリーンガードLite」、右写真が「液晶保護フィルムLite」だ。明るさや色味が未装着時と変わらないことが良くわかるだろう

 さて、タッチスクリーンの操作感については、純正タッチペンと爪楊枝で「ピクトチャットの入力欄を真っ黒に塗りつぶす」という方法でチェックした。その結果、タッチスクリーンをタッチしたときの反応、そしてタッチペンの滑りは未装着時とほとんど変わらず良好であった。爪楊枝を使ったときは、滑りに若干抵抗を感じるものの、傷は一切付かなかった。「液晶保護フィルムLite」と全く同じ操作感であり、「液晶ガードAR+タッチスクリーンガードLite」のタッチスクリーン用保護フィルターは、「液晶保護フィルムLite」と同じものが使われていると考えて良いだろう。

 以下に、実際に使ってみたときの結果を表でまとめた。「液晶ガードAR+タッチスクリーンガードLite」はディスプレイ用保護フィルターにタブシールが付いていることから、貼りやすさを“◎”としたが、その他の項目は全て同様となっている。表の項目とテスト環境は当連載第50回と同じなので、他4製品とも比較してみて欲しい。

製品名 縦幅のスペース 横幅のスペース 貼りやすさ タッチペン操作 爪楊枝操作
液晶ガードAR+タッチスクリーンガードLite
(モリガング)
上画面 0.6mm 1.1mm
下画面 1.1mm 1.3mm 良く滑る やや抵抗がある
液晶保護フィルムLite
(モリガング)
上画面 0.6mm 1.1mm
下画面 1.1mm 1.3mm 良く滑る やや抵抗がある

 粘着面の素材、そしてタッチパネル用保護フィルターが「液晶保護フィルムLite」と同じとなれば、「液晶ガードAR+タッチスクリーンガードLite」と「液晶保護フィルムLite」の決定的な差は、やはり反射防止処理の有無に絞られる。実際に各保護フィルターを装着した液晶画面に蛍光灯を映しこんでみたところ、「液晶ガードAR+タッチスクリーンガードLite」では蛍光灯の映り込みに青みが加わり、若干ではあるが目立ちにくくなった。

左写真が「液晶ガードAR+タッチスクリーンガードLite」、右写真が「液晶保護フィルムLite」を装着した状態で蛍光灯を映し込んだ結果

 冒頭でも述べたとおり、DS LiteのディスプレイはDSよりも若干映り込みが目立つようになっている。この映り込みを少しでも軽減したいとなれば、「液晶保護フィルムLite」よりも「液晶ガードAR+タッチスクリーンガードLite」をオススメしたい。ただし、「液晶ガードAR+タッチスクリーンガードLite」は「液晶保護フィルムLite」に比べて価格が210円高くなっている。反射防止効果に価格差だけの価値を見い出せるなら、「液晶ガードAR+タッチスクリーンガードLite」をチョイスするのも良いのではないだろうか。


● 独自性のある工夫が施されたケムコの“blackシリーズ”4製品

・「キャリングケースPSP」

    メーカー:ケムコ
    価格:1,890円(購入価格)
    重量:約175g


◆ 外観をチェック

 ケースの素材はプラスチック。見た目はツヤが抑えられた質感で、触ってみると若干ザラツキを感じる。この質感は、PSP本体背面のプラスチック部分に良く似ている。ケース表面の中心には透明な窓があり、収納したPSP本体の液晶画面が一部見えるようになっている。ケース下部の両端に用意されたヘッドホン端子とACアダプタ端子用の穴は、未使用時にチリやホコリが侵入しないようラバーで塞ぐことが可能だ。

一見文房具的な印象を受ける落ち着いたデザイン。ケース下部の両サイドに見える灰色の部分が、ヘッドホン端子とACアダプタ端子用の穴を塞ぐラバーだ。ケースの厚さは約3.5cmとなっている

 ケースの開閉にはバネを内蔵したスライドスイッチが使われている。ロック部分は金属製なため耐久性は高そうだ。ケースの内部は灰色のラバーで覆われているため、ケースによってPSP本体へ傷が付くことは無さそうだ。また、内部だけではなく、ケースのフチにまでラバーが張られており、密封性を重視した作りになっている。

 UMDとメモリースティックDuoはラバーによって固定される。ケース内部の底面にあるラバーには、UMDの形に繰り抜かれており、この穴に1枚のUMDをはめ込むことが可能だ。UMDの上にPSP本体を収納することになるのだが、UMD収納部分のラバーには十分な深さがあるため、UMDとPSP本体が接触することは無い。メモリースティックDuoは、ケースのフタ側のラバー部分に4枚はめ込むことができる。こちらも、PSP本体と接触することは無い。

ケースのロックはスライドスイッチ方式。金属パーツでガッチリとロックされるため安心感が高い 灰色のラバーはツヤの無いサラサラとした質感。ケースのフチもラバーで覆われているのがわかるだろう こちらは、UMDとメモリースティックDuoの収納部分。指が入るスペースが確保されているので取り出しやすい

◆ 実際に使ってみる

 それでは、「キャリングケースPSP」にPSP本体とUMD1枚、メモリースティックDuoを2枚収納して、ケースの使用感をチェックしてみよう。まず、これらを収納した状態でケースを振ってみても、PSP本体がガタつくことはなく、内部のラバーによってガッチリと固定されている。また、ケースをバッグに入れて1日持ち歩いてみたが、移動時の振動でUMDやメモリースティックDuoが外れてしまうことも無かった。

 唯一気になったのは、個体差ななのかもしれないが、ヘッドホン端子の開口部を塞いでいるラバーが外れやすいということだ。開口部が広く、さらに大きくカーブしているためラバーを固定する力が若干弱い。バッグの中に入れて持ち歩くと高い確率で外れてしまうのだ。密封性を高めた設計になっているケースなだけに、この点は少々残念なところである。ACアダプタ端子の開口部を塞いでいるラバーについては、ケースをバッグの中に入れて持ち運んでいても、一度も外れる事は無かった。

ヘッドホン端子に純正リモコンを接続。ACアダプタを利用するときも、同じようにラバーをめくって接続する このようにヘッドホン端子を塞ぐラバーは外れやすく、浮いた状態になってしまう ケースを通して音楽ファイルの曲情報を見ることができる

 ケースのフタ部分にある透明な窓、はじめはただの飾りだろうと思っていたのだが、PSP本体をケースに収納したまま音楽を聴いていたところ、丁度この窓から再生中のタイトルやトラック番号を確認できることに気が付いた。もっとも、この画面を確認するためには音楽再生中でもPSPのバックライトを点けたままにしておかなければいけないのだが、実用性も兼ね備えた窓だったことに少々驚きを感じたところだ。

 「キャリングケースPSP」は、外部からの衝撃やチリの侵入といったトラブルを防ぐ工夫が各所に施されており、PSP本体を持ち歩くケースとしては高い安心感を得られるケースと言える。それだけに、ヘッドホン端子部分の開口部をカバーしているラバーが外れやすいという点は非常に惜しいところ。とはいえ、このような開口部を塞ぐことができない本体ケースに比べると、ケース内にホコリやチリが侵入する可能性は格段に低くい。ケースにPSPを収納したままヘッドホン端子やACアダプタ端子を使いたい、というかたには十分オススメできる製品だ。

● 可動式グリップを採用したPSP用本体ケース「グリップケースPSP」

・「グリップケースPSP」

    メーカー:ケムコ
    価格:1,470円(購入価格)
    重量:約121g


 「グリップケースPSP」は、ケースの側面に可動式のグリップが設けられているPSP用本体ケースだ。ケースのフタ部分には方向キーやボタン部分に穴が開けられた透明な素材が使われており、PSP本体前面の90%程度を保護したままゲームをプレイことができる。さらにスタンドとしても利用することも可能で、多くの機能が凝縮されたPSP用本体ケースとなっている。

◆ 外観をチェック

グリップを閉じた状態の「グリップケースPSP」
 「グリップケースPSP」前面の透明カバーは、厚さ約1.6mmのプラスチック素材。上部のヒンジによって開閉し、下部に設けられた2つのツメでロックされる。方向キーと基本4ボタン、そしてアナログパッド部分は丸く繰り抜かれており、L/Rボタン部分はカバーされていない。また、PSP本体下部のボタンが並んでいる部分にも穴が開けられているため、PSP本体をケースへ収納したままPSPのフル操作が可能だ。

 ケースの内部はプラスチック素材が露出しており、PSP本体をピッタリとはめ込むことができる精巧な作りになっている。しかし、ケースのプラスチック部分とPSP本体が必ず接触してしまうため、PSP本体をケースへ収納する際には、擦り傷が付かないよう丁寧にはめ込む必要があるだろう。

 「グリップケースPSP」最大の特徴とも言える可動式のグリップは、ケースの両サイドに取り付けられている。グリップ部分は黒いラバーで覆われているため滑りにくい。グリップ部分の背面に設けられたプッシュボタンを押すと、バネの力でグリップが勢い良く開く。グリップを閉じるときは、プッシュボタンを押しながらグリップを元の位置に戻せばよい。

ケースの背面はUMDスロットの形に繰り抜かれ、PSP本体を収納したままUMDの交換ができる。ただし、交換は可能なものの、UMDスロットを開くとケースにぶつかってしまうため、完全には開ききらない。UMDスロット周辺部に埋め込まれている金属がスタンドとなっている
グリップを開くと、ヘッドホン端子、ACアダプタ端子、電源スイッチ、そしてワイヤレススイッチにアクセスできるようになるという仕組みだ

◆ 実際に使ってみる

 まずは「グリップケースPSP」のグリップを広げた状態で持ってみた。グリップ部分は、ラバーコーティングのおかげで手の平を使ってガッチリとホールドすることができる。グリップ部分は1mm程度の範囲でぐらつくものの、両手の手の平で挟み込むように持つことになるため、このぐらつきには問題を感じなかった。

 操作感については、グリップによる変化とPSP本体前面に被さっている透明カバーによる変化に分けられる。まずはグリップによる変化だが、PSPはアナログパッドや方向キーの左、そして○ボタンを操作するときに、親指を大きく曲げる必要があるため、窮屈さを感じることがある。「グリップケースPSP」を利用した状態では、グリップにより手の平とPSP本体との間に余裕ができ、親指の窮屈感が解消され操作性の向上を実感した。

 しかしその分、人差し指とL/Rボタンとの距離も長くなる。担当所員の手は成人男性の平均的な手のサイズよりも小さいこともあり、L/Rボタンは人差し指の先で何とか押すことができる、という状態になってしまった。また、グリップを握ったままでは音量調整ボタン、サウンドボタン、ディスプレイボタンまで親指が届かない。少なくとも女性や子供の手のサイズでは、L/Rボタン、そして音量調整ボタン、サウンドボタン、ディスプレイボタンの操作性は落ちてしまうかもしれない。

左が「グリップケースPSP」、右がPSP本体を持ったときの写真だ。「グリップケースPSP」はPSPよりも横幅が約4.5cmも長くなっており、左手と右手の距離感覚に妙な違和感を覚える。操作感は向上するものの、この違和感に慣れるまでには少々時間がかかりそうだ

 次に、透明カバーによる操作感の変化チェックしてみよう。方向キーと基本4ボタン部分の穴には十分な余裕がある上に、面取り加工も施されている。そのため、キーやボタンを押し込んでも、親指の先が少しだけ透明カバーに触れる程度、十分な操作性を確保している。アナログパッドの操作については、親指の先で操作する場合は全く問題を感じない。ただ、透明カバーとアナログパッドの高さがほぼ同等なため、親指の腹で操作するのは難しくなっている。

 以上のことから、「グリップケースPSP」は、海外メーカーが開発した製品なだけに、手のサイズが大きい人向けの設計になっていると思える。グリップを縮めた状態でプレイすると、手が小さいかたでも快適な操作感を得られるのだが、プレイ中にヘッドホン端子やACアダプタ端子が使えなくなってしまうのが残念なところだ。

PSP下部に並ぶ各ボタンの穴は、面取り加工が施されていない。ボタンを押すときに親指が透明カバーに強く当たるため若干押しにくい

 PSPにグリップ機能を追加するグッズと言えば、当連載第29回で「コンフォータブルリチャージグリップ」をレポートしている。このPSP用グリップは、グリップが下方向に伸びており、据え置きゲーム機のグリップ付きコントローラと同じ感覚を得られるので、持ったときの違和感はほとんど無かった。操作性の向上だけを考えると、やはり「コンフォータブルリチャージグリップ」がオススメだ。

 しかし、「グリップケースPSP」はグリップ機能だけではなく、本体ケースやスタンドとしても利用することができる。また、グリップを畳むという工夫により、コンパクトに持ち運ぶことができるというのも「コンフォータブルリチャージグリップ」には無い嬉しいポイントだろう。

● 液晶画面保護パーツも付属しているプレイオンカバー「シリコンガードPSP」

・「シリコンガードPSP」

    メーカー:ケムコ
    価格:1,050円(購入価格)
    重量:約51g


 「シリコンガードPSP」は、PSP本体にシリコン製のカバーを装着することで、傷や汚れに加えて落下時の衝撃からPSP本体を守ることができるグッズだ。また、液晶画面を保護するプラスチック製のクリアパーツも付属しており、液晶画面への強い衝撃にも耐えることが可能となっている。

◆ 外観をチェック

 「シリコンガードPSP」に付属しているプラスチック製クリアパーツの厚さは約1.8mm。このクリアパーツは、USB端子周辺のネジ穴と、PSP本体下部に引っ掛けているだけなので単体では直ぐに外れてしまうが、シリコンカバーで押さえつけることで固定されるようになっている。

 次に、シリコンカバーを見ていこう。シリコンカバーの表面は、少しざらつきがあるマットな質感。内側は、表面よりも若干滑りにくくツヤがある。シリコンカバーの厚さは場所によって異なるが、大部分は2mm程度の厚みがあり、少々硬さを感じるところだ。

 方向キーや基本4ボタン、アナログパッド部分には穴が空けられている。PSP本体下部に並ぶSTART/SERECT、音量調整ボタンなどはシリコンカバーで覆われ、それぞれに突起が設けられている。また、電源スイッチやヘッドホン端子、UMDスロット部分にも穴が空けられているので、シリコンカバーを装着したままでも、PSPの機能にほぼフルアクセスすることが可能だ。唯一メモリースティックDuoスロットのみが塞がっており、メモリースティックDuoを交換する時にはシリコンカバーを取り外す必要がある。

 「シリコンガードPSP」を装着するには、まず液晶部分をカバーするクリアパーツを被せる。このとき、液晶画面とクリアパーツの背面に付着した皮脂やホコリは、しっかりと取り除いておこう。シリコンカバーを装着するときは、PSP本体の片側を突っ込み、シリコンカバーを引っ張りながら収めていくだけだ。

シリコンカバーは半透明になっているわけでは無いので、PSP本体表面が透けて見えることは無い。ただし、電源ランプやワイヤレスランプ部分にも穴が空けられているため、ランプの状態を確認することはできる。また、スピーカー部分もしっかりと繰り抜かれている
シリコンカバー自体は厚みがあるため伸びにくいものの、UMDスロット部分に穴が開いているのでスムーズに着脱することができる。ただ、シリコンカバーをしっかりと被せても、クリアパーツの一部が露出してしまっているのは少々残念

◆ 実際に使ってみる

 「シリコンガードPSP」を装着したままPSP本体を持ってみると、背面にあるUMDスロット用の開口部に指を引っ掛けることが可能になるため、ホールド性は非常に高くなった。L/Rボタンについては、指がシリコンカバーに触れることは無く良好な操作感を得られる。しかし、方向キーと基本4ボタンは、キーやボタンを押し込んだときに親指がシリコンカバーに強く当たるため、未装着時よりも確実に操作性が落ちている。

 そして、少々問題を感じたのがアナログパッド部分。アナログパッドを操作していると、たまに抵抗を感じることがあった。詳しく調べてみると、プレイ中にシリコンカバーが若干ズレてアナログパッド周辺部のシリコンカバーにたわみが発生し、そこにアナログパッドが引っ掛かっていたのだ。アナログパッドの可動範囲までシリコンカバーで覆われるため、アナログパッド内の穴にチリやホコリが侵入しにくくるのは嬉しいことだが、ゲームプレイに支障がでるのは厳しいところ。もう少し余裕を持たせた作りにしたほうがよかったのではと感じた部分だ。

PSP本体よりも滑りにくいシリコン素材と、背面のUMDスロット用開口部により持ちやすさは向上する
シリコンカバーの方向キーと基本4ボタン周辺部は若干薄くなっているものの、1.7~1.8mmもの厚みがある。特に、方向キー左と□ボタンの入力に関しては、強く押すことを意識する必要があるだろう

 「シリコンガードPSP」は、カバーする範囲を広げるために、方向キーや基本4ボタン、アナログパッドの周辺部の隙間を極限までつめている。また、液晶画面を守るクリアパーツを用意していることから、先ほどレポートした「キャリングケースPSP」と同じくPSP本体を保護することに重点を置いた製品と言える。しかし、その分、操作性が犠牲になっていると言わざるを得ないのが残念なところだ。

● スプリングアクションを使ったスロットイン方式のUMD用ケース「UMDケース」

・「UMDケース」

    メーカー:ケムコ
    価格:1,050円(購入価格)
    重量:約120g


 「UMDケース」はUMDを4枚収納することができるUMD用ケース。その特徴は、スプリングアクションによるスロットイン方式の収納方法を採用しているということだ。UMDをケース内に軽く押し込むだけでガッチリと固定され、スイッチをスライドさせると、スプリングアクションによってUMDが自動的に5分の1ほど頭を出す。UMDの出し入れをスムーズに行なうことが可能となっており、当研究所では取り扱ったことがない新しいタイプのUMDケースである。

◆ 外観をチェック

 「UMDケース」の素材は、先ほどの「キャリングケースPSP」と同様のプラスチック素材。ツヤが抑えられた質感で、手で触ってみるとザラツキを感じる。中央には薄いスモークがかかった窓が用意されており、ケースに収納したままUMDのレーベル面をチェックすることが可能だ。ケースには裏と表の区別が無く、両面とも同様の作りになっている。

 ケースの上部には、4つに区切られたスロットが用意されており、ここにUMDを収納する。各スロットの奥には、バネの力によって反発するプラスチック製のパーツが取り付けられており、このパーツがUMDを自動的に押し上げてくれる。UMD収納時は、各スロットの入り口に設けられた水色のスライドスイッチがUMDを押さえつけ、このスライドスイッチを引くとUMDが露出するという仕組みだ。

ケース本体のサイズは8.3×17.5×1.8cm(縦×横×厚さ)。縦と横のサイズはPSP本体よりもひと回り大きいが、厚さは5mmほど薄くなっている。重さは約120gとなっており、4枚収納のUMDケースにしてやや重量感があるという印象だ

◆ 実際に使ってみる

 それでは早速「UMDケース」にUMDを収納してみよう。収納方法はいたって簡単。「UMDケース」のスロットにUMDを挿入し、スライドスイッチがUMDをロックする位置まで押し込めば良い。抵抗感もほとんど無く、軽い力でスルっと収納することができた。また、スロットの開口部を下に向けて、手の平へ強く叩きつけてみたのだが、UMDはケース内にガッチリと固定されたままであった。これだけのホールド力があれば、持ち運び時の振動で不意にUMDが飛び出すことは無いと言えよう。

 UMDの取り出しもスムーズに行なうことができる。UMDはケースからはみ出ることなく完全に収納されるのだが、スライドスイッチを引くとUMDがカシャッという音と共に1cmほど露出するようになっている。あとはスライドスイッチを引いたままUMDを指で抜き取るだけだ。ここで注意しておきたいのは、UMDを抜き取っている最中に、スライドスイッチを放さないということ。UMDの側面を見てみると、片側に立方体型のくぼみが確認できる。スライドスイッチを放すと、このくぼみにスライドスイッチが引っ掛かってしまうことがあるからだ。

スライドスイッチを引くと、UMDは写真で確認できる位置まで自動的に露出する レーベル面は3分の1程度しか見えないが、どのようなタイトルが収納されているのか十分判別できる

ケースとUMDのあいだに大きな隙間は発生しない
 さて、UMDを収納したケースを持ち運ぶとき、チリやホコリがケース内に侵入するのは避けたいところである。「UMDケース」は、スロットの開口部を塞ぐ仕組みは用意されていないため、UMDを収納していない状態のスロットについては、当然ながらチリやホコリが侵入しやすい。しかし、各スロットはプラスチックの仕切りによって完全に独立しているため、未収納のスロットに溜まったチリやホコリが、他のスロットへ侵入することは無い。

 UMDを収納している場合だが、UMDのレーベル面側には、UMDとケースの間に多少の隙間ができるので、ここからチリやホコリが若干侵入してしまうだろう。一方、UMDの記録面側に関しては、内部の仕切りによってUMDの開口部が塞がれ、隙間もほとんど存在しない。

 以上のことから、「UMDケース」はケース内へチリやホコリが侵入しやすいと言えるが、それらがUMD内まで侵入することはほとんど無いと考えても良いだろう。ただ、UMDを収納する前には、スロット内にフッと息を吹き掛けて、チリやホコリを取り除いておきたいところだ。

友達にUMDを渡すときも、「UMDケース」でエレガントに
 これは「UMDケース」を使ったとき一番はじめに感じたことだが、スプリングアクションによってカシャッ! と出てくるUMDの姿を見ると、ちょっぴり気分が高揚する。UMDを入れ替えるという手順は、少々面倒くさいところでもあるが、そのプロセスに楽しみを感じさせてくれるというのは、ゲームライフに少なからず良い影響を与えてくれるかもしれない。

 そしてもうひとつ。UMDは記録面の一部が露出しているが、「UMDケース」のようなスロットイン方式のケースであれば、UMDを出し入れするときに、記録面へ指が触れるというトラブルは発生しにくい。これは、UMDを扱うにあたって重要なポイントと言えよう。“blackシリーズ”4製品を一気にチェックしてきたが、その中でも「UMDケース」については完成度が非常に高く、是非とも使ってみて欲しい製品である。


 今回は発売日のレポートにもれてしまったDS Lite用フィルターと、ケムコのPSPグッズをまとめてレポートしてみたが、いかがだっただろうか? これからもどんどん登場してくると思われるゲームグッズだが、それぞれのメリットをわかりやすく紹介していきたいと思っているので、今後ともよろしくお願いしたい。



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□モリガングのホームページ
http://www.moritoys.co.jp/
□ケムコのホームページ
http://www.kemco-games.com/

(2006年3月20日)

[Reported by ゲーム環境向上委員会]



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