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ガマニア、「新作プレスカンファレンス」を開催
「飛天Online」ほか、4本の新作オンラインタイトルを発表

3月17日開催

会場:アニヴェルセル表参道

 株式会社ガマニアデジタルエンターテイメントは、3月17日、都内において「ガマニア新作プレスカンファレンス」を開催した。この発表会では現在クローズドβテスト中の「飛天Online」の今後の予定のほか、「Holy Beast Online(曙光Online)」をガマニアが日本で年内に展開することが発表された。

 さらに台湾ガマニアが開発する「仙魔道」、「Bright Shadow」、「富貴達人」の3本のタイトルが紹介された。これらのタイトルも時期は未定ながら日本で展開することが発表された。今回の発表会は日本のガマニアが今後大きな動きを見せることを強くアピールするものとなった。


■ 「飛天Online」はアイテム課金制が決定、占いなどの多様な展開も

 発表会でまず挨拶を行なったのはガマニアCOOの浅井清氏。「弊社がプレスカンファレンスをするのは実は久しぶりです。久しぶりと言うことでスタッフ一同テンションが上がっていまして、今日は内容的にも面白いものが出せると思います。日本でオンラインゲームをリリースするのは難しいな、と思っていたのですが、昨年ぐらいから日本のオンラインゲームのマーケットも本格的に広がってきました。弊社も今年から来年にかけて新作のタイトルをどんどん出していきたいと思っています」と語った。

ガマニアCOOの浅井清氏。今回の発表会で「飛天Online」を含む5本の新タイトルを紹介した
 続いて浅井氏は「飛天Online」の今後のスケジュールを発表した。まず、現在クローズドβテストを実施している「飛天Online」のオープンβテストを4月上旬に行ない、そこから比較的早いタイミングで正式サービスをスタートする。課金モデルは基本プレイ無料でアイテム課金制を採用することが発表された。

 「飛天Online」は先にサービスされている台湾や中国では月額課金モデルを採用している。日本でアイテム課金制を採用したことに関して浅井氏は「MMOというゲームの性格上ずっとゲームを遊べる人もいれば、時間の取れない人もいる。よりユーザーさんのプレイスタイルに合った遊び方を選択してもらえるものにしたいという事でこの方法を採用した」と語った。

 浅井氏の次に登壇したガマニアのオンラインサービス部部長 能島城亮氏はゲームの基本的な要素を説明した。この説明の中で能島氏は日本での「飛天Online」は台湾でのバージョンと比べて、クローズドβテストのバージョンは職業間のバランス調整やスキルの内容が一新されていることを明らかにした。これは他の国に先がけて日本先行で取り入れられている要素であり、今後もスキル使用時のエフェクトなど様々なポイントで“カルチャライズ”が行なわれる。こうした日本独自の要素の導入は今後も積極的に進められるという。

 さらに能島氏は本作の最大のセールスポイントである「宿命システム」に言及。「飛天Online」ではキャラクタ作成時に設定する干支と誕生日によって運が設定され、毎日運勢が変わるほか、プレーヤー間で特別に相性の良い人が近くにいるとハートのゲージが動き、ドキドキという鼓動音が鳴るなど特別な演出が発生し、出会いのきっかけとなる。この中国や台湾の人の生活に密着している「占いを重視する気持ち」を取り入れたものが「宿命システム」である。

 日本ではここからさらに一歩踏み込み、株式会社GT-Agencyの協力により、原宿で約70人の占い師を擁する「原宿占い館塔里木(タリム)」による「東洋占星術」による結果がゲーム内で反映されることになった。

 この後会場に「飛天Online」のコスプレをしたアイドルグループ「Chu!☆Lips」が登場。彼女たちはゲームのキャラクタを再現した衣装を身にまとい編集部に訪れるといったプロモーション活動をしていくという。

「飛天Online」の日本独自の展開を説明するガマニアのオンラインサービス部部長 能島城亮氏 GT-Agency代表取締役、村井智建氏。キャラクタとプレーヤーの生年月日を一緒にすると運勢での一体感も味わえるとアピール アイドルグループChu!☆Lips。今回後列の二人は特別に「Holy Beast Online」の衣装を着て登場


■ “大規模PvP”や“部屋”の実装など開発者が提示するこれからの「飛天Online」

 発表会には開発者である台湾SoftstarのR&D Div. Team3 Assistant Maneagerの劉家源氏による「飛天Online」の今後のアップデートプランを語った。「飛天Online」は韓国のMMORPGを参考にしながらも、台湾のユーザーにアピールするために特に“ストーリー性”を盛り込んだゲームを目指したという。

SOFTSTAR、R&D Div. Team3 Assistant Maneagerの劉家源氏。かなりの日本のゲーム好きなのは、「飛天Online」からも伝わってくる
発表会の後、R&D Div Assistant Vice PresidentのAlex Row氏と今後の展開を語っていただいた
 劉家源氏はプレイステーション 2のみならず、スーパーファミコン、ニンテンドウ64、ゲームキューブ、ゲームボーイアドバンスなど日本のゲーム機を多数所有し、12才の時から20年間日本のゲームに慣れ親しんでいたと言うほどの日本のゲーム好き。自分のゲームが日本のユーザーに楽しんでもらえるのが凄く嬉しいとのこと。

 今回劉家源氏が提示したアップデートプランは、大規模PvPを実現する「GvGシステム」、自分の部屋を持てる「部屋作りシステム」、「進化するペットシステム」、モンスターを飼育することができる「収妖システム」そして多彩な「結婚式」、さらに独特の質感をもたらす「グロー効果」の6つである。

 「GvGシステム」はパーティーを組んでNPCに話しかけることで他に対戦を希望しているパーティーと戦うことができるシステム。戦闘は専用フィールドで行なわれる。戦闘の結果はランキングで表示される。No.1ギルドとなるためにプレーヤー達は戦いを繰り広げることになる。

 「部屋作りシステム」は、「ファイナルファンタジーXI」の“モグハウス”のようなプライベート空間に自分だけの部屋を持つことができるシステム。家具屋から購入した家具や、特別なアイテムを部屋に設置して自分だけの部屋を作ることができる。パーティーメンバーを部屋に招待することも可能で、最大6人まで呼ぶことができる。

 ユニークなのは家具の配置に「風水」のルールが反映されているところだ。家具の配置によりキャラクタの運勢に影響が出る。台湾や中国では「トイレのドアとベッドは同じ向きに配置してはいけない」など風水のきまりは一般的な知識とのことだが、日本ではなじみの薄い風水の要素をどう紹介するかは興味深い。

 「ペットシステム」はペットのレベルが上がることで姿が変わっていくシステムで、現在は台湾では卵から幼生、そしてもう少し育った姿に変わっていたのだが(日本では幼生まで)、ここからさらに成熟した姿に変わるようになる。ペットのスキルや性格は現在のものから大きく増加する。中でも性格は「従順」や「反抗的」、「攻撃的」などアイテムとなっていて、性格アイテムとペットの外見、そしてスキルを組み合わせることで自分だけのペットを育成できるという。

 「収妖システム」ではプレーヤーキャラクタが新しいスキルを獲得することでモンスターを飼い慣らすことができるようになるというもの。さらに仲間となったモンスターを組み合わせることで別なモンスターに進化させることが可能だという。興味深いのは構想段階で「ボスモンスターすら仲間にできる」ということをアナウンスしているところだ。かなり難しい条件が付くと言うが、ボスを味方にしたプレーヤーがどんな強さを持つか、ボスvsボスの戦いはどうなるかなど、期待がふくらむ要素である。

 結婚式は中国の様式を取り入れたものやヨーロッパ式、さらにはファンタジー式など様式が多彩で、グロー効果というのは、「飛天Online」の作品の目指すところである「水墨画のような質感を持った世界」を表現するために取り入れる新たなフィルタだという。

 今回発表されたアップデート要素はあくまで構想段階で細かい部分はまだ今後、というところのようだ。これらの要素はまず台湾に導入され、その後日本に導入されるという。日本向けにはアイテム課金制を考慮した要素も考えられているという。

 R&D Div Assistant Vice PresidentのAlex Row氏は、台湾で「飛天Online」のサービスが開始された時期はまだアイテム課金が大きな流れではなかったが、今後は台湾でもアイテム課金制に移行することも検討中とのことである。日本のサービスをきっかけに「飛天Online」というコンテンツそのものが大きく変化していくという印象を持った。

今回提示された6つのアップデートプラン。これからまだまだ「飛天Online」には新しい楽しさが導入されていく


■ 「Holy Beast Onlin」、「仙魔道」他、これから展開する新コンテンツ

 今回ガマニアが発表した新しいタイトルは「Holy Beast Online」、「仙魔道」、「Bright Shadow」、「富貴達人」の4タイトルである。この内「Holy Beast Online」は本誌でも以前 Taipei Game Show 2006 の「X-LEGEND」ブースレポートでも紹介しているMMORPGだ。

新作タイトルの説明を行なった、ガマニアマーケティング部 マネージャー中島秀樹氏
 この作品は動物から人間に姿を変える種族の住む世界を舞台にしている。プレーヤーは動物の姿でスタートし、強くなることで人間の姿に変身することができるようになる。動物に変身できるというユニークな特徴と共に、毎月追加されるクエストや、城を取り合うGvGシステムなどを取り入れていて、台湾のユーザーの間で評価が高いタイトルである。かわいらしいキャラクタデザインで女性にも人気が高いというガマニアは年内でのサービスを予定しているという。

 サービス時期は未定という前置きで紹介されたのが「仙魔道」、「Bright Shadow」、「富貴達人」だ。これらはすべて台湾ガマニアで開発されているタイトルで、「仙魔道」、「Bright Shadow」はMMORPGで、「富貴達人」は現在台湾ではサービスが開始されているモノポリーを思わせるオンラインボードゲームである。これらのタイトルに関しての情報は後日掲載を予定しているインタビュー記事で紹介したい。

【Holy Beast Online】
X-LEGENDが開発するMMORPG。動物から人間に変身できるのが大きな特徴だ。かわいらしいキャラクタが大きなセールスポイントである

【仙魔道】
台湾ガマニアのオリジナルMMORPGとしてユーザーから期待されている「仙魔道」。ムービーではド派手なスキルが強く印象に残った

【Bright Shadow】
世界初のスクリーンショット公開となる「Bright Shadow」。銃やキャラクタの衣装に大航海時代の雰囲気もある。フィールドの細かい書き込みも注目だ

【富貴達人】
モノポリー風の戦略型ボードゲーム。フィールドの土地を売買することで自分の資産を増やしていくのが目的だ

□ガマニアデジタルエンタテインメントのホームページ
http://www.gamania.co.jp/
□「飛天online」のページ
http://www.gamania.co.jp/domo/
□関連情報
【3月7日】ガマニア、台湾産MMORPG「飛天online」体験レポート
濃厚なストーリーや凝った演出など台湾ならではのギミックに注目
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060307/hiten.htm
【2月19日】Taipei Game Show 2006現地レポート
「曙光Online」、「快閃賽貝」など新作タイトルを展開する台湾メーカー
X-LEGEND、IGS、XtraVisionほか
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060219/tgs_tw2.htm

(2006年3月17日)

[Reported by 勝田哲也]



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