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価格:10,290円(カトレアセット)
「パルフェ -Chocolat Second Style-」は、2005年6月に発売されたPS2「ショコラ ~maid cafe “curio”~」の続編。前作同様、ゲームメーカー「戯画」から発売されたWindows用「パルフェ ~ショコラ second brew~」の移植版となる。移植にあたっては、こちらも前作同様、新キャラ追加や新声優陣など、新しい要素が多数追加されている。 まずは声優陣を一新して再収録。風美由飛役に宮崎羽衣さん、花鳥玲愛役に野川さくらさんを起用しているのをはじめ、稲村優奈さん、中原麻衣さん、千葉紗子さん、新谷良子さんらが担当している。さらにアルケミスト作品ではおなじみとなった「デュアルボイスシステム」も搭載しており、PS2版オリジナルと原作のボイスのどちらでも楽しめる。 テーマソングも新たに収録しており、オープニングテーマは声優ユニット「クローバー」(井ノ上奈々、宮崎羽衣、庄子裕衣、斎藤桃子)の歌う新曲「わからない果実たち」。また、原作のオープニングテーマ、KOTOKOさんの歌う「Leaf ticket」も収録されている。
キャラクタでは、攻略可能ヒロインが2人追加。1人目は原作ではサブキャラだった川端瑞奈で、新規シナリオが追加されて攻略可能になった。2人目は完全オリジナルキャラクタの沢崎美緒。新ヒロインのCGはもちろん、ほかにも原画家・ねこにゃん氏描き下ろしによる新規イベントCGも多数追加されている。
ゲーム内容は、「ブリックモール」にオープンしたメイド喫茶「ファミーユ」の店長・高村仁となって、ヒロインたちとの恋愛を実らせていくという、いわゆる恋愛アドベンチャーゲーム。移動場所を選択することでストーリーが進み、10月の開店からクリスマスまでのイベントの積み重ねにより、その後のヒロインルートが決定する。 本作は前作の「ショコラ」からは、登場キャラクタが主人公からヒロインまですべて一新されているものの、主人公が打倒を目指している「curio」は、実は「ショコラ」の舞台となったメイド喫茶で、ブリックモールにオープンしたのはその3号店。今作ではその「curio」と対決するという、同じ世界のストーリーとなっている。
新規CV:庄子 裕衣 玲愛とともにcurio本店から3号店に派遣されてきたフロアスタッフ。名実ともに玲愛のサポート役で彼女の数少ない友人の1人。住まいは玲愛の部屋を挟んで仁の2つ隣。
素直でさっぱりとした性格だが少々いたずら好き。意外に勉強家で、喫茶店経営については驚くほどの知識を持っている。コンビニ通いが趣味で“コンビニマスター”を自称するほど。将来の夢は自分の店を持つこと。
新規CV:斎藤 桃子 ファミーユに出入りする珈琲豆の卸会社として有名な「沢崎珈琲」の営業。初期のファミーユの頃から仁たちとは付き合いがあり、ブリックモール店立ち上げにも協力する。
若いながら珈琲の知識と技術は超一流で、学生時代にはバリスタの日本選手権で新人王を獲得したほど。男っぽい口調で話す。鋭い観察力と注意力でファミーユを裏からサポートする縁の下の力持ち的存在。のちにファミーユのスタッフとして働くことに。
新規CV:宮崎 羽衣 ファミーユ開店前日に滑り込みで応募してきた新人店員。初対面でも物怖じしないどころか、馴れ馴れしい。ひたすら元気で何事にも前向きな娘で、失敗は多いが、持ち前の明るさとやる気で、失敗も笑って許されてしまうほど。
生まれつき人を惹きつける性格で、ファミーユの看板(名物?)ウェイトレスとなっていくが、仕事中によく鼻歌を歌い出し、注意される。
新規CV:野川 さくら curio本店から派遣されてきた3号店のチーフウェイトレス。ハッキリしたタイプの美人で外面もよく、お客様からの人気も高い。 主人公の店に対して敵愾心を燃やして、何かと突っかかってくる。自分にも他人にも厳しい完璧主義者で、ライバルのはずのファミーユを目の仇にしながらも、理にかなった的確なアドバイスを残していったりする。
あだ名は名前の読み方が似ていることから“カトレア”だが、本人はこう呼ばれることを嫌っている。
新規CV:稲村 優奈 初代ファミーユの頃からのスタッフ。仕事を始めて半年くらいで店が全焼してしまうが、今回、主人公たちを助けるためにバイトに復帰。 以前から主人公が家庭教師をし、現在もお店の休憩時間に制服姿のまま勉強を教わったりしており、「センセ」と呼んで懐いてくる。お店での呼び方は「てんちょ」。
大人しく素直で可愛い性格で、お店のマスコット的存在。しかし、主人公に馴れ馴れしい態度で接する由飛にやきもちを焼いてふくれたり、無邪気に主人公を誘惑するような言動を見せることもある。
新規CV:中原 麻衣 初代ファミーユの開店当時からのスタッフ。実は老舗和菓子屋の娘。ファミーユ随一のマルチプレーヤーで、フロアでの接客も恵麻の菓子作りの補佐もこなす。 外見は一見清楚で落ち着いた大人の女性の雰囲気だが、性格は気さくであけすけ。いつもちょっとどこかずれたようなとぼけた調子で話す。
ファミーユが火事で閉店になったあとは実家に帰っていたが、迎えに行った主人公をこれ幸いと駆け落ち同然に家出し、許婚とうそぶく。
新規CV:千葉 紗子 主人公の3つ年上の義姉。主人公を引き取った叔父夫婦の娘で、主人公の兄と結婚。お菓子作りが趣味で、主人公の兄と2人で喫茶店を開店しようとした矢先に彼が事故で亡くなり、1人でファミーユを切り盛りしようと悪戦苦闘。その店が軌道に乗ったと思ったら今度は火事で店を失うという、不幸の塊のような女性。現在は未亡人。そんな不幸を背負いながらも、笑顔で頑張って生きており、スタッフからも慕われている。 最大の弱点は朝で、低血圧なため寝起きが極度に悪く、機嫌が悪いどころか記憶がとんでいることもある。姓の「杉澤」は結婚した兄の姓、すなわち主人公の旧姓で、主人公の「高村」は恵麻の旧姓にあたる。
主人公は時々地が出て、恵麻のことを幼い頃呼んでいた「ま~姉ちゃん」と呼ぶこともある。
新規CV:新谷 良子 主人公の大学の同級生で、初代ファミーユではチーフを務めていた。現在の喫茶店の方針も彼女のアイディアで、主人公と恵麻も彼女に頼ることが多かった。 頭の回転が良く、ドライな性格で愛嬌はない。「情に流されるとロクなことにならない」が口癖。そのため、美人で仕事もできるのに、お客からの人気は今ひとつだった。
今回のファミーユ復活では、就職活動を理由に1人だけ復帰しない。現在は主人公が大学に行ったときや、本人が来店したときにしか会えない。
(C)GIGA/Alchemist
□アルケミストのホームページ (2006年3月1日) [Reported by 滝沢修]
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