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PS2「SIREN」は、SCE WWS JAPANスタジオが制作し、日本で2003年11月にリリースされたのを皮切りに、全世界で発売されたホラーゲーム。独特の世界観を背景に展開するストーリーをはじめ、リアリティあふれるグラフィック、魅力的なキャラクタ、他人の視覚と聴覚を感じる視界ジャックシステムによる演出など、日本発のホラー作品として世界的にも高い評価を得ている。 また、本作の続編となるPS2「SIREN2」が、2月9日に発売。さらに「SIREN2」をベースにした実写映画「サイレン FORBIDDEN SIREN」が2月11日より、全国東宝洋画系にて公開される。 今回の映画化権の許諾について、SCE WWS JAPANスタジオのエグゼクティブ・プロデューサーで、「SIREN」シリーズのプロデューサーを務める藤澤孝史氏は、「我々が創り上げた世界観やイメージに共鳴し、この度、(GHPの)サム・ライミ氏が新たな『SIREN』をスクリーン上に再構築していくことに対して、チーム一同大いに期待しています」とコメントしている。 GHPのエグゼクティブ・プロデューサーのサム・ライミ氏は、「(『SIREN』シリーズディレクターの)外山圭一郎氏が描いたオリジナリティー溢れるイメージやキャラクタたちが織り成す『非常に不安で呪われた世界』を映画のスクリーン上でも再現していきたいと思います」とリリースの中で述べている。サム・ライミ氏の代表監督作品には、「死霊のはらわた(The Evil Dead)」、「スパイダーマン(Spider-Man)」などのほか、「The Grudge(『呪怨』米国リメイク版)」のプロデュースも手掛けている。
サム・ライミ氏はジャパニーズホラーにも理解を示しているプロデューサーで、積極的に作品化している。今回の発表では、初代「SIREN」の映画化権を許諾したという段階で、映画の内容やスタッフなどは明らかにされていないが、日本を舞台にしたホラーが米国でどのような映画になるのか楽しみなところだ。
□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ (2006年1月25日) [Reported by 滝沢修]
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