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価格:7,140円(通常版
収録は3回に分けて行なわれ、第1回が魔神エトナ役の半場友恵さん、ハナコ役の水橋かおりさん、そして担当キャラクタ非公開の笹本優子さんの3人、第2回はヒロインのロザリンド役の田村ゆかりさんと、再び登場の水橋かおりさん、第3回は主人公のアデル役の緑川光さんが、それぞれ収録にあたっての意気込みや感想などを語ってくれた。 ■ 緑川光さん(アデル)
緑川さん:前向きな熱血青年。叫びました、いっぱい。喉の調子的には良かったので助かりました。 Q. 演じていて楽しかった場面などは? 緑川さん:実は最初、ある現場で子安さんから「ディスガイア」がおもしろいと話をされたので、ゲームを探してプレイしたら、とてもおもしろかった。ゲームをやる前に台本をチェックし始めていて一旦終わったんですけど、ゲームをやり始めて、より世界がわかってからもう1回最初からチェックをやり直したときは、「おお、エトナと絡んでるよ」と“ファンモード”になって、楽しかったです。短期間ですけれども、いろんな見方で台本をチェックすることができて、よかったです。 Q. 日本一ソフトウェアの作品に対するイメージ 緑川さん:タイトルを聞いて、やってないけれどもわかったし、絵が印象的だった。今回は「ディスガイア」しかプレイしてないんですけど、自分なりにいろいろな情報をゲットしたときに、「ディスガイアおもしろい」という話を何人もから聞いたのですが、「ほんとにおもしろいのか?」と疑ってかかったにもかかわらず、おもしろかったです。すごく期待してやったのですが、期待以上におもしろくて、現在もまだやっています。アイテムの世界ばっかり行ってますけど(笑)。 レベル9,999なんてどうやったらいくのかな、と思いながらもストーリーを進めるんですが、アイテムの世界の戦い方がわかってから、地味にはまってアイテムのところにばっかり行ってました。ストーリー的にはまだ5話くらいなんですが、昨日、アイテムのところに行ったら「レジェンド」の1が出て嬉しかった。 Q. アデルの気に入ったところ 緑川さん:アデルはほんとに一貫してますね。自分が信じるというか、こうだと思ったら曲げない。同性としてカッコイイと思います。自分もこうありたいと思います。キャラとしてしょっているものはあるのですが、やっぱり「ディスガイア」の世界なので、それほど重くはないと思います。 Q. ユーザーの皆さんにメッセージを 緑川さん:自分も実際にやったのでわかるのですが、前作をプレイした人はもっと楽しめる出来になっているし、それがけっしていやらしい感じではなくて、今回のメインは立てた上でうまいこと絡ませているなと思います。あと、システムもおもしろくなっているみたいなので、僕個人としてもすごく楽しみにしています。この作品はおもしろいと思うのでぜひぜひプレイしてほしいのですが、「1」からやることをオススメします。こんなおっさんがやってもなんとかやれるので、若い皆さんはすぐに慣れて、この世界にどっぷりはまれることと思うので、やってない方はぜひやってみてください。
ほんとにすごいアイディアの詰まった作品だなと思いました。その素晴らしい作品に参加できて、しかも主役で参加できて嬉しかったです。できあがりを一緒に楽しみに待って、ぜひぜひやりましょう。
■ 田村ゆかりさん(ロザリンド)、水橋かおりさん(ハナコ)
田村さん:すごく簡単に言ってしまうと、今はやりの“ツンデレ(普段はツンツンとつっぱっているが親しい人の前では一転してデレッとするタイプ)”っぽい感じなんですけど、育ちがいいお嬢様なので世間知らずで、わりと目線が上からみんなのことを見ている感じで、いつもツンツンしています。 Q. 収録にあたっての意気込み 田村さん:前作のキャラたちのかけ合いが楽しかったので、そういう楽しさが「2」になってもなくならないようにやりたいと思います。 Q. キャラクタのイラストを見た感想 水橋さん:最初、間違えてエトナの絵をもらっちゃったんじゃないかって思った(笑)。エトナとめちゃめちゃよく似てるな~と思っていたので、設定をよく読んでいなかったときは、エトナの妹なのかと思っていました。実際は“妹”ではなくて“妹分”でした。 田村さん:魔王の娘ということなので、ふわふわした色じゃなくて、黒を基調にしていて「黒いなぁ」と。私が演じる役は、わりと胸がない、ぺたんこな娘が多かったのですが、この娘はそれなりかなと思いました。 Q. 作品全体のイメージ 水橋さん:前作もすごいコミカルな作品だったので、今回もそういう感じになるのかなと思っているのですが、なにぶん主役の2人がすごく大人な感じなので、恋愛っぽい要素も期待できるのかなという印象を持ちました。実際のところは……プレイしてみてください。 田村さん:私は結構まじめな話をしているようでわりとおバカな感じなのかなと思いました。話の本筋自体は、魔王を倒しに行くぞみたいなお話なのですが、キャラクタたちがみんな変わっていて、印象的にはおどろおどろしい感じではなくて、楽しい感じかなと思いました。 Q. ゲームをプレイする人に楽しんでほしいところ 水橋さん:役者が関われる部分はすごくコミカルでおもしろいのですが、反面、ゲームの方が凶悪にやり込みだったりするので、私も前作を遊ばせてもらって、ちょっと家から出ない子になってしまったので、皆さんもそうならないように要注意。でも、きっとはまってしまうんでしょうね(笑)。お話とゲームを両方楽しんでもらえたらと思います。 田村さん:私は台本を先に読ませていただいたときには、○ボタンでシナリオを読み進めていくゲームかと思っていたのですが、先ほど雑誌を見て、やり込み要素が多く、やり込んでいくといろんな楽しいことが起こりそうなので、やり込んで欲しいと思います。ロザリーは意外と弱いらしいので育ててあげてください。 Q. ユーザーの皆さんにメッセージを 田村さん:「前作がとてもとても好きだった方にもぜひ期待していただきたいなと思います。
水橋さん:相変わらずのおもしろい部分はなくなっていないので、やっぱりやり込んでください。でも学校とか仕事には行って下さい。
■ 半場友恵さん(魔神エトナ)、水橋かおりさん(ハナコ)、笹本優子さん(役名非公開)
半場さん:エトナは1作目から出ているキャラクタで、基本的な性格とかはまったく変わらずに前のまま、むしろエスカレート、ちょっとえらくなったみたいな感じ。前の作品をとってからだいぶ時間が経っているのですが、作品自体は1がついこの間だったような話の流れです。いつものように「ぶっころす、ぶっころす、ぶっころす」って言っています(笑)。 水橋さん:日本一ソフトウェアさんのゲームには結構出演しているのですが、一同に会するとかなくてよかったです。いっぺんにみんな出てきたらたぶん痛いです(笑)。もしかしたら、その中の一部のキャラが出てくるかもしれませんが、暖かい目で見守ってください。 笹本さん:……役と……役(編注:役名非公開なのでご本人も声に出していません)をやっているのですが、1からの流れなんですけれど、よりアホ度合いが高くなり、よりはじっこの方に行き、すごくないがしろ度合いが高くて、いつ中心にいけるかな? みたいな感じで、ここはぜひエトナさんに後ろから金のカステーラでも渡して、ぜひ中心に行きたいな、と水橋さんと2人でもくろんでいます。 Q. 日本一ソフトウェアの作品について 半場さん:結構許される範囲が広いので、やりたい放題やれて、私はとても楽しいです。私は前回と同じ役で出ているのですが、すごく生活感のあるセリフをしゃべる子なので、それをそのままやってもOKにしてもらえる。ゲームだと、「もう少しわかりやすい表現で」って言われることもあるんですけど、それもエトナがしゃべってればそんな表現でもいいや、と認めてくれる。「自分が自分が」みたいな感じで楽しくやっているのが、世界観とマッチしてよけいアホらしい感じになるんじゃないかな。私はすごく好きです。 水橋さん:年とともにお笑いというかテンション系みたいな感じになっちゃっている私なのですが、もしかしてその土壌になった作品じゃないのかな。これを見て遊んでいただいて「ああ、この人はこういう人なんだ」って真面目だっていうイメージがなくなりつつある気がします。 笹本さん:前作に関して言えば、フロンのような役ってあんまりなくて、どっちかというとエトナタイプが私は多かったので……「ぶっころす」とかは言わないんですけど……フロンは私にとって珍しくてありがたかった。記憶を持っていかれたりとか、寝てる間にお父さん死んじゃったりとか、意外とダークな話が多くて、仕事として演じるときも、ゲームをプレイするときにも、とても楽しめた作品です。 Q. 前作はプレイしましたか? 半場さん:たぶん自分が出てなかったとしてもやるな、って感じでしたね。結構はまって、もし2が出て、私が出てなかったとしても買うなと思ってずっとやっていました。やり込みが楽しいゲームなので、何周したかなぁ……みたいな。レベルはネタになるくらい上げてました。 水橋さん:当時は私はこたつからはえてたなぁ。もうそこから動かない。前の晩に3食買ってきて、ずっとそれを食べながら動かない、ちょっとしたニート……あの頃はそういう言葉はなかったので、ただのカメさんでした。 笹本さん:(半場さんと水橋さんの)2人はすごいゲーマーなんですよ。私はほんとにゲーム大好きなんですけど、ものすごく下手くそなので、メールで「どうすればいいのかしら?」って出すと「アイテム使いなさい!」とかすぐ返事が来て、その後に「寝なさい!」ってメールで怒られるくらいプレイしていました。ちょっとが2~3時間っていう、止め時がわからないゲームでしたね。 Q. 収録してみての感想 半場さん:自分の中では数年ぶりという気が全然していなくて、最初にキャラクタの声はこんな感じでしたよ、と聞かせていただいても「もう結構です」っていうくらい、自分に染み付いていて。1週間に1回くらいずっとやっていたような気がしているほど、忘れる作品じゃないっていう感じでした。 水橋さん:(前作で演じた)ラハールに関してはちょこちょこと他の作品に出張していたりして、久しぶりという感じはあまりしなかったのですが、やっぱり「ディスガイア」は「ディスガイア」だなと、エトナさんを見てほっとしました(笑)。 笹本さん:久しぶりな感じがしないっていうのがとても不思議な感じがする。さっきも聴いた瞬間に「あ、そうだ」ってすぐに思い出すくらい、染み付いているんですかね。 水橋さん:ゆずの歌詞にあったんですよ。「久しぶりな気がしないのは、それはどっかで同じにおいがするから」って。似てるんですよ2人とも、キャラに。 半場さん:全然似てないですよ。だって“陽気な小悪魔”ですからね(笑)。全然似てない。 水橋さん:さっきもアフレコしているのが漏れ聞こえてきて、「半場さん、やってる~。フリートーク長いな」と思ったらフリートークじゃなくてセリフだったんですよ。 半場さん:ほんとに普通にしゃべっているのと同じノリでしゃべっていて、言わされている感が一切ないです。 Q. 最後にユーザーの皆さんにメッセージを 半場さん:演じている私たち自身もすごく楽しみしていた「2」なので、また腰痛になるくらいお部屋こもって、悪化させてください。 水橋さん:この作品がきっかけで引きこもりになっても、会社を訴えないように。そうなるかはあなたの自由。はまってもはまっても、はまり切れない作品であると思うので、とことんやってみてください。私もやると思います。仕事もします(笑)。
笹本さん:お待たせしました、「2」です! きっとみなさんと同時進行で私は始めるのですが、ほんとに7馬身差くらい離されて、「まだ2話」とか言ってるんだろうなと思うのですが、でもきっと楽しんでいただけることは、お墨付きなので、お父さんやお母さん、ご兄弟やお友達にぜひぜひ広めていってください。
□日本一ソフトウェアのホームページ (2005年11月25日) [Reported by 滝沢修]
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