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価格:未定
PS2用「魔界戦記ディスガイア2」は、2003年1月に発売された「魔界戦記ディスガイア」の続編となるタイトル。シミュレーションRPGの基本システムや世界観を受け継ぎつつ、舞台を辺境世界「ヴェルダイム」に移し、新たなストーリーが展開される。
■ 魔王ゼノンに呪われた「ヴェルダイム」と主人公アデル 「ヴェルダイム」は、もともとは人間を中心とした世界で、モンスターや悪魔はいたものの、人間に多大な被害を与えるようなことはなかった。ところが15年前、魔王ゼノンの呪いにより、人々は魔王に従う悪魔へと姿を変えられ、徐々に人間の頃の記憶と良心を失っていく。そんな中、ホルトト村に住む青年アデルだけは魔王の呪いを受けることなく、完全な人間として生きていた。 ある日彼は、悪魔に変えられてしまった家族に連れられて、契約と召喚の儀式を行なうことになる。召喚の儀式で呼び出された悪魔は、たとえ魔王であっても一方的に契約を破棄できない。では魔王ゼノンを呼び出せば人間に戻ることも可能ではないか? とアデルの母が考えたのである。
しかし儀式で呼び出されたのは、魔王のひとり娘のロザリンドだった。アデルの母の願いが叶うことはなかったが、アデルはロザリンドから魔王の居場所を聞き出す。家族を悪魔に変えられた恨みを晴らすため、アデルは魔王を倒す旅に出る。
■ 登場キャラクタ
本作の主人公。年齢は17歳で、魔王ゼノンの呪いを受けていない唯一の人間である。家族を悪魔に変えてしまった魔王を憎み、自らの命をかけて魔王と戦う決心をする。直情型で熱血漢、一度交わした約束は決して破ることがないという、非常にわかりやすいヒーロー的性格。
魔王のひとり娘で、年齢は17歳。さぞ強いことと思いきや、魔王に溺愛されて何不自由なく育ってきたため、戦闘経験は0。しかもずっと屋敷の中で暮らしてきたため、人間・悪魔の両方で常識が通じない。
前作は主人公ラハールの家来として登場した子悪魔だが、今作では並の魔王を凌ぐ魔力を持つ魔神として登場する。相当な野心家で、伝説の魔王ゼノンを倒し、最強魔王の名を得るためにヴェルダイムへやってきた。しかし一向に魔王が見つからず、そろそろ探すのにも飽きてきているらしい。子供のような外見だが、年齢は1,473歳。
このほか、アデルとともに冒険するキャラクタたちがいる。彼らは「汎用キャラクタ」と呼ばれ、ストーリーには関わってこないが、戦闘に参加してともに戦う。
■ 前作を踏襲した戦闘システム 戦闘は前作同様、クォータービューのシミュレーション形式。マス目単位での移動、コマンド選択による攻撃、ターン制のシステムなど、オーソドックスなゲーム形式は前作と同様。 近くの仲間と一緒に攻撃を仕掛ける「連携攻撃」や、複数のユニットが連続で攻撃してダメージを上げる「コンボ」は今作も健在。前作で最もユニークだった、ユニットを持ち上げて投げるというシステムも、もちろん受け継がれている。
グラフィックスは全面的に作り変えられており、キャラクタは全体的により特徴的に描き直されている。技や魔法の派手なエフェクトも健在で、アクションもより繊細になっている。
さらに今作の新要素として、「裁判システム」が追加されている。ゲーム中でキャラクタが何らかの行動を起こすことで裁判が開廷され、その行動に応じてさまざまな刑罰が下るというもの。どうすれば裁判が起こり、どんな刑罰が待っているのかは不明だが、有罪とされると前科がつき、ステータス画面の名前の横に「前科3犯」などと表示される。
そのほかにも、前作にはなかった謎の行動が見えるスクリーンショットがいくつかあるので、合わせて紹介しておきたい。
本作のキャラクタデザインは、前作に引き続き、原田たけひと氏が担当。さらにイラストレーターのtoi8氏を起用し、システム画面などに表示されるイラストを任せる。原田氏とは異なるテイストのイラストが人気を集めそうだ。
(C)2006 NIPPON ICHI SOFTWARE INC. ※ 画面は開発中のものです。
□日本一ソフトウェアのホームページ (2005年10月11日) [Reported by 石田賀津男]
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