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価格:4,494円
「立志モード」の紹介の前に、今週は先着予約キャンペーンが発表されているので紹介しておく。このキャンペーンでは、「無双」シリーズが今作で10作目となることを記念し、先着10万名までの予約者を対象に「オリジナル猛将メモパッド」をプレゼントする。魏、呉、蜀、他の4種類のデザインがあり、いずれか1つが渡される。プレゼントはなくなり次第終了となるので、欲しい人は早めに予約しておくといいだろう。
■ オリジナルキャラクタでストーリーが展開する「立志モード」 シリーズを通して初めての登場となる「立志モード」は、オリジナルキャラクタを作成してプレイするゲームモード。三国志でよく知られる猛将たちを操ることもシリーズの面白さのひとつであるため、これまではオリジナルキャラクタをうまく生かしたゲームモードがなかった。「立志モード」では、この武将たちの部下になって成長していくという見事なアイデアで、オリジナルキャラクタをゲームに織り込んでいる。
プレーヤーキャラクタは、性別、顔、体型、性格(音声に影響)を選んでエディットした後、上官となる武将を選ぶ。選んだ武将によって、所属国が決定する。
ゲームはまず、君主から次の戦闘の説明がある。これは「無双モード」の概況説明にあたるもので、軍団全体の目標や戦闘での注意点が挙げられる。続いてのブリーフィングで、勝敗条件の確認や装備する武器の選択を行なう。「立志モード」ではこのほかに「個人目標」というものが設定でき、「10分以内に100人撃破」など、いくつか用意されるものから選択する。戦闘で目標を達成すると、キャラクタに成長に使える「ボーナススキルポイント」が得られる。
戦闘時は上官と行動を共にするが、近くで戦闘をしていると回復アイテムを置いたり、号令をかけて攻撃力を上げたりと、プレーヤーのサポートをしてくれる。特にキャラクタが弱い序盤は、武将と離れないように行動することがポイントとなる。
キャラクタが成長していくと、スキルを身に付けられる。攻撃回数が増えるなどの直接的なものもあるが、「立志モード」では味方と連携して弓攻撃を仕掛ける「援護射撃」や、敵の拠点に火をかける「火計」などの計略が追加されている。展開が大きく変わる戦略的イベントはこれまでにもあったが、プレーヤーの意志で部隊を動かせる計略システムは斬新で、タクティカルアクションをうたう本作らしさも感じる。
戦闘終了後は、その結果に応じて、昇進したり、新たな武器やスキルが手に入る。また戦闘で得られる「スキルポイント」を消費して、新たなスキルを獲得できる。さらに新たなエディットパーツが得られることもあり、自宅でパーツを交換できる。
またゲームを進めていると、時々、敵将から味方に引き入れようとする手紙が来たり、軍師から他勢力に潜入する「埋伏の毒」を指示されることがある。ただしこれらは強制ではなく、応じるかどうかはプレーヤーの意志に委ねられている。一生をかけてひとつの国を勤め上げるも、あえて国を捨ててさらに上を目指すも、プレーヤー次第というわけだ。
こうしたプレーヤーの行動は、エンディング時に史書風につづられる。三国志の物語に、自分がプレイしたオリジナルキャラクタが文字通り織り込まれるという、なかなかドラマチックな演出だ。なお、「立志モード」で使用したキャラクタは、エディット武将として登録できる。 (C)2005 KOEI Co., Ltd. All rights reserved.
□コーエーのホームページ (2005年8月29日) [Reported by 石田賀津男]
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