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タイトー、来週発売!! 話題のガン・アクションゲーム
PS2「ツキヨニサラバ」

2月24日 発売

価格:7,140円

 株式会社タイトーは、2月24日に発売するプレイステーション 2用ガン・アクション「ツキヨニサラバ」の最新情報を公開した。

 「ツキヨニサラバ」は、「幻想水滸伝」シリーズのディレクション・企画・シナリオ担当した村山吉隆氏がディレクションを務め、キャラクタデザインには「ARMS」や「スプリガン」などのヒット作を手がけた漫画家皆川亮二氏、音楽には光田康典氏と東野美紀さんのコラボレートを実現したという、夢の豪華スタッフで制作されていることでも話題となっているガン・アクションゲーム。

 そして、もうひとつの話題となっているのが、個性豊かな登場人物とスロー&ストップモーション効果を使ったガンアクションシーン。

 発売を来週に控えた話題作「ツキヨニサラバ」。今回はステージの序盤を通して本作の持つクールな「男の世界」を徹底的に紹介していきたい。


 第一章、第二章の舞台となるのはイタリアの街。3Dで再現されたイタリアの街並みは表通りはもちろん、裏通りに至るまで、細部にわたるイメージがキチンと再現されている。ゲームを楽しめるようにトリッキーな地形となっている街並みは、ガンやスキルを使いこなすことで攻略を進めていけるようにと工夫されている。

【イタリアの街並み】
アパートが建ち並ぶ街角。のどかな風景ではあるが、どこに敵が潜んでいるのかわからない。多くの敵が一斉に登場したら逃げ場がないという意味では、最も危険な場所だともいえるのではないだろうか
下り階段の裏町。ここでは、上と下から挟み撃ちの可能性もある。通常であれば特に問題のない場所ではあるが、足元は階段だけに気をつけないと転んでしまう恐れもある。階段下の開いてるスペースにうまく敵を誘い込むのだ


 第二章では、ジェーダスとクロウの2人は組織の集金係を探すことになる。だが、この仕事は最初からなにか“裏”がありそうで、2人は最初から疑念を感じ取っていた。そして、誰かの差し金としてクロウを狙ってきた刺客「キース・アイヒマン」が登場する。彼の登場で疑念は確信へと繋がった。

 心配するケイコをよそに、ジェーダスとクロウは今回の仕事の裏を取るために独自の行動を開始する。

 クロウが聞き込みを終えたその時、車道から白いスーツに長いスカーフの人物が現れた。その男は車道を横切りクロウの元へと近づいてくる。「俺の名はジョー。この世界じゃ、ライトニング・ジョーと呼ばれている……」

 その直後、ライトニング・ジョーは猛スピードで走る車にひかれた……かに見えたが、その場には彼の姿は無く疾風のごとき素早さでクロウの真横に移動していたのだ。そう彼は、素早い動きを武器とするガンスリンガーであった。

クロウは銃口をジョーへ向けるが、素早い動きに翻弄され、その動作は無意味であった。ジョーはクロウの問いに一笑し問いに答えるつもりはないようだ。その笑いからクロウはロドリコ・ファミリーより大きな組織が動いていると考え始める。不意の登場であったが、ジョーは部下を残しその場を立ち去ってしまう


 危機を脱したクロウはブッチョの射撃場でミズグチと名乗る人物と出会う。彼はクロウを保護機構のエージェントとしてスカウトに来たという。クロウがガンスリンガーであること、組織から命を狙われていることも知った上での依頼であったが、クロウはその要求を断り射撃場を後にする。

 アパートに帰ったクロウはケイコからジェーダスの伝言を聞き、裏町へと足を向ける。裏町までの道中、ライトニング・ジョーの部下と思われる人物達から攻撃を受けるクロウであったがその危機を回避して先へ進むと、突如クロウの目の前にライトニング・ジョーが現れる。

 そして、クロウとライトニング・ジョーとの決戦が始まる。

前回は素早いに翻弄されてしまったクロウであるが、今度は負けはゆるされない。ガンスリンガーの能力をフルに使いライトニング・ジョーを倒すのだ


【ライトニング・ジョー】

 白いスーツを着込んだ伊達男。

 キーツ同様に何者かにクロウを暗殺するために雇われた。暗殺依頼ではあるが挨拶をしてくるなど、クロウを馬鹿にしたような態度を取ってくる。動きの端々に「格好良さ」を求めている(本人は格好良いと思っている動作も周囲から見ると……)。

 ライトニング・ジョーはクロウを倒してその名をあげて有名になりたいと考えている。

 高速移動と雷の能力を持つガンスリンガー。



【第一章、第二章に登場する敵キャラクタ】
【マフィア】 【エージェント】 【コンバットガールズ】
ステージ前半から登場するオーソドックスな敵。武器は拳銃とサブマシンガンを使ってくる。とにかく数が多いので雑魚とはいえ油断は禁物 サブマシンガンやショットガンを使って攻撃をしてくる。ステージ前半から登場する敵ではあるが、序盤にしてはやや強めの印象。特にショットガンは広範囲なので攻撃をくらってしまうことも 銃による攻撃ではなく、ロケットランチャーや手榴弾、火炎瓶などを使って攻撃をしてくる。くらってしまうとダメージが大きい武器ばかりなので、早めに倒すことをこころがけよう



 第三章の舞台となるのはチエーロ・ホテル。このホテルには第三章の中心人物であるパパ・トニーオが潜伏している。トリッキーな作りとなっているホテルの通路や各部屋。狭い空間によって演出された空間は、どこから敵が現れるかわからないといった緊張感を楽しませてくれる。また、ホテルはリアルに描きこまれていて豪華な雰囲気に圧倒されてしまう。

【チエーロ・ホテル】
物陰に隠れやすい広間、逆に隠れる場所が全くない大広間、豪華な絨毯がひいてある通路など、どこから敵が襲ってきてもおかしくない。常に周囲を警戒しながら先へ進むことになる


 ライトニング・ジョーを倒したクロウは、今回の出来事を振り返っていた。パパ・トニーオからの依頼よりさきに組織の集金係が死んでた事実。行く先々に現れる刺客。そしてなによりも、ジュリアーノという男が吐いた「パパ・トニーオの命でやった」との証言。それらのことを考えると今回の事件の黒幕は、クロウの所属する組織「トニーオ・ファミリー」のドン「パパ・トニーオ」しかいない。

 クロウはパパ・トニーオの潜伏先を探すため、ケイコの静止を振り切って1人アパートを後にした。当ても無くパパ・トニーオを探すクロウの前に再び、ケイコが立ちはだかった。

ケイコと言い合いとなったが、クロウの決意は固い。ケイコは諦めてジェーダスの伝言をクロウに伝える。「パパ・トニーオはチエーロ・ホテルに隠れてるって。手下もいっぱいでね」


 ホテルに向かったクロウを迎えたのは、パパ・トニーオの手下であった。激しい銃撃戦の末、クロウはホテルで一番の広間でパパ・トニーオと対面する。

 激しい口論の末、2人は決着をつける為に戦うことになる。が、クロウは対決の直前にパパ・トニーオに言った「年を取りすぎたな、返してもらうぞ!」と。この「返してもらうぞ!」の意味とはいったいなんであろうか? 2人にしかわからぬ過去があるのだろうか。

銃口を向けられたパパ・トニーオであるが、その態度は悠然としている


 そして、第三章ではクロウとジェーダスの関係に新たなる展開が。ジェーダスはスリーパーの能力を持つガンスリンガーであるとジェーダス本人の口からクロウに告げられる。

 スリーパーの能力とは? 今後の2人の関係は? この後、物語は場所を移し新たな展開を見せる!!

【パパ・トニーオ】

 クロウとジェーダスの所属するマフィアの組織「トニーオ・ファミリー」のボス。

 ボスの座に就いてからは、金の力を使い他のガンスリンガーを雇い、ガンスリンガーの「血」を集めるようになった。

 攻撃は片手にマシンガンを持ち乱射する。たまに隠し持っている手榴弾を投げてくるほか、大勢の手下を呼び、援護攻撃を命令することもある。また、パパ・トニーオの特殊能力は、戦闘中に体力を回復すること。戦闘が長引くと不利となってしまう。




 マフィアのドンであるパパ・トニーオが狙うガンスリンガーの「血」とはいったいどんなものなのだろうか。

 ガンスリンガーの能力は、その血に宿るとされている。ガンスリンガーは他のガンスリンガーを倒し、その血を得ることで更なる力を得ることができるとも言われている。

 また、ガンスリンガーの能力を持つ者がその能力を発現させるためにも、ガンスリンガーの血が必要とされている。つまり、ガンスリンガーの血統を持つ者は、他のガンスリンガーの血統を吸収し、能力を自らのものにすることができるという。

ガンスリンガー達が発動させる様々なスキルも「血」のなせる業ということになる


 ゲームは第一章から第七章で構成され、どのストーリー展開もハラハラドキドキの連続でプレーヤーを飽きさせることはない。なぜ、主人公クロウは戦わなければならないのか? ガンスリンガーとは何なのか? ジェーダスとの関係は? アリス・ドラゴンに隠された過去とは? 個性豊かな登場キャラクタが織り成す「ツキヨニサラバ」の世界は、完成度の高い物語として十二分に楽しむことができる。



(C)TAITO CORP. 2004
※画面は開発中のものです。

□タイトーのホームページ
http://www.taito.co.jp/
□ブルームーン・スタジオのホームページ
http://www.bm.ai/
□「ツキヨニサラバ」のホームページ
http://www.taito.co.jp/d3/cp/tsukiyonisaraba/
□関連情報
【2月10日】タイトー、PS2「ツキヨニサラバ」発売記念イベント
アリス役の榎本温子さんのサイン会を実施
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050210/tuki.htm
【2004年11月12日】タイトー、PS2「ツキヨニサラバ」
新キャラクタ“ボリス”と、“ブリットタイム”の基本を紹介
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20041112/sar.htm
【2004年10月1日】タイトー、PS2「ツキヨニサラバ」
クンフー使い「ドラゴン」など新キャラクタを紹介
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20041008/tuki.htm
【2004年9月29日】タイトー、PS2「ツキヨニサラバ」
華麗なアクション満載のオープニングムービーを公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040929/tuki.htm
【2004年9月25日】TGS2004ブースレポート ~タイトー編~
PS2「ツキヨニサラバ」、PS2「トレインシミュレーター」などトークイベントが充実
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040925/tgs_ta.htm
【2004年9月17日】タイトー、時を操るガンアクション
PS2「ツキヨニサラバ」を今冬に発売
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040917/tuki.htm
【2004年9月17日】タイトー、PS2「ツキヨニサラバ」インタビュー
ブルームーン・スタジオ代表/企画・シナリオ 村山吉隆氏
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040917/tukiint.htm

(2005年2月18日)

[Reported by 志賀康紀]


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