価格：7,140円

　株式会社ナムコのプレイステーション 2用フライトシューティング「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー(ACE5)」。TGS2004でプレイアブル出展されているこのタイトル、今月はなんと! 前作「エースコンバット04 シャッタードスカイ(AC04)」に登場した「メビウス1」が大活躍する「アーケードモード」の紹介など、新情報をいくつか紹介する。

■ 「メビウス1が帰ってきたといっとけ!」短時間でアツくなれる「アーケードモード」

【STORY】

メビウス中隊をはじめとしたISAF空軍の健闘もあって、エルジアは降伏勧告を受諾、大陸戦争は終結した。しかし、エルジアの空軍将校を中心とした残党勢力が武装解除要求を拒否、“FREE ERUSEA(自由エルジア)”と名乗り、日増しに抵抗の度合いを強めている。「自由エルジア」は大陸各地の残存勢力に徹底抗戦を呼び掛け、ついには旧軍事工廠(ぐんじこうしょう)を襲撃、多数の兵器を強奪するまでに至った。 　これを受けて本日0330時、ISAF空軍は特別討伐作戦の実施を決定した。先の大陸戦争での戦果を分析した結果、メビウス1の作戦遂行能力はISAF空軍の一個飛行隊に相当するという驚くべき報告が、戦術情報部よりもたらされている。この任務を遂行できるのは、もはや君しかいない。敵はホワイトバレー湾北部の軍港島に拠点を築いていることが判明している。 　「自由エルジア」を武装解除せよ！本作戦のコードネームは「カティーナ」だ。 この作戦の成功を、君に託したい。

「アーケードモード」のタイトル画面

　いきなりストーリー紹介からで申し訳ないが、「ACE5」には、今まで紹介してきた“オーシア連邦”と“ユークトバニア連邦共和国”の間の戦いの最中で揺れ動く“サンド島中隊”の物語があった。これは「キャンペーンモード」のストーリー。そして、今回明らかになったのは、それとは別に用意された“短時間で熱く楽しめる”をコンセプトにした「アーケードモード」の存在だ。冒頭で紹介したのはこのモードのストーリーとなる。

　プレーヤーは前作「AC04」で伝説となったエースパイロット“メビウス1”として、たった１機で敵に挑まなければならない。各面(エリア)には多数の敵機が登場し、設けられた制限時間内に指定された数の敵機を撃墜するとクリア、次のエリアへ進むことができる。各エリアの敵機を倒すと制限時間が加算され、中には撃墜するとミサイルや特殊兵装が増えるものが隠されているという。ミサイルや制限時間はクリアに必要なものはもちろん、エリアクリア時には制限時間の残りに応じてボーナス得点が加算されるものもあるという。自機が墜落したり、ダメージを負って撃墜されたり、制限時間が過ぎてしまうとゲームオーバーとなる。

　また、エリアは全7面で構成されているのだが、プレーヤーの腕前に応じてルートを分岐させることもできる。難易度は様々なので、何度もプレイできるようになっている。いわゆるやりこみ要素だ。

【アーケードモード】
下段の3枚に注目。輸送機を撃破すると特殊兵装の残弾が増加している
STAGE2の様子。基本的に「AC04」と同じMAPだが、クオリティは当然「ACE5」レベルにリファインされている
STAGE3。基本操作は「キャンペーンモード」や「AC04」と共通のもののようだ

■　さらにインタラクティブに生まれ変わった無線

警戒態勢のさなか、僚機から無線が入電してきた

　「AC04」から導入された無線要素。本作でもその収録量をアップさせて登場することは既報だが、さらに、通信相手からの問いかけに応えることができるようになったことが明らかになった。作戦に対しての質問や、まったく関係ない話だったりと、その内容は様々だが、問いかけられたら方向キーで反応してあげることで、さらにリアクションを得られるという新要素。無線に応答しなくても問題はないが、より戦場気分を味わえるという意味では、ぜひ試してみたいと思わせる。

こちらが「はい」と答えた場合
こちらが「いいえ」と応えた場合

■ 今月の新規登場機体を紹介

　50種類以上登場する「ACE5」の様々な機体を順に紹介してきたが、今回は「F-117A」と「MiG-29A」をお披露目しよう。ステルス機ならではの特殊形状がインパクト大の「F-117A」と、対地、対空戦問わず活躍する「MiG-29A」の雄姿をごらんいただきたい。「F-117A」はブラックバージョンも登場するようだ。

【F-117A】
鋭角に突き出た翼と角張った形が独特の雰囲気を持つ戦闘機。敵レーダーに補足されない特殊技術、ステルス性能を取り入れた初めての機体だと言われる。その代償として、様々な機能を省いており、武器搭載量も低く抑えられている。主に偵察など隠密性を要求される任務に就くことが多く、夜間飛行のために(発見されにくくするため)黒くペイントされることもある
【MiG-29A】
機動性を重視した設計で、比較的小型の機体を持つ戦闘機。高い加速性能を持つエンジンを2基搭載しており、対空戦闘はもちろん、対地攻撃にも十分な搭載能力を持つ。滑走路など異物を吸い込みそうな場面では機体下面のエアインテークを閉じて、機体上面左右にあるスリットから吸気するという、この機体独特の仕様が特徴的

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□ナムコのホームページ
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□「エースコンバット」シリーズオフィシャルサイト「ACES WEB」
http://www.acecombat.jp/
□ナムコチャンネルのページ
http://www.namco-ch.net/
□製品情報
http://www.namco-ch.net/acecombat5/
□関連情報
【8月27日】ナムコ、PS2「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー」 世界観が徐々に明らかに
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040827/ac5.htm
【7月29日】ナムコ、PS2「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー」
機体進化、そして待望の空中給油が実現
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040729/ac5.htm
【6月25日】ナムコ、PS2「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー」
ついに僚機操作の詳細が明らかに
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040625/ac5.htm
【5月28日】ナムコ、PS2「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー」
スタッフのコメントつき新画像公開!!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040528/ac5.htm
【5月16日】「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー」スタッフインタビュー@E3
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040516/ace.htm
【5月16日】ナムコ、「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー」E3公開ムービーを掲載
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040516/ac05.htm
【5月15日】【E3 2004ブースレポート】
ナムコブースはプレイアブルタイトルが充実
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040515/nam.htm
【4月16日】PS2「エースコンバット5」動画を公開!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040416/ace5.htm
【4月15日】ナムコ、「エースコンバット」シリーズ公式サイト「ACES WEB」において「ACE5」の動画を配信
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040415/ace5.htm
【3月26日】「エースには誰も追いつけない。」ナムコ、PS2「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー」を発表
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040326/ac5.htm
【2002年10月30日】東京国際CG映像祭に
ゲームクリエイター多数登場
「F-ZERO GC/AC(仮称)」最新映像公開!!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021030/tig.htm

(2004年9月24日)

[Reported by 佐伯憲司]

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