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「エースには誰も追いつけない。」
ナムコ、PS2「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー」を発表

僚機とともに飛ぶA-6E
2004年 発売

価格:未定

「Project ACES」のロゴ
 株式会社ナムコは、かねてより開発が進行していた同社の3Dアクションシューティングシリーズ「エースコンバット」の最新作となる「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー(ACE5)」を発表した。

 制作は前作「エースコンバット04 シャッタードスカイ(AC04)」から引き続いてPROJECT ACES(プロジェクト・エイセス:過去、未来の複数の『エースコンバット』シリーズ、精鋭【エースたち】などを意味する)が担当。プラットフォームはプレイステーション 2。発売日は2004年ということが明らかになっている。

 今回同時に公開となったのは、「ACE5」の世界観と、イントロダクションストーリー、そしてコンセプトワード“Nothing Else Comes Close.(エースには誰にも追いつけない)”。送られてきたスクリーンショットを見てわかることとしては、「ACE5」の重要なポイントとして、「僚機」が存在することが挙げられるだろう。

 前作までにも、自軍の戦闘機がミッションに参加していることがあったが、今回のショットには、明らかに小隊レベル(4機ほど)の編隊が組まれており、おそらく、何かしらの方法によって、彼らに命令を下すことが可能となっていると考えられる。現段階ではA-6E編隊(2機)、EA-18G編隊(2機)、EA-18G(2機)とF-16C(2機)の混成隊、F-14D(3機)編隊が確認できている。

 各部のマーキングやテクスチャの入れ込み具合からみて、戦闘機のモデルを見る限り、確実に前作よりもクオリティは向上しているといっていい。また、背景も詳細はわからないものの、前作よりもさらに、空気感を伝える強烈なビジュアルが使用されている。ただし開発中であることから、今回の画面がどうなるのかはまだ予断を許さないが。

 コクピット画面に関しても、パネルのスイッチ類などが立体に見えることからして、前作よりもさらなる作りこみがなされていることがスクリーンショットからも伺える。

【戦闘機】
EA-18G Su-27 F-14D
HAWK T.1A A-6E


【僚機】
EA-18GとF-16C EA-18G F-14D


【コクピットから見た僚機】
EA-18Gのコクピット F-16Cのコクピット


【ステージ背景】
空母の飛行甲板。 遠くに山をのぞむ海岸地帯 同じく青い海が印象的な島
山岳地帯と小さな町が見える 大都市のビル街


■ 2つの超大国の見えない争いの果てに……

2010年の世界MAP
 「ACE5」の世界には、オーシア連邦とユークトバニア連邦共和国という大海を隔てて相対する2つの超大国が存在する。

 「この2つの超大国は長年の間、常に互いを「仮想敵国」と想定し、世界規模の勢力拡大と軍備拡張を競い合ってきた歴史を持つ。その象徴的な存在として核兵器開発競争が挙げられ、大陸間弾道弾やSDI等にまで発展した戦略の構造は、全世界に巨大な緊張をもたらすこととなった。
 先の大戦(『AC04』の世界で起きた戦いを指すと思われる)以後、両国は経済活動及び文化的交流を柱とした国交改善の道を進める。しかしイデオロギーの相違から市民運動や同盟国間の紛争が絶えず、新時代の世界秩序構築が求められている。
--「Color of The World 2010年4月号増刊「世界情勢の読み方」より抜粋」

オーシア連邦 ユークトバニア連邦共和国


第108戦術戦闘航空“ウォードッグ”のワッペン
 そして物語は、オーシア・ユークトバニア両国間に広がるセレス海の孤島、サンド島の碧く輝く空から始まる。

 2010年、9月23日、オーシア国防空軍第108戦術戦闘航空団、通称“サンド島分遣隊”所属・バートレット大尉率いる飛行中隊は、ランダーズ岬沖合の飛行訓練空域A-7にて国籍不明機の侵入に遭遇、交戦状態へと突入した。
 通信指令室のミスは突然の襲撃を決定的なものへと変えた。バートレット大尉、ナガセ少尉を除く8名の飛行士が、不明機の砲口に散る。人々の記憶から遠く離れたサンド島に、高次警戒配備態勢が敷かれる。
 地上に還った2人に若いパイロットを加え、急遽、小隊が結成された。バートレット隊長、ナガセ少尉、ダヴェンポート少尉、そして、--あなた。

 プレーヤーは新たな編隊の一員として、この世界の空に翼をひらく。

 その翌日、またしてもA-7に国籍不明機が出現--スクランブル。交戦記録は依然として一切を伏せられたまま。物語は大きく動き出す。

 今作のプレーヤーのコールサインは「ブレイズ」。しかし、バートレット大尉につけられたありがたくない渾名「ブービー」が通称となっている。

【CGによるデモシーン】
前作の1枚絵によるストーリーデモシーンから、CGによるムービーに変更になっている


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□ナムコのホームページ
http://www.namco.co.jp/
□「エースコンバット」シリーズオフィシャルサイト「ACES WEB」
http://www.acecombat.jp/
□ナムコチャンネルのページ
http://www.namco-ch.net/
□製品情報
http://www.namco-ch.net/acecombat5/
□関連情報
【2002年10月30日】東京国際CG映像祭に
ゲームクリエイター多数登場
「F-ZERO GC/AC(仮称)」最新映像公開!!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021030/tig.htm

(2004年3月26日)

[Reported by 佐伯憲司]


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