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コナミ、PS2「NEO CONTRA」体験会を
お台場パレットタウンで開催

11月18日 発売予定

価格:7,329円

 コナミ株式会社(開発:コナミエンタテインメント東京)が11月18日に発売を予定しているアクションシューティングゲーム「NEO CONTRA」の先行体験会「ゲーセンに魂斗羅が帰ってきた!」の東京会場分が29日、お台場・東京レジャーランドのパレットタウンで行なわれた。21日に大阪、22日に福岡と開催されてきたこの体験会、9月4日には名古屋レジャーランド大高店でも行なわれる。

 会場には計10台の試遊台が並べられ、体験バージョンの「NEO CONTRA」が自由にプレイできた。現状メニューモードを見る限り、ステージ数は4で、体験版である今回はMISSION1と2がプレイ可能。「魂斗羅」シリーズのお約束である2P同時プレイもでき、子供から大人までが自由にプレイを楽しんでいた。

比較的自由にプレイできたので、ステージラスト近くまで遊んでいる人も多かった
 「NEO CONTRA」は、'87年に業務用で登場した同社のアクションゲームシリーズ「魂斗羅」の最新作。前作「真魂斗羅」は横画面スクロールをメインとし、8方向射撃などシリーズ伝統の硬派な作りで話題を呼んだが、今作は3D化をメインとしたリニューアルが施されている。初代「魂斗羅」である“ビル・ライザー”が復活し、新たなパートナーとなる“柳生・ジャグワァ・玄兵衛”とともにA、B、C3タイプいずれかの武器を駆使して人類の危機に立ち向かう。

 体験版の操作形態だが、左スティックor方向ボタンでプレーヤーの移動、□で通常武器(押しっぱなしで連射)、△でロックオン武器(押しっぱなし中にプレーヤー前方のロックオンエリアに対象物を捕らえるとロックオン、ボタンを離すと発射)、×で緊急回避(方向入力で転がる。方向入力なしでその場で回転)、L1orR1で武器チェンジ(2種類)、L2ボタンで攻撃方向固定(押している間のみ)、R2ボタンでキャラクタ移動固定(押している間はその場に立ち止まり、方向入力で向きだけを変える)となっている。

 また、使用できる武器だが、Type Aが「マシンガン、グレネードボム、ロックオンミサイル」、Type Bが「チャージショット、ファイアーウィップ、ロックオンレーザー」、Type Cが「スプレッドショット、クラシックファイアーボール、ロックオンサンダー」の組み合わせ。前2つがL1、R1ボタンで切り替えられ、最後の1つがロックオン武器(△)として使用できる。

 CGムービーはアニメ「THE ビッグオー」などを手がけた片山一義氏が担当。迫力はもちろん、2人のキャラクタを克明に描き出すスピード感のある映像が収録されている。


■ ゲーム大会では「フェロモンコントラ」こと鈴木あゆさん登場で大波乱!?

大会前にはコナミスタッフによるデモプレイが行なわれ、会場の注目を集めていた
 体験会の合間に行なわれたゲーム大会は、ストック6人でMISSION1をプレイし、そのスコアを争うというルール。ただ、これが単なるゲーム大会に終わらないのが面白いところで、その6人のストックのうち1人のプレイを、「NEO CONTRA」のキャンペーンガール「フェロモンコントラ」である鈴木あゆさんにプレイしてもらわなければならない、という特別ルールが採用されていた。2人め以降、どこでもいいから1ストック分鈴木さんにプレイしてもらわねばならないので、彼女の起用ポイントをどこにするかを考えていた参加者も多かったようだ。

 ちなみに「フェロモンコントラ」というのは、本作に登場するコントラ4人衆の1人で、ゲーム中のフェロモンコントラはプレーヤーにとって敵なのだが……。会場に姿を現した鈴木さんことフェロモンコントラは、右脇には銃を携え、アーミールックに上半身と足にはアーマーをまとったいかにも強そうないでたち。大阪、福岡の2会場でプレイしたこともあり、各プレーヤーのプレイを司会の方と一緒に解説しながら、ゲームのポイントを随所でアドバイスするなど頼もしい活躍を見せていた。

 だが、いざプレイするとなると話は別のようで、ほぼ瞬殺……といったありさま。ただ、彼女が一番緊急回避を使いこなしていたことは間違いない。

 さて、ゲーム大会だが、1回目は2人がクリアを果たすというレベルの高い戦いとなった。2回目は女性が5位に食い込むという大健闘ぶりで会場を沸かせた。大会参加者には「NEO CONTRA」のゲームソフトがプレゼントされたほか、鈴木さんと記念撮影のチャンスが与えられた。また、1位のプレーヤーには鈴木さんのサイン入りグッズもあわせてプレゼントされた。かなりお得なイベントなので、9月4日の名古屋のイベントもお近くの方は足を運んでみてはいかがだろうか?

鈴木さんは解説にプレイにと大活躍。賞品のプレゼンターも務めた


■ 「NEO CONTRA」ミニインプレッション

 会場でわずかな時間だが、記者もプレイできたので簡単なインプレッションをお届けしよう。写真をごらんいただければわかるとおり、俯瞰視点をメインとした今作だが、シリーズプレーヤーにとっては操作面では大きな変更はないため、影響はないように思われる。キャラクタの向きに攻撃できるという操作はダイレクトで、画面構成の違いもあるだろうが、高難易度で前作をリタイアした人にも十分遊べるのではないだろうか。

 3タイプの武器だが、Type Aは万能というかクセのない組み合わせ。連射力の高いマシンガンと、壁でバウンドし、直撃もしくは一定時間で爆発するグレネードボム、そしてホーミングミサイルの組み合わせで使いやすい。Type Bは軌道上に敵を捕らえれば高速に攻撃が可能なチャージショット(いわゆるレールガン。HITするとしばらく球体のような爆風が起こる)と、近距離で振り回すと強いファイアーウィップ(標準的な敵弾を消す効果もあり)、そしてロックオンレーザーという組み合わせになっており、やや使い分けにこだわる必要を感じた。Type Cは広範囲に攻撃できるスプレッドショット、そして回転しながら飛んでいくクラシックファイアーボール、ド派手なロックオンサンダーという組み合わせ。攻撃範囲が広い分連射が利き難いので、早め早めの対処が必要だろう。

 また、ロックオン武器でしか攻撃できない敵(上空の飛行物など)は出現時にあらかじめ警告が表示され、この武器が敵に到達するまでは他の武器での攻撃ができない。敵弾に囲まれないように動ければ理想だが、危ないとおもったら迷わず緊急回避を使うべきだろう。ただ、緊急回避は連続で行なうことはできず、行動終了後にわずかに硬直時間が存在する。

 プレイするときに意識するポイントとしては、L2による攻撃方向の固定をうまく使いこなすことだろう。攻撃範囲のあまり広くないType Aはこれを使いこなして集弾性を上げることで敵を早く倒すことが必要となる。また、他のタイプでも、攻撃方向を固定←→フリーと切り替えることで敵弾回避を重視しながら攻撃を集中させることはとても重要なポイントだと感じられた。今作では8方向に移動することで、多方向からの攻撃が可能なので、自分のやりやすい方向から攻撃が可能なのは非常にありがたい。

 ステージは俯瞰アングルのものから、高速縦スクロール、横スクロール、そして壁面を登ったり、落下中に敵を殲滅したりとバラエティに富んでいる。その分1ステージのプレイ時間は若干長めで、特に初見ではわりと長引いてしまうかもしれないが、敵接触および敵弾接触=1ミスというわりにはストレスなくプレイできた。ステージラストには巨大なボスキャラがおり、形態変化など歯ごたえのあるロボットや巨大生物(?)が登場していた。MISSION 3以降強大なボスキャラの登場が予想されるが、腕に自信のない記者でもMISSION 2まではクリアできたので、広い層に楽しめるのではなかろうか。

(C)1987 2004 KONAMI & Konami Computer Entertainment Tokyo

□コナミのホームページ
http://www.konami.co.jp/
□製品情報
http://www.konamityo.com/neocontra/
□関連情報
【7月29日】コナミ、PS2「NEO CONTRA」体験会「ゲーセンに魂斗羅が帰ってきた!」を実施
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040805/contra.htm
【5月13日】【E3 2004 コナミブースレポート】
「METAL GEAR SOLID 3: SNAKE EATER」人気爆発!
コナミブースは新作タイトルのプレイアブル版がずらり
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040513/kona4.htm
【5月13日】コナミE3プレスカンファレンス レポート その3
「続・ボクらの太陽 ~太陽少年ジャンゴ~」、「NEO CONTRA」、「SILENT HILL4 -THE ROOM-」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040513/kona3.htm

(2004年8月30日)

[Reported by 佐伯憲司]


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