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アイドス、スキンヘッドの殺し屋が活躍するスニークアクション |
価格:6,090円(PS2、Xbox)
オープンプライス(Windows)
主人公「47」のトレードマークであるスキンヘッドと2丁拳銃 |
「ヒットマン:コントラクト」は、デンマークの大手デベロッパーIO Interactiveが開発しているスニーキングアクション「Hitman」、「Hitman 2: Silent assassin(日本語版は「ヒットマン:サイレントアサシン」)」に続くシリーズ最新作「Hitman Contracts」の完全日本語版。同シリーズは、累計で600万本を記録しており、海外で特に人気の高いタイトル。
なお、前作の「ヒットマン:サイレントアサシン」は、9月2日にXbox版がXboxプラチナコレクションとして、9月9日にPS2版がアイドスベストとして発売が予定されている。Windows版は「ヒットマン:コントラクト」に同梱されるため、単体発売はされない。
1作目、2作目に続き、本作でもストーリーは前作とつながっている。主人公「47(フォーティーセブン)」は、神父を救出後、自分の生き方が「殺し屋」しかないことを悟って修道院を去った。そんな彼がパリでの任務に失敗し、腹部に銃弾を受けてしまう。追っ手から逃れ、滞在するホテルに辿り着く。意識が薄れていく中、自らの過去がフラッシュバックしていく……。
ミッションは、ルーマニア、シベリア、ロッテルダム、香港、パリなど、世界各国を舞台にした全12ステージがあり、内容も、敵地へ潜入して誘拐された少女の救出や、マフィア同士の抗争を利用しての暗殺、核弾頭の輸送の阻止など、単なる暗殺ではないさまざまなシチュエーションが用意されている。
主人公が暗殺者だけに、ミッション自体はターゲットを暗殺することが目的となるが、このシリーズの最大の特徴である自由度の高さは健在。ミッションは状況と最終目的だけが示されており、その過程についての条件はほとんどない。敵1人にも気付かれず侵入して、ターゲットだけを殺してもいいし、出現する敵すべてを倒していくという豪快なプレイスタイルをとることもできる。
また、攻撃方法も、拳銃やナイフ、爆弾などのほか、ビリヤードのキューや枕といった日用品をも武器として利用することができる。暗殺においても、遠距離からスナイパーライフルによる狙撃、爆弾による爆破、こっそり食事に毒を盛っての毒殺、特殊ワイヤーで絞殺など、状況に応じてさまざまな手段を用いることができる。
ミッション数の12というのはそれほど多いとはいえないが、自由度の高さがあるために、同一ミッションでも異なる作戦を立てることで何度も楽しむことができる。実際にはその何倍もの数のミッションがあるといっても過言ではないだろう。
ミッションクリア後は前作同様に、ランキングシステムによってミッションの達成内容が評価される。目指すは暗殺者として理想的な“誰にも見つからずターゲットを暗殺”する最高の称号「サイレントアサシン」である。
□アイドスのホームページ
http://www.eidos.co.jp/
□「ヒットマン」の公式ページ
http://www2.eidos.co.jp/hitman_official/
□関連情報
【4月28日】本日到着! DEMO & PATCH
「Hitman: Contract」Playable Demo
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040428/demo0428.htm
【2003年6月30日】アイドス、「ヒットマン:サイレントアサシン」を7月3日に発売
自由度の高さが魅力の大作スニークアクション
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030630/hitman.htm
【2002年11月12日】PCゲームレビュー「Hitman 2: Silent Assassin」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021112/hitman2.htm
(2004年8月25日)
[Reported by 滝沢修]
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