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日本一ソフトウェア、PS2「流行り神」
登場人物とゲームシステムを紹介

8月5日 発売予定

価格:6,090円

 日本一ソフトウェアは、プレイステーション 2用ホラーアドベンチャー「流行り神 警視庁怪異事件ファイル」を8月5日に発売する。価格は通常版、初回限定版ともに6,090円。

 今回は、本作に登場する個性的なキャラクタたちの紹介と、前回のレポートでも触れた「セルフ・クエッション」や「カリッジ・ポイント」などの独特なゲームシステムについて解説する。



■ ゲームシステム紹介

 本作にはいくつかの独特なゲームシステムが採用されている。前回のレポートでも簡単な紹介をしているが、今回はスクリーンショットを交えながら、さらに深く掘り下げて解説していく。



・推理ロジック

 ストーリーを進める中で重要になるキーワードが出てくると、その文字が緑色に光って表示される。このキーワードを集め、組み合わせるパートが「推理ロジック」。キーワードをどう繋ぎ合わせていくかによってストーリーの方向が変化するため、攻略上よりもストーリー展開上で大きな意味を持つパートとなる。

キーワードはただの単語だが、「推理ロジック」はグラフィカルな画面で進められる



・セルフ・クエッション

 ストーリーの要所に差し掛かると、風海が自問自答することによって解答を導き出していく「セルフ・クエッション」パートが始まる。これまでの調査などから自分なりの答えを導き出し、事件の謎を解明していく。

推理が順調に進んでいるときは、左上で青い光が点滅する
推理の方向がおかしくなってくると、赤い光の点滅に変わる



・カリッジ・ポイント

 選択肢の中には、「カリッジ・ポイント」を消費することで選べるものが存在する。これは勇気のいる行動に対して必要なもので、各話ごとに一定のポイントが決められている。どこで強気に出るかも攻略の重要なポイントとなるが、もし全ての「カリッジ・ポイント」を消費してしまっていても、別の選択肢を選べば話は進んでいくので、必ずしも必要になるものではない。

「カリッジ・ポイント」が足りないと選べない選択肢も存在する
「カリッジ・ポイント」を消費して強気な質問をすると、相手の解答も違ったものが得られる



・データベース

 都市伝説や怪談、民俗学などの中には、聞きなれない単語も数多く存在するだろう。このような単語はゲーム内でデータベース化されており、ストーリー上でその単語が出てくるとその部分が閲覧可能となる。

攻略上、直接的に必要になるものではないが、本作をより深く楽しむために欠かせない情報が得られるだろう




■ 登場人物紹介

 都市伝説というテーマを扱う本作には、ストーリーに負けない個性的なキャラクタが多数登場する。今回初めての公開となるキャラクタも含め、彼らの素性を知ることで、全体的なストーリーがつかめてくるはずだ。



・風海 純也(名前変更可能)

 プレーヤーキャラクタで、本作の主人公。警部補という階級ながらまだ若い、キャリア組の刑事。だが単なるエリートではなく、特殊な機関に所属していたという過去を持つらしい。



・小暮 宗一郎

 風海とパートナーを組む乾署の刑事で、階級は巡査部長。屈強な外見に違わず、空手や剣道など、さまざまな武道の心得を持つ。刑事としての経験、また年齢は風海よりも上だが、階級を重んじ、風海を先輩と呼ぶ。しかしプライベートではアイドルの川原ミユキの大ファンで、ファンクラブにも入っているとか。



・犬童 蘭子

 警察史編纂室を我が物としている女性刑事で、風海たちの上司にあたる。日頃は刑事ドラマを「仕事の参考」といいながら眺めるというだらけぶりだが、事件となると目の色が変わり、博識なところを見せる。



・川原 ミユキ

 第零話「チェーンメール」に登場する、国民的人気歌手。そのため外出時は常に赤いサングラスをかけている。自分が連続殺人事件の目撃者だという彼女だが、その真意は知れない。「川原 ミユキ」という名前は芸名で、本名は「服部江利沙」。



・林 奈緒

 第零話に登場する女性だが、素性は知れない。連続殺人事件の犯人は「はっとりえりさ」で、彼女もその現場を目撃しているという。



・霧崎 水明

 第1話の「コックリさん」で登場する民俗学者。高校生自殺事件について助言を求めるために会うことになるが、風海は彼を幼い頃から「兄さん」と慕っているほどよく知る人物。事件についても説話や怪談の面から、その隠れた意味を分析する。



・式部 人見

 第1話で登場する女性監察医。霧崎とは大学時代からの友人だが、彼とは正反対にオカルト的なことは全て否定している。自殺した高校生の解剖を担当したり、「コックリさん」が霊的現象ではないことを証明してみせたりと、事件をあくまで科学的に解明しようとする。



・神山 由佳

 第1話に登場する女子高生。伊藤香織の自殺について何か知っているようだが、それについて答えようとはしない。事件に関わっていることは確かな様子だが……。



・堀川 麻里

 神山と同じ高校に通う、優等生風の女子高生。春から転向してきたばかりで、自殺についてはよく知らないという。しかしクラスメイトが死んでも異常なまでに冷静な態度には、何らかの思惑を感じさせられる。



・山野 恵子

 神山や堀川と教室で「コックリさん」を試していたときに風海たちに見つかる。常に何かにおびえるているような態度を見せる。



・佐々木 規行

 捜査一課の課長で、風海の直属の上司にあたる人物。現場からのたたき上げで現在に至るためか、キャリア組の風海に対しては風当たりが強い。



・長峯 新太郎

 第1話の舞台となる女子高の校長。生徒が自殺しているにも関わらず、あまり堪えた様子もなく、風海たちの訪問に対して不機嫌な様子を見せる。



・野沢 翔太

 第1話に登場する男子高校生で、校舎裏にある「狐塚」で出会う。「狐塚」は2年前に交通事故で死んだ野沢の幼馴染のもので、野沢は彼女のことを今も想い続けている。

(C)2004 NIPPON ICHI SOFTWARE INC.
※画面は全て開発中のものです。

□日本一ソフトウェアのホームページ
http://www.nippon1.co.jp/main.html
□「流行り神 警視庁怪異事件ファイル」のページ
http://hayarigami.com/
□関連情報
【5月21日】日本一ソフトウェア、PS2「流行り神 警視庁怪異事件ファイル」
エンディングテーマ「Phantom」は村田あゆみさん
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040521/hayari.htm
【5月14日】日本一ソフトウェア、PS2「流行り神」初回限定版に
ドラマCDを同梱。都市伝説を10話収録予定
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040514/hayari.htm
【4月26日】日本一ソフトウェア、PS2「流行り神」を今夏発売
都市伝説がテーマのホラーアドベンチャー
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040426/hayari.htm

(2004年6月25日)

[Reported by 石田賀津男]

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