【Watch記事検索】
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【11月27日】
【11月26日】

ナムコ、「ゼノサーガ EPII」続報
新情報が続々公開に!!

6月 発売予定

価格:未定

 発売予定が6月と設定された株式会社ナムコ(開発:株式会社モノリスソフト)のプレイステーション 2用RPG「ゼノサーガ エピソードII [善悪の彼岸](以下EPII)」。今回の「EPII」情報は、M.O.M.O.、そして彼女のモデルとなったサクラ・ミズラヒ、百式レアリエンの生みの親の1人であるユリ・ミズラヒが登場。前作から引き続き、M.O.M.Oの保護・護衛を務めるジギーももちろん紹介しよう。M.O.M.O.の出生に因する人々の関係、葛藤が、本作でついにはっきりするようだ。


■ キャラクタ紹介第3弾は「M.O.M.O.」、「ジギー」、そして「ユリ・ミズラヒ」

○M.O.M.O.

 “ある特殊な知覚”でしか捉えられないグノーシスを観測するために開発された、百式汎観測レアリエンのプロトタイプ。彼女はその深層意識内にヨアキム・ミズラヒ博士の遺産である「Y資料」が封印されており、そのためU-TIC機関から狙われることとなる。

 レアリエンである自分自身に対し、常に懐疑とコンプレックスを持ちながらも、「善行を積んで、父ヨアキムのいる天国へ行くこと」を夢見ている。

・M.O.M.O.の解析作業とY資料

 “Y資料”とは、M.O.M.O.の開発者、故ヨアキム・ミズラヒが残した研究資料のことで、彼女の真相意識の中に封印されているデータのこと。前作においてU-TIC機関と連邦政府がこの資料をめぐって激しい攻防戦を繰り広げたことから、Y資料の重要性が見て取れる。

 今回、このY資料のプロテクトを解除、情報の解析をするために、M.O.M.O.は第二ミルチア、U.M.N.管理センターへ移送される途中だった。ちなみにカナンにはその作業のバックアップ役として協力する命令が出ている。

前作から一番イメージが変化したキャラといっていいM.O.M.O.

○サクラ・ミズラヒ

 M.O.M.O.のモデルとなった少女で、ヨアキム・ミズラヒとユリ・ミズラヒの娘。現在はすでに故人。精神に障害を持っていたため、感情を表すことも話すこともできず、現実世界でのコミュニケーション能力は皆無で、特殊な条件で精神世界にダイブすることだけで会話が可能だった。

  精神内の彼女は、明るく元気な性格であるが、M.O.M.O.のような天真爛漫な明るさではなく、少しおませなお姉さん的性格である。

ヨアキム氏がM.O.M.O.のモデルとした愛娘

○ジギー

 ライフリサイクル法によって生み出された戦闘用サイボーグ。前作も序盤から登場し、活躍した。接触小委員会から対グノーシス百式汎観測レアリエン「M.O.M.O.」の保護護衛の任務を受け、第二ミルチアを目指している。

 生前はカウンターテロを専門とした連警の特務部隊に所属していたが、30歳で殉職後強化素体用に献体され、戦闘用サイボーグとして復職した。過去に、テロにより妻と息子を失った辛い記憶を消し去るために、生体部分を削り続け完全なるロボットになることを望んでいる。

M.O.M.O.を見守る立場のジギー。今回も彼女と共に行動するシーンが多くなる?

○ユリ・ミズラヒ

 連邦接触小委員会(※)、専門委員の1人。現在のM.O.M.O.の保護者でもあり、百式レアリエンは彼女と亡夫ヨアキムによって開発された。ミルチア紛争の元凶となった亡夫を憎んでおり、愛娘に似せて作られた百式レアリエンのM.O.M.O.を疎んでいる。

※接触小委員会

 グノーシス現象に対処するために連邦政府によって設立された研究委員会。ユリを含む7人の専門委員が中枢機能の役割を果たし、それ以外の委員の数を合わせると小委員会といいながらも2,000人あまりにも及ぶメンバーで構成されている。M.O.M.O.の解析作業はこの委員会が中心となって進めている。

・M.O.M.O.とユリの関係

 M.O.M.O.はユリの亡き娘、サクラに似せられて作られた。そのため、ユリはM.O.M.O.を見ると辛い過去を思い出してしまう。M.O.M.O.は第二ミルチアにユリが来ていることを知り、会えることを喜ぶが、ユリは彼女の目を見ることができない。

 ユリに会えることを楽しみに、Y資料の解析作業に望むM.O.M.O.だったが、ユリは駆け寄るM.O.M.O.をかたくなに拒んでしまう。そんな2人を見て、ジギーはユリに「M.O.M.O.をサクラの代わりではなく、サクラの妹として考えられないか」という提案をするが……。

ユリを慕うM.O.M.O.と、つらい過去から彼女を拒んでしまうユリ
U.M.N.管理センター
U.M.N.を管理運営する政府機関。各地に支局があり、第二ミルチアにあるのもその内のひとつ。通常は通信やゲートジャンプの制御や管理、関税等を行なっているが、今回はM.O.M.O.の解析作業の場所として利用される。
※U.M.N.とはウーヌス・ムンドゥス・ネットワークと呼ばれる全宇宙を結ぶ情報ネットワークのことで、空間跳躍や超光速通信などに用いられている。

■ さらなる「協力技」を紹介

 「EPII」で加わった新たな技、「協力技」。今回、資料で判明した「協力技」についての情報をお届けしよう。戦闘中に特定の条件を満たすことによって使用できるようになる「協力技」は、シナリオの進行などによって使用できるようになるようだ。キャラクタによってそれぞれ異なるが、通常1~3つほどの数を習得することになる。したがって、今までに紹介した協力技も10数種類あるうちの一部に過ぎないということになる。

ジギーとKOS-MOSの協力技「クロスフィスト」。熱気と冷気を身にまとい、強力な蹴りを喰らわしたのち、お互いの気で敵を十字に切り裂く
M.O.M.O.とシオンの強力技「バーストヴェール」。2人のキャラクタ性からか、ファンシーというか独特の世界が広がっている。効果のほどはいかに?

■ M.O.M.O.専用? E.S.「ゼブルン」を紹介

 「エピソードII」で登場するメカ、E.S.(イーエス)シリーズ。今回は、「M.O.M.O.」のために調整された「ゼブルン」を紹介しよう。小型で強力な性能を持つE.S.は、専用チューンを施されている機体は、搭乗者の能力を拡大するようなものになっているようだ

 ヴェクター・インダストリー社製複座式E.S.。搭乗者(M.O.M.O.)のエーテル能力をE.S.上で行使できるように調整を施された彼女の専用機体といえる。右腕にエーテル弓、左腕に小型エアッドデバイスを有する。

【スペック】
全高:16m
乾燥重量:19.2t
複座型

E.S.ゼブルン
通常攻撃2タイプ。エーテル弓とエアッドデバイスの効果は?




(C) NAMCO LTD., ALL RIGHTS RESERVED

□ナムコのホームページ
http://www.namco.co.jp/
□モノリスソフトのホームページ
http://www.monolithsoft.co.jp/
□ナムコチャンネルのページ
http://www.namco-ch.net/
□製品情報
http://www.namco-ch.net/xenosaga2/index.html
□関連情報
【1月23日】ナムコ、「ゼノサーガ EPII」続報
シオン、KOS-MOSの新映像が公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040123/ep2.htm
【2003年12月12日】ナムコ、「ゼノサーガ EPII」続報
「第二ミルチア」から始まる
新たなエピソードの一部が公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20031212/ep2.htm
【2003年11月7日】東京国際CG映画祭「TIGRAF」
3日目はゲーム特集
クリエイターの生の声が満載
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20031107/tigraf.htm
【2003年9月26日】TGS2003ブースレポート~ナムコ編~
「R:Racing Evolution」、「塊魂」など
良作が大量プレイアブル出展
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030926/namco.htm
【2003年7月21日】「ゼノサーガ エピソードII [善悪の彼岸]は
Jr.が主役? 限定版も発売決定
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030721/ep2.htm
【2003年7月21日】「モノリスソフト新作発表会」開催
「バテン・カイトス」、「ゼノサーガEPI リローディッド」ムービーが上映される
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030721/namco.htm
【2003年7月18日】ナムコ「ゼノサーガ エピソードII [善悪の彼岸]」発表
詳細は21日のモノリスソフト新作発表会で明らかに?
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030718/x_ep2.htm

(2004年2月20日)

[Reported by 佐伯憲司]


Q&A、ゲームの攻略などに関する質問はお受けしておりません
また、弊誌に掲載された写真、文章の無許諾での転載、使用に関しましては一切お断わりいたします

ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved.