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マイクロソフト、恒例となった「Xbox Live X'mas Party」開催 |
開催場所:六本木ヴェルファーレ
マイクロソフト株式会社は、Xbox Liveユーザーを招待したパーティ「Xbox Live X'mas Party」を六本木ヴェルファーレにおいて開催した。会場ではテクモの期待のアクションゲーム「NINJA GAIDEN」のプレイアブル版が初公開となるなど充実した内容となった。
Live関連のオフラインイベントとしては、Xbox Live開始前夜に行なわれたイベントを皮切りに、3月に「Xbox Live Night 3.19」、6月に「Xbox Live Summer Party」と開催。それぞれかなりの盛況ぶりとなった。毎回、新作が出展されるなど、見逃せないイベントとなってきている。今回は、前夜祭が行なわれたのと同じ会場に戻り「初心に帰って (小出氏)」行なわれた。
今回の目玉はやはり「NINJA GAIDEN」のプレイアブル版の出展にある。ステージに現われた板垣氏は制作状況について「敵の配置は8面まで終了した。全部で16面だが、80%から90%の完成度といったところ」と説明。米国ではなんと50万枚の体験版を配布するということで、かなり力が入っている。今回、会場に出展されたのもこの体験版で、表示される文字もすべて英語となっていた。遊ぶことができたのは1面ということで、かなり爽快にプレイできる内容だった。
まずはユーザーから希望者を募り、ステージ上でプレイして貰うこととなった。ステージでは板垣氏が横につきっきりで解説。アイテムを使った方がいい所やタイミングを指示したほか、ボス戦では武器の変更もアドバイス。残念ながらボスのところでゲームオーバーとなってしまい、板垣氏は「あ~あ、これが終わったらスゴイシーンがあったんですよ」と残念そうに呟いていた。会場には6台の試遊台が並べられたが、常に長蛇の列ができており、プレイするだけで一苦労。それだけ注目されていることの証とも言えるだろう。
会場ではこのほか、ソニックチームの見吉氏が登場。「ファンタシースターオンライン エピソード1&2」が1周年を迎えることについてコメントし、「今後もクエストの配信を行なう」とユーザーには嬉しい発言が飛び出した。
会場には未発売タイトルを初めとして数多くのタイトルが出展されていた。マイクロソフトからは、スノーボード「天空 -Tenku- 2」、ラリーを迫力いっぱいに描いた「ラリースポーツチャレンジ 2」の映像出展、Rareの比較的低年齢層を意識したアクションアドベンチャー「グーリーズ」、「Tom Clancy's GHOST RECON(TM): Island Thunder」などがお目見え。サードパーティからはナムコの「BREAKDOWN」がプレイアブル出展されたほか、カプコンの「auto modellista U.S.-tuned」、セガからは発売間近となっている「ソニックヒーローズ」、「segaGT Online」を遊ぶことができた。
出展ソフトの目玉が「NINJA GAIDEN」ならば、ゲストの目玉はこちらボブ・サップ選手だろう。ゲーム好きで知られるボブ・サップ選手。開口一番「レーシング、シューティング、RPG、ファイティングなどゲームは好きで楽しんでいる。Xboxはグラフィックなども素晴らしく、間違いなく2004年のヒット作となる」と断言。
ユーモア溢れるコメントがボブ・サップ選手の持ち味のひとつだが、2003年はどんな年だったか? の質問に「本当に素晴らしい年だった。思った通りのファイティングができない年ではあったけれど、 (怪我をして休むことで) ビデオゲームに親しめる時間があった。そういった意味でも充実していたね」と切り返して笑いを取っていた。
2004年の抱負については、「2004年はXbox同様、ナンバー1になる」と力強く宣言。年末に行なわれる格闘イベントで曙選手と戦うことになるボブ・サップ選手だが、ステージ上でユーザーを前に「クリスマスプレゼントとして、曙選手に勝つ!!」と宣言。大きな喝采を浴びていた。
「Xbox Championship Vol.3 ~Halo~」の決勝戦については別記事において詳しく解説するが、表彰式にXbox事業本部ジェネラルマネージャの丸山嘉浩氏が登場。「Xbox Championship」の第4回大会が2004年2月から開催されることを明らかにした。第4回で取り扱われるソフトは、テクモの「Dead or Alive 3」。会場から大きなどよめきが起こる中、「夏にかけて40タイトル以上のXbox Live対応ソフトが発売されるので、これからも遊んで欲しい」とアピール。イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。
(2003年12月20日)
[Reported by 船津稔 / Photo by 船津稔、矢作晃]
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