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タイトー、「高橋尚子のマラソンしようよ!」発売記念イベント続々 |
株式会社タイトーは、11月13日に発売されたプレイステーション 2用マラソン選手育成シミュレーション「高橋尚子のマラソンしようよ!」のイベントを都内で行なった。トップボーイ蒲田店ではミスマガジン2001でも有名な中川愛海さんが1日店長として同作品をアピール。またタイトルにもなっている高橋尚子選手も出場した「第25回東京国際女子マラソン」と併催となった「マラソンフェスタ」にも出展した。
「高橋尚子のマラソンしようよ!」は、プレーヤーが陸上クラブを設立するところからスタート。北海道から沖縄まで自分の好きなところに設立し、クラブ名、スポンサーなどを設定し運営していく。選手を育てる一方で、クラブの金銭面も気にしていかなければならない。育てた選手はメモリーカードに記録し、対戦させることもできる。企業買収により独自のシューズ、ドリンクなどの開発まで行なえるなど、なかなか細かいところまで作り込まれている。
トップボーイ蒲田店では、まずは中川愛海さんがソフトを紹介。実は同作品には中川さんが選手として登場する。ゲームではクラブオーナーの出身地とクラブの設立地を設定できるが、クラブ設立地を中川さんの出身地に設定すると所属選手として登場するという。中川さんは「ゲームに出演できて嬉しい。実は『電車でGO!』シリーズが大好きでそちらに出演したかったんですが、時期的に難しくて……」とコメントしながらも嬉しそうだった。
ちなみに中川選手はがんばりやさんということで、“クライマー”のスキルを持っており、坂に強い選手だという。また、同ゲームでは、クラブにスター選手がいるとサイン会の実施や本の出版でクラブの経営が楽になる。中川さんはアイドルということでこの人気の値が高く、そういった点では収入を稼ぎやすく運営も若干楽になるのではないかという。
イベントでは中川さんのデータが入ったメモリーカードでマラソン大会を実施。2度実施され大阪の大会では2位に入賞する健闘をみせた。大会でソフトの紹介を行ないアピールしたあとは、1日店長としてレジ打ちで接客を行なったり、呼び込みなどを体験。まじめにこなしていく姿が印象的だった。最後はサイン会と握手会が行なわれ終了した。
16日には「第25回東京国際女子マラソン」と併催となった「マラソンフェスタ」に出展。「マラソンフェスタ」は大会のスタート/ゴール地点となった東京国立競技場で行なわれたため、多くのスポーツファンでごった返した。会場では若年層を中心に試遊台で遊ぶ姿が見られたが、普段あまりゲームをしないような年輩の人達も“高橋尚子の”というタイトルに引かれて注目していたようだった。
会場ではティッシュが5,000個も配布されたが、アッという間に配布予定数を終了。やはり高橋尚子選手のネームバリューはかなりのものがあるようだ。大会に出場した高橋選手は39km地点で逆転されそういった意味では残念なことに優勝は逃し2位だった。しかしゲームの世界で、プレーヤーの手により選手を育て、より高みを目指してみるのもいいかもしれない。
(2003年11月17日)
[Reported by 船津稔]
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