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世界に羽ばたくマラソンランナーを育成
PS2「高橋尚子のマラソンしようよ!」


2003年11月発売予定

価格:6,800円


実際のテレビ中継を見ているかのようなレース画面
 株式会社タイトーはプレイステーション 2用ソフトとして「高橋尚子のマラソンしようよ!」を発売する。発売予定日は11月、東京女子マラソンに合わせての発売を予定しており、価格は6,800円。

 「Qちゃん」が活躍するゲーム、ということで犬に追いかけられたり、コロッケを食べて体力回復したりするゲーム……ではなく、本作は、シドニー五輪にて日本女子初の金メダルを受賞し、プロのマラソンランナーとして活躍する「Qちゃん」こと高橋尚子選手と、彼女を育て上げた小出義雄監督をモチーフとしたマラソンランナー育成シミュレーションである。

 プレーヤーはマラソンのプロクラブチームのオーナー兼監督になり、クラブチームを運営しつつ、マラソンランナーを育成していく。ゲームの目的は大きく分けて、「最強の選手育成」、「ワールドレコードの達成」、「クラブチームを世界一の規模へ拡大」の3つ。優秀な選手を育成すると共に、クラブチームも拡大をさせていくゲームだ。
 各スポーツクラブ界や他クラブから獲得した選手、そして新人として加入した選手に、練習メニューを課すことで、強いマラソンランナーを育成させていくのだが、最大の問題は資金。プレーヤーはプロ育成と共に一般人も利用しているスポーツクラブを運営している。優秀な選手を育て上げることで、広告やイベントも増えてきて、より有名で会員の多いスポーツクラブを目指していくことになる。

 小さなスポーツクラブが有望株の出現により発展、何人ものスター選手を抱えるクラブになるという感触は、従来のプロチーム育成シミュレーションとは少し違った感触になりそうだ。選手が好成績を収めることで選手の世界ランキングが上昇、招待選手への道が開けるなど、マラソン界独自の感覚も体験できる。
 ミーティングを行なって選手の不満を聞いて悩みを解消させたり、チームで頑張っていた選手が引退後コーチとなることで、才能を伝授させたりなど、チーム運営ならではの「ストーリー」を作っていける。さらに作り上げた選手を他のプレーヤーと戦わせることも可能だ。
 マラソンのゲーム画面はTV中継を再現、独特のゲームエンジンにより展開されていくマラソンシーンは必見。

 話題となった、ポリゴンで再現された高橋選手と小出監督は助言者として、そしてライバルとしてプレーヤーの前に現れる。最強の師弟コンビは、目標でもある。プレーヤーは高橋選手に匹敵するような選手を育成し、世界一の栄誉を手にすることができるだろうか? 

【スクリーンショット】


※画面は開発中のものです
(C) TAITO CORP.2003
開発:株式会社キャビア

□タイトーのホームページ
http://www.taito.co.jp/
□製品情報
http://www.taito.co.jp/d3/cp/marathon/
□関連情報
【2003年06月13日】シドニー五輪ゴールドメダリスト高橋尚子選手が登場する
タイトー、PS2「高橋尚子のマラソンしようよ! (仮)」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030613/taito.htm

(2003年8月12日)

[Reported by 勝田哲也]


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