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メディアクエスト、「IL-2 Sturmovik: The Forgotten Battles」を日本語版で12月11日に発売 |
価格:8,980円
株式会社キッズステーションのゲーム部門メディアクエストは、ロシアのMaddox Gamesが手がけたコンバットフライトシム「IL-2 Sturmovik: The Forgotten Battles」を日本語化して12月11日に発売する。対応OSはWindows Me/2000/XP(Windows 98は動作対象外)で、価格は8,980円となっている。
大戦初期に投入されてドイツ軍に一方的にやられたソ連の複葉機I-153 "Tchayka"。これはフィンランド侵攻の模様か |
日本語版のサブタイトルは「ソビエト攻防戦」。ドイツ軍の爆撃ミッションも数多く用意している |
ドイツ空軍の急降下爆撃機Ju-87スツーカも登場。エアブレーキを引くとお馴染みのサイレン音が鳴り響く |
前作は、ゲームタイトルに「IL-2 Sturmovik」というソ連の名攻撃機を冠していることからもわかるように、対地、対艦ミッションが中心となっていたが、今回はコンバットフライトシム最大の醍醐味である空中戦にフォーカスしている。中でも各航空機の飛行力学の見直しやサーチライトの導入などにより、航空戦のリアリティを格段に向上させている。
戦場も新たにフィンランド、ハンガリー、ウクライナを追加し、独ソ空軍に加えてフィンランド空軍やハンガリー空軍も登場。キャンペーンモードでは、ソ連のフィンランド侵攻戦といった、これまであまりゲーム化されてこなかったユニークなシナリオも多数盛り込んでいる。
操縦可能な機体は、複葉機からジェット機まで89機にもおよび、AI制御機体を加えると優に100機種以上が登場する。これはドイツ、ソ連、フィンランド、ハンガリーの各空軍機以外に、米英機なども含んでおり、さらにファンの要望に応える形で疾風や零戦などといった機体もマルチプレイ用に用意しているためだ。
英語版リリースから9カ月後の発売というのは、日本語版とはいえやや遅い印象は拭えないが、リリース後数回に渡って行なわれたアップデートの内容もあらかじめ盛り込まれており、一発で完全版がインストールできるのは有り難い。戦史ファン、コンバットシムファンには待望の新作といえそうだ。
89機種というとんでもない数の機体を収録している同作。それぞれ機体特性も異なり、コクピットの様相も違う。コンバットフライトシムファンにとっては長く楽しめそうな1本だ |
(c) 2003 Ubi Soft Entertainment. All Rights Reserved. IL-2 Forgotten Battles, Ubi Soft, and the Ubi Soft logo are trademarks of Ubi Soft Entertainment in the U.S. and/or other countries.
□メディアクエストのホームページ
http://www.mediaquest.co.jp/
□「IL-2 シュツルモビク 日本語版」の公式ページ
http://www.mediaquest.co.jp/game_r_il2.htm
□関連情報
【11月18日】メディアクエスト、「IL-2 シュツルモビク」を11月28日に発売
対地戦をメインとしたコンバットシム
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021118/il2.htm
【1月24日】「Il-2 Sturmovik」Playable Demo Ver2.0
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020124/demo0124.htm
(2003年10月8日)
[Reported by 中村聖司]
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