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コーエー、「提督の決断 IV パワーアップキット」を今春発売
戦略爆撃、上陸戦などさらにシミュレート性を強化

今春発売予定

価格:5,800円
(with パワーアップキット 13,800円)


 株式会社コーエーは、第二次世界大戦をモチーフにした艦隊戦シミュレータ最新作「提督の決断 IV」のパワーアップキットを今春発売する。本編は2001年3月に発売されており、実に2年ぶりの登場となる。対応OSはWindows 98/Me/2000/XPで、価格は5,800円。本編とのセット版が13,800円となっている。

海戦シーンはクォータビューによるリアルタイム制で行なわれる。マップは広大だ
仮想シナリオ「幻の八八艦隊」。もし航空機不要論が主流を占めたら? というIFシナリオだ
 「提督の決断」シリーズは、第二次世界大戦における大小の海戦を描いた艦隊戦シミュレータ。最新作「提督の決断 IV」では、太平洋の日米海軍のみならず、大西洋の英独海軍まで登場し、地球上の全海域を舞台にした大戦略を堪能できる。海戦シーンも初のリアルタイム制を採用し、ターン制では得られない瞬間的な判断を要求される内容になっている。

 このようにIIIからIVへは大きくゲームデザインが劇的に変更されており、その結果、なくなったコマンドもあった。そのひとつが地上部隊の上陸。予想どおりユーザーからの要望も多かったようで、パワーアップキットで復活されることになった。そのほか、復活された要素としては戦略爆撃があるが、いずれの場合においても、IVはエリア単位が「基地」ではなく「海域」になっているため、地上部隊の上陸や戦略爆撃は特定の基地ではなく海域に対して投入する形になるようだ。

 そのほかの強化ポイントとしては、「夜間航空機」や「対潜レーダー」などの新兵器の追加、架空シナリオ6本、史実シナリオ4本の計10本のシナリオの追加、オリジナル提督作成機能、ゲームバランスの調整などとなっている。なお、今回の発表はWindows版のみで、PS2版については未定としている。

新兵器バルカンファランクス。開発条件はVT信管の開発。隣の艦艇は、シリーズ初登場のフランス艦艇。ドイツ軍として参戦する

海域をまたいで一方的な攻撃が可能になる戦略爆撃。細かい条件は不明だが、日本軍の苦戦必至のようだ。なお、右の画面はエディットしたオリジナル提督。女性の提督も作成可能なようだ

パワーアップキットで実装される新兵器の数々。これらは実戦に間に合わなかった兵器というより、ほとんどSF兵器に近い。'45年以降の兵器も使えるといったそんな感じだ

(C) 2003 KOEI Co.,Ltd.

□コーエーのホームページ
http://www.gamecity.ne.jp/
□「提督の決断 IV パワーアップキット」の公式ページ
http://www.gamecity.ne.jp/products/products/ee/Rltei4pk.htm

□関連情報
【2001年3月6日】PCゲームレビュー「提督の決断IV」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010306/koeitei4.htm

【2002年12月14日】あの海戦SLGがフル3Dになって鮮やかに復活!  コーエー、PS2版「提督の決断IV」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20011214/tei.htm

(2003年2月27日)

[Reported by 中村聖司]


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ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

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