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PCCW Japan、PS2「闘魂 猪木道」とGBA「闘魂ヒート」 |
会場に設置されていた試遊台。中西選手が(あくまでも中西選手と比較して)小さいコントローラーと格闘しながらゲームを楽しむ姿は、なんとも楽しげで微笑ましいシーンだった |
PS2「闘魂 猪木道 ~ぱずるDEダァーッ!~」は、対戦型アクションパズルゲーム。画面上からふたつセットで落ちてくる魂(たま)を同色でくっつけて消していく。キャラクタデザインを担当したのは、「元祖! 浦安鉄筋家族」でおなじみの漫画家の浜岡賢次氏。アントニオ猪木氏はもちろん、新日本プロレスの現役レスラーたちが実名で登場。「闘魂記念館」モードでは、ゲームをクリアするとアントニオ猪木氏のボイスや動画映像などが楽しめる。12月19日発売予定。
GBA「闘魂ヒート」は、アントニオ猪木氏の格闘遺伝子を受け継いだ小学生「大羽 火人(おおば ひびと)」が、謎のマスクマン「ヒート」となり、新日本プロレスのレスラーたちと戦うプロレス・ライブ・アクションゲーム。ゲームは、状況に応じて適切な選択肢を選んで戦うリアルタイムアクションセレクトシステムを採用。通信対戦モードでふたり対戦も可能。キャラクタデザインは漫画家の島本和彦氏。12月20日発売予定。
両作品とも、アントニオ猪木氏が総合プロデュースを担当。新日本プロレスリング株式会社が全面協力しているなど、どちらもプロレスファンにはたまらない内容となっている。
完成記念パーティーには、総合プロデュースを担当したアントニオ猪木氏、ゲームにも実名で登場する蝶野正洋選手、永田裕志選手、中西学選手、獣神サンダーライガー選手、ヒート選手が出席。リング上で“実在のヒート”として活躍中の田中稔選手は「子供たちに人気がでるといいですね」とコメント。会見の最後に、アントニオ猪木氏は「販売目標は1,000万本!!」と、サービス精神に溢れた強気発言で会場を沸かせてくれた。
同社は、来年以降もアントニオ猪木氏らと新作ソフトの制作を続けていくという。プロレスラーのキャラクタを活かしつつ、プロレス業界、ゲーム業界、そして双方のファンがともに発展していけるようなソフトを提供してくれることを期待したい。
ゲームにも実名で登場する選手たち。リング上とは違い、どの選手も実に気さくでなごやか | ライガー選手(上右写真・左側)いわく「闘魂 猪木道」のイチオシキャラは中西選手。理由は「顔が似てるから。ホントにソックリ!!」って、いくらギャグでもそれはちょっと…… |
(2002年11月21日)
[Reported by 北村孝和]
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