ズー、近未来のSF世界をモチーフにしたFPS
「コードネーム: アウトブレイク」日本語版を4月19日に発売

4月19日発売

価格:8,800円

 株式会社ズーは、エイリアンに寄生された世界各国の正規軍と激しい死闘を繰り広げるSFアクションシューティング「コードネーム: アウトブレイク」の日本語版を4月19日に発売する。対応OSはWindows 95/98/Me/2000で、価格は8,800円となっている。

 「コードネーム: アウトブレイク」は、昨年Virgin Interactiveが発売したSFアクションシューティング。時代設定は近未来の地球で、プレーヤーはウクライナの特殊部隊「Cフォース」の一員として、エイリアンに寄生された世界各国の軍隊を相手に、妨害活動や核使用の阻止、生存者の救出といった多様なミッションに挑戦していく。

 ちなみに「ウクライナの特殊部隊」というあまりにも唐突な設定は、本作に使われているゲームエンジン「Vital Engine ZL」の開発国だからというローカルな理由による。余談だが、ゲームの骨組みとなるゲームエンジンの開発は、完成の見えない米国系最新ゲームエンジンの開発遅延を尻目に、ドイツ、ロシア、ウクライナ、チェコ、ポーランドなどヨーロッパ勢が近年急成長を遂げている。

 現時点ではまだ米国に輸出されるまでには至らないが、GeForce4の発表会で行なわれたデモCodecreaturesがドイツ製だったことからもわかるように、ここ数年のヨーロッパの躍進ぶりは目覚ましいものがある。その一端を担うのが「Vital Engine ZL」だ。

 本作では屋内、野外、浅瀬、水中など、さまざまなシチュエーションにおいて自然な遠近感を実現。グラフィッククオリティそのものは及第レベルながら、アクションシューティングでもっとも重要な要素といえるネットワークプレイでも良好なパフォーマンスと、快適なゲーム性をもたらしている。マルチプレイは最大16人まで対応。ミッションクリアスタイルのFPSが好きな人ならまず間違いなく楽しめる佳作だ。

初公開された日本語版の画面。一般にヨーロッパのゲームは日本語化が難しいというが、表示フォントも含め綺麗に日本語化されている

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□ズーのホームページ
http://www.zoo.co.jp/
□「コードネーム: アウトブレイク」のホームページ
http://outbreak.zoo.co.jp/
□関連情報
【2001年11月16日】ズー、エイリアンとの戦いを描いたアクションシューティング 「コードネーム:アウトブレイク」を12月7日に発売
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20011116/outbreak.htm
【2001年12月5日】本日到着! DEMO & PATCH 「コードネーム:アウトブレイク」体験版
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20011205/demo1205.htm

(2002年4月8日)

[Reported by 中村聖司]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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