「AOU2002 アミューズメント・エキスポ」 |
「麻雀格闘倶楽部(マージャンファイトクラブ)」はメールアドレス(ドコモ対応)を入力できる。メールでさまざまな情報が届くようだ |
ルールはイカサマのない正統派麻雀ゲーム。記録を残すには、磁気読み取り形式の麻雀格闘倶楽部専用カードを購入する。専用カードとオンラインシステムを活用した段位認定システムを搭載。対戦を勝ち抜くことで、段位が上がっていく。攻撃型麻雀だと白虎、速攻タイプだと朱雀など“四神”と呼ばれる神獣にちなんだ称号なども存在するという。
システムブースで配られたカードはロケテストバージョンとなっている |
ひとりで戦い軍資金を貯める「立志編(チュートリアル有り)」と、ネットワークに存在するライバルの城に攻め込む「天下飛翔編」のどちらかを選んでスタート。
ゲーム内容は刀、槍、弓を使い分けて、城内の敵を蹴散らして進む見下ろし型のアクションゲーム。Aボタンが攻撃、Bボタンは少々特殊なダッシュ(ボタンを押して離すとダッシュ開始)となっている。
さらに「壱」から「四」までのカードボタンがある。これで敵が落とすカードを使用できる。カードは「攻」、「守」、「具」の3種類で、竜巻を発生させて敵を倒したり移動速度を上げたりとさまざまな効果がある。城内のマガタマを取れば、その城を陥落させたことになる。メールで「あなたの城が攻撃されています」などの情報も届くという。
2人同時プレイは愛犬を協力育成するモード。タイピングが上達しないと飼い犬に嫌われてしまう |
なわとびなどのミニゲームをこなして愛犬を育成。成犬のデータを「交配」させることで「オリジナル雑種」や「レア犬」も作成すできる。
ショーバージョンでは、ビーグル、チワワなど8種類の犬が選択可能となっていた。今秋に予定されているバージョンアップ(全国オンライン化)では、犬種は30種類以上になるという。土佐犬(予定)を鍛えて全国最強の犬を狙ってみる、というプレイもできるようになると面白そうだ。
メダルゲームの通信対応タイトルは「モンスターゲートII」と参考出展作品の「トーナメントマスター」のふたつ。「モンスターゲートII」は好評稼動中の「モンスターゲート」の続編。メダルを投入してダンジョンを探検するシステムはそのままに、さまざまな新キャラクタや新アイテムが追加されている。前作同様、専用カードでデータの保存が可能だ。
「トーナメントマスター」は、上位に入賞することでメダルの配当がもらえるゴルフゲーム。一打ごとにライフが減り、フェアウェイ、グリーン以外のところに止まってしまうと大幅にライフが減る。ライフが0になるとショットが打てなくなるので、メダルを投入して回復をはかることになる。エントリーカードを購入すれば、キャラクタデータの保存やオープントーナメント(対人戦)に出場できるようになる。
新しいプレーヤーキャラは「見習い」。3回までは死んでもコンティニューできる初心者向けのキャラクタ | パワーゲージでショットを行なうポピュラーなゴルフゲーム。とっつきやすいシステムなのがありがたい |
最大10人までプレイできるシート。磁気カードで愛馬のデータを保存できる |
実名で登場する名馬やジョッキーの膨大なデータ量は競馬ファンを唸らせるボリュームだ。このほかマスメダル機では「FORTUNE ORB」、「MARINE SHOOT」、「LIONFEVER」などが出展されていた。
体感スポーツゲームでは「ナイススマッシュ!」、「ハワイdeゴルフ」、「マーシャルビート」が出展されていた。「ナイススマッシュ!」は、ラケット型コントローラでプレイする3Dテニスゲーム。実際のスイングを筐体下部のセンサーが感知し、スマッシュやボレーなど球種を打ち分けることができる。画面へ向かって球を打ち返す感覚は、本物のテニスそのもの。立ち位置もチェックされており、プレーヤーはフットワークを駆使して球を追いかける必要がある。まさに本格派テニスゲームといえる。プレイするだけでも相当な運動量になりそうだ。
参考出展作品の「ハワイdeゴルフ」は、クラブグリップ型コントローラを使用するゴルフゲーム。地面と正面にモニターがある2画面構成で、ゴルフボールを見ながらコースを確認するといった具合になる。このゲームも先ほどの「ナイススマッシュ!」同様、体を動かすタイプのゲーム。大勢(最大4人)で遊べば、ゴルフコンペをしている気分に浸れるかもしれない。
プレイステーションでも発売された「マーシャルビート」は、音楽と武道をミックスした「体汗」武道アクションゲーム。画面に表示される動きに合わせて、蹴りや突きを繰り出す。トレーナーの模範演技は、文字どおりビシッと決まっていた。「マーシャルビート」も大勢でプレイしたほうが盛り上るタイプのゲームのように思われる。
ムキムキのインストラクターに囲まれて、はじめての「MARTIAL BEAT」。運動量は「DDR」を越える!? | 見よ、この豪快なスイングを! 体感ゲームもついにここまできたか、と感心させられる | 軽く押し出すように打てばロブ、フルスイングすればしっかりスマッシュで打ち返せる |
ドライブは「エックストライアルレーシング」を出展。四輪駆動マシンによるダイナミックな走行が楽しめるゲームで、ウイリー走行や片輪走行、ジャックナイフといったトリッキーなアクションは4WDならでは。さらに、約6万ものコースを設定する自動生成モードの搭載されている。
「エックストライアルレーシング」の横には、参考出展作品のビリヤードゲーム「Perfect pool」が出展されていた。こちらは海外での発売が決定している。
「飛ぶ」、「跳ねる」、「転がる」という既存のドライブゲームには当てはまらない「エックストライアルレーシング」 | 本物のキューで打てるビリヤードゲーム。海外での発売は決定済みだが、国内に関しては参考出展となっている |
音楽ゲームは、定番人気シリーズの最新作が一挙に公開されていた。曲数の追加はもちろん、「TaQ」氏や「Akira Yamaoka」氏など有名アーティストの復帰、人気バンド「SEX MACHINGUNS」の起用などライセンス曲も充実しており、インターネットランキングにも対応している。どのシリーズもファンを納得させる要素が多数追加されている。
総楽曲数は100曲以上。鬼と呼ばれる新モードが搭載された「DDRMAX2 DanceDanceRevolution 7thMIX」 | 洋楽、邦楽ライセンス曲を含む新30曲が追加された「drumMania 6thMIX」。ビジュアル面もパワーアップ |
ロングランの7作目「GUITAR FREAKS 7thMIX」。第2回日本一決定戦の開催が告知されていた | IIDXシリーズの新作「beatmaniaIIDX 7thstyle」。段位認定モードが追加された |
(2002年2月25日)
[Reported by 福田柵太郎]
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