「AOU2002 アミューズメント・エキスポ」 |
現状ではガンダムのFPS視点で展開する3Dムービーに、プレーヤーが干渉できるインタラクティブな要素を付け加えたというのが正直な感想。まだ試作機だけに、先々どう変わっていくかが期待される |
釣り舟を模した筐体に乗り、水面に浮かぶカプセルを釣り竿型のキャッチャーで取るゲーム機。制限時間内であれば、何回でもチャレンジできる。
コインを入れると搭乗部が上下に動くなどなかなか雰囲気が出ているものの、身体が動かないほうが景品を取りやすいせいか、竿だけ持って真剣に景品を狙う人の方が多かった。
ミニチュアの釣堀といった風情。雰囲気も含めて楽しむなら、やはり搭乗部に座って遊ぶのが一番だろう |
■ タイトー
● 「ライジンピンポン」
体感卓球ゲーム。プレーヤーはセンサーを内蔵したラケットを持ち、スイングしてピンポン球を打つ。使用する面はフォア、バックのどちらでも可。振り方次第で、左右の打ち分け、カット、ドライブ、スマッシュなどの変化がつけられる。
ゲームモードは1人用の「ストーリーモード」と、2人用の「対戦モード」がある。「ストーリーモード」では、ビルの屋上など街中のさまざまな場所で“ストリートタッキューバトル”を行なう。
ブース横のステージでは、卓球の実演というデモンストレーションも行なわれていた |
■ サミー
● 「ギルティギア XX」
対戦の模様を熱心に見入るギルティフリークたち |
熱心なファンを持つタイトルということもあり、ブース内の対戦筐体は常に一定のひとだかりができていた。
■ ユウビス
● 「ジー・ストリーム」
パワーアップの方法やボスキャラの弾が描く軌跡などに特徴がある |
一見すると普遍的なシューティングに見えるが、パワーアップの方法が少々変わっており、画面左下にある空欄の埋め方でショットが変化する仕組みになっている。
また、ボスキャラの攻撃も弾が一度ボス側に戻るなど、細かい部分で他のゲームにはない変化をつけようとする意図が汲み取れる。
極端に目を惹くような奇抜さはないが、そのぶんグラフィックや操作性から“堅実”な作りという印象を受ける。
■ エイブルコーポレーション
● 「メタルスラッグ4」
最新作は4人から好きなキャラクタを選んでプレイする |
繊細なグラフィック、キャラクタの動作、細かな演出など、シリーズの持ち味をそのまま生かした作りになっている。ビデオゲームの出展数そのものが激減している現在、ある意味“古典的”ともいえるアクションゲームの存在は稀有ともいえる。
最新作でありながらも、どこか“懐かしさ”を感じさせるタイトル。
□AOUのホームページ
http://www.aou.or.jp/
□ニュースリリース
http://www.aou.or.jp/expo/
□関連情報
【2月22日】「AOU2002 アミューズメント・エキスポ」開幕「ガンダム・パイロット・アカデミー(仮称)」など大型筐体に注目
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020222/aou01.htm
【2月22日】「AOU2002 アミューズメント・エキスポ」ブースレポート(セガ編)
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020222/aou02.htm
【2月22日】「AOU2002 アミューズメント・エキスポ」ブースレポート(ナムコ編)
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020222/aou03.htm
(2002年2月22日)
[Reported by 北村孝和]
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